マインドフルネス瞑想法!仏陀も行っていたアーナーパーナー

瞑想のやり方と体験談

最近マインドフルネスという言葉を様々な場所で耳にする機会が多いのではないでしょうか。

マインドフルネスとは簡単に言うと、『今この瞬間に意識を向けること』です。

達は普段、今この瞬間に意識を向けているようで、向けていません。

身体は今にいても頭は過去の経験や未来の出来事ばかりに意識が向いている状態が通常です。

そうなると、過去の未来の事ばかりで頭がいっぱいいっぱいになってしまいます。

『今この瞬間に意識を向けること』が出来れば、いっぱいいっぱいになった頭を休め、整理することが出来てきます。

結果、脳の機能が向上したり、ストレスが緩和されたりする効果があるのです。

本日は『今この瞬間に意識を向ける』ための、マインドフルネス瞑想法をお伝えして行きます。

この記事を書いた人

こんにちは、自己実現ラボの坪井一真です。私は国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)資格を持つプロのコーチとしてビジネスパーソンやアスリートのコーチングに従事しています。

また、1日10時間の瞑想を10日間、誰とも話さずに行うヴィパッサナー瞑想を5回も経験し、個人的な瞑想時間は累計で4000時間以上

これらの経験から得た知識や洞察を基に、自己実現ラボではセルフアップデートをメインテーマに、読者がその日から変化できる内容をお届けしていきます。

私のコーチとしての経歴について詳しくはCTIのコーチ紹介ページからご覧ください。

□シードコミュニケーションズ株式会社代表
□国際コーチ連盟認定資格 Professional Certified Coach(PCC)
□米国CTI認定CPCC®(Certified Professional Co-Active Coach)

自己実現コーチ 坪井一真をフォローする

マインドフルネス瞑想法が今の時代に必要とされている理由

過去の失敗や未来の不安に心が捉われてしまい、今この瞬間と言う現実を不幸で満たしてしまう事を、仏教用語で業(カルマ)と言います。

特に現代人は唯一体感出来る今この瞬間よりも、過去や未来ばかりに意識が向かい苦しみにもがいているのです。

今この瞬間と仲良くなるということは、カルマからの解放を意味します。

呼吸は過去に行ってすることも、未来に行ってすることも出来ません。今この瞬間にしかすることは出来ないものです。

マインドフルネス瞑想法は今この瞬間にしか出来ない、呼吸に意識を向け続けることで、今この瞬間に強烈にスポットライトをあてていきます。

呼吸を通して今を感じることで、過去や未来に捉われていた心が解放されて行くのです。

その結果として、ストレスが劇的に緩和されて行きます。

マインドフルネス瞑想法アーナーパーナー

アーナーパーナーとはブッダが悟りを開いた瞑想法ヴィパッサナー瞑想におけるマインドフルネス瞑想法です。

アーナーパーナーを行うと、『今この瞬間に意識を向けること』が出来ます。頭の中で考えている様々な思考がクリアになり、自分の中に静寂なスペースが広がって行くことが実感できていきます。

そして、次第に自らのうちにある安らぎを感じ、意識は明晰になり、集中力が飛躍的に高まって行きます。

マインドフルネス瞑想法アーナーパーナーのやり方

アーナーパーナーのやり方は簡単です。

あなたの鼻の穴から上唇までの台形部分に意識を集中してみて下さい。そして、鼻の穴から出る呼吸に意識を向けて下さい。

台形の部分で呼吸の強さや湿度、温度などといった感覚にすべての意識を向け続けて行くのです。

この時、大切なことは自然な呼吸を観察することです。呼吸を意識的に強めたり弱めたりすることはせず、意識的に呼吸を台形の部分で観察していくことが大切です。

たった、マインドフルネス瞑想法アーナーパーナーのやり方はたったこれだけです。

の場合は、この呼吸法を繰り返し瞑想を行っています。瞑想を行う時は目をつぶり胡坐をかきながら行っています。

また、瞑想以外にも心がざわついたり、今にいないなと感じた時は目を開けながらでも気付いた時に頻繁に行っています。

私の瞑想体験談-1年半で1500時間以上し続けた結果と効果では、ヴィパッサナー瞑想を通しての効果・効能を書かせていただきましたが、アーナーパーナーの効果も同じです。もしご興味がありましたらご覧下さい。

マインドフルネス瞑想法は観察を通して気付きを得る

観察を通して気付きを得る事で自分自身の思考を制御する力を養っていけます。

瞑想時にマインドフルネス瞑想法アーナーパーナーを行って行くと、頭の中に様々な雑念が湧いてくることでしょう。

  • 「今日の夕飯なんだったかな?」
  • 「課題を提出しなくちゃ」
  • 「明日の待ち合わせは何時だっただろう」

思考は常に何かを考えていたいため、今この瞬間に留まることを苦手としています。今この瞬間に留まってしまうと、思考の仕事がなくなってしまうからです。

だから、瞑想時は上記のように脈絡のない記憶をたどって頭の中に言葉を響き渡らせるのです。そして、ひとつの言葉に捉われてしまうと、その言葉から連想ゲームが始まってしまいます。

  • 「明日の待ち合わせは何時だったろう」
  • 「たしか渋谷で5時だったよな」
  • 「ハチ公前でよかったんだっけ?」etc

このように止まることなく連想ゲームを続けてしまいます。

マインドフルネス瞑想法アーナーパーナーで瞑想を行う時は、言葉に気付き観察をして受け流して行きます。

  • 「明日の待ち合わせは何時だったろう」
  • 「また思考が考えているな。瞑想に戻ろう」

このような感じで思考に気付き瞑想に戻ることで、頭の中の連想ゲームは次第になくなって行きます。

観察をしても頭の中の連想ゲームが鳴りやまない場合、少し呼吸に意識を向けて強めに呼吸すると集中力が増します。

そうすることで、より瞑想に集中出来てきます。

まとめ マインドフルネス瞑想法!仏陀も行っていたアーナーパーナー

いかがでしたか?

マインドフルネス瞑想法アーナーパーナーは。

とっても簡単な呼吸法のため、普段の生活のちょっとした所でも使って行けます。

1~2分行うだけでも心が今に向かいストレスが軽減されていきます。

より、深く行うには瞑想に組み合わせて行くと、効果が倍増して行きます。

瞑想についての詳しいやり方は瞑想とは何か?それはあなたの脳のパフォーマンスを最大化する唯一無二の方法
をご覧ください。

ひとつ注意していただきたいことは、アーナーパーナーを行いながら瞑想する時は、
マントラを唱えず呼吸にのみ意識を集中するようにして下さい。

マントラと呼吸法を組み合わせてしまうと瞑想の効果が半減してしまいますので
お伝えさせていただきました。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

よりマインドフルネス瞑想の理解を深めたい方は下記のカテゴリから必要な記事をご参照下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました