本日はマインドフルネス瞑想の入門をテーマとして記事を構成していきます。
マインドフルネス瞑想とは仏教の瞑想方法を土台としていますが、宗教色を排しています。欧米では心のエクササイズとして、特にビジネスシーンにおいて広まりつつあります。
特にマインドフルネスのブームを後押ししたのが、脳科学の研究結果です。近年、開発されたfMRIという脳のMRIによって、マインドフルネス瞑想によって脳が大きく変化をしていくという事が立証されてきたのが大きく影響しています。
現在、日本でもマインドフルネスがブームとなってきつつあります。そんなマインドフルネス瞑想の基本的な部分についてお伝えして行きます。
Ⅰ.マインドフルネス入門
マインドフルネスとは今この瞬間に意識を向け続けて行く心の状態の事を指します。元来、私たちの思考は過去や未来ばかりをさまよう性質を持っているのです。しかし、過去や未来といった思考は現実ではありません。極論をいうと脳の中の想像に過ぎないのです。唯一の現実は今この瞬間にしかありません。
いまこの瞬間にこそ私たちの思考に縛られない本当の現実があるのです。今この瞬間に意識を向け続ける事で、初めて未来や過去の不安や恐怖に縛られていた心が解放されて行くのです。
下記の記事はマインドフルネス入門としておすすめの記事となります。今この瞬間に意識を向け続ける事の重要性についてコラム形式でお伝えしています。
Ⅱ.マインドフルネス瞑想の効果
fMRIという脳のMRIを撮影できる医療機器が開発された事で脳科学の世界に革命が起こりました。それまでは脳は人間にとってのブラックボックスであり、脳の変化についてはまったくわかっていなかったのです。
信じられない事に今からほんの数十年前までは脳に可塑性(かそせい)はないと考えられていたのです。可塑性とは使う部分の機能は向上し、使わない部分の機能は衰えるといった事です。
脳は成人してからは衰える一方だと考えられていたのです。しかし、現在の脳科学の研究からは脳は鍛えれば鍛えるほど変化する事がわかって来たのです。
マインドフルネス瞑想を行い続ける事により、脳は変容を遂げて行きます。具体的には長期記憶の要である海馬が大きくなり、神経細胞の集まりである灰白質の体積を増やし、感情をつかさどる偏桃体は減少して行った感じにです。
下記の記事ではマインドフルネスの効果を具体的にお伝えさせて頂きました。ご参考下さい。
Ⅲ.マインドフルネス瞑想入門-私の瞑想体験談
私のマインドフルネス瞑想の体験談になります。毎日起床時に1時間、就寝前に1時間のマインドフルネス瞑想を行っています。下記の記事では実際に瞑想をやり続けていて感じた変化をお伝えさせて頂きました。マインドフルネス瞑想入門の記事としておすすめです。
Ⅳ.マインドフルネスおすすめ本
マインドフルネスを理解しようと思っても初めに大きな壁にぶつかります。マインドフルネスと言ってもどこから理解すればいいのか?と・・・
下記の記事では自身がマインドフルネスを理解するのに大きく役立った本を紹介させて頂きました。これらの本を読む事でマインドフルネスに関しての理解はより深くなっていく事でしょう。
Ⅴ.マインドフルネス瞑想法-アーナーパーナー
アーナーバーナーとはブッダも行っていたマインドフルネスの呼吸法です。鼻の穴から上唇までの部分に意識を向けてただ呼吸を観察して行くだけという瞑想法なのですが、集中力を強化するのにとっても効果の高い瞑想法なのです。マインドフルネス瞑想の入門的な呼吸法になります。
下記の記事ではアーナーパーナーの具体的なやり方をお伝えしています。
Ⅵ.マインドフルネス瞑想法-慈悲の瞑想
慈悲の瞑想とは世の中のすべてに感謝の意識を向ける瞑想法です。この瞑想法を行うと脳内から幸せホルモンであるオキシトシンが大量に分泌されて来ます。慈悲の瞑想を行う事で幸福感がもたらされてくるのです。
下記の記事ではそんな幸せホルモンオキシトシンの効果・効能について詳しくお伝えさせて頂きました。また、慈悲の瞑想のやり方に関しても具体的に書かせて頂きました。
まとめ
いかがでしたか?
本日はマインドフルネス瞑想入門について書かれた記事を紹介させて頂きました。
マインドフルネスという言葉はとっつきにくい感じがしますよね。でも、実際はそんなに難しいものでもないのです。
お手軽な心のメンテナンス法という認識でマインドフルネスを日々の生活に取り入れて行くと、きっとその効果は次第に表れてくることでしょう。
今回の記事をきっかけとしてマインドフルネス瞑想に興味を持っていただけたら幸いです。
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