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こんにちは、自己実現ラボの坪井一真です。私は国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)資格を持つプロのコーチとしてビジネスパーソンやアスリートのコーチングに従事しています。

また、1日10時間の瞑想を10日間、誰とも話さずに行うヴィパッサナー瞑想を5回も経験し、個人的な瞑想時間は累計で4000時間以上

これらの経験から得た知識や洞察を基に、自己実現ラボではセルフアップデートをメインテーマに、読者がその日から変化できる内容をお届けしています。

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効率的に自分を変えたいなら知らなければいけない2つの真実

セルフコントロール能力を身に着ける

医学博士の佐藤富雄さんは著書『成功を呼ぶ「口ぐせ」の科学』においてネガティブ思考が脳に与える影響をこのように伝えています。

人間は否定的な言葉で脳を満たしたり、心配事を抱えていると脳の中に不快感とストレスが満ち溢れ、脳内ホルモンのひとつであるアドレナリンという興奮ホルモンやグルココルチロイドというストレスホルモンが大量に分泌されます。この種のホルモンは不快感を増幅させ、そうなると筋肉や神経系が蝕まれて、最終的には免疫力まで落ちてしまいます。(1)

ネガティブ思考を繰り返すと、脳が機能不全を引き起こし身体や心にさまざまな不具合が生じるという事ですね。

その上、私たちの脳は可塑性を持っています。可塑性とは使い込むほど強化される性質です。私たちの脳は可塑性があるからこそ、成長を遂げて行く事が出来るのですが、脳の可塑性は時として私たらに反旗を翻します。

『マインドフル・ワーク』という本では脳の可塑性についてこのように書かれています。

脳の可塑性は、ときに私たちの敵に回る。私たちがもっとも基本的な衝動に囚われ、過去の嫌な出来事をくよくよと思い出したり、仕返ししてやろうと考えたりして、ネガティブな感情に反応していると、こうしたパターンが時間と共にだんだんと心に深く刻み込んで、自分で作った心の刑務所に囚われてしまうのだ。神経科学者はfMRIでこれを読み取る事が出来る。常に感情を搔き立てられている部分、恐怖やこだわりなどに関連する脳の部分は、ほんの些細な混乱にもすぐに反応し、なかなか収まらない。(2)

ネガティブ思考を繰り返す事で、脳はムキムキとネガティブ筋を鍛え上げて行くのです。もしかしたら、あなたの脳はネガティブ思考で蔓延していませんか?

自分を変えるにはこのネガティブ思考の連鎖に歯止めをかけて行く事と、脳の可塑性を活かす有効なトレーニングをする事がもっとも効率の高い方法なのです。

Ⅰ.自分を変えたいなら、まず思考パターンを変える

自分を変えたいならまずはネガティブ思考のループから抜け出す事が先決です。ネガティブ思考から抜け出すと言っても無理にポジティブ思考に切り替える必要はありません。それよりもネガティブ思考に陥りにくくする環境作りを優先して行きましょう。

分析心理学の創始者カール・グスタフ・ユングは40歳前後を「人生の正午」と呼び、それ以前を「人生の前半」、それ以降を「人生の後半」と区分しました。

そして、「人生前半の課題は自我を確立する事であり、人生後半の課題は個性化の過程をすすめて行く事である」と言いました。

私なりに解釈して行くと、自我の確立とはネガティブ思考に囚われる事がなくなるよう心の器を育む事であり、個性化の過程をすすめて行く事とは、その上で自らの持ち味を伸ばして行く事です。

この章ではⅠ章では自我の確立と思考パターンの変え方について、Ⅱ章では個性化の過程のすすめ方についてお伝えして行きます。

1.頑張り過ぎない

自分を変えたいと本気で思うのであれば、まず必ず守って頂きたいルールがあります。そのルールとは、『頑張りすぎない、根を詰め過ぎない』という事です。逆説的に聞こえるかも知れませんが、とても大切な事です。

もしも、あなたが「自分を変えなければいけない!」という想いを持ち、頑張り過ぎてしまったとしたらそれは危険信号です。交流分析という心理学では、私たちはドライバー(駆り立てるもの)と呼ばれる幼少期に形成される自分を駆り立てる5つのパターンの一部、またはすべてを持っているそうです。(3)

  • 完全であれ
  • 喜ばせろ(ほかの人を)
  • 一生懸命やれ
  • 強くあれ
  • 急げ

このようなドライバーに囚われていると、とても疲れ果ててしまいます。物事を白か黒かで判断し出来ない自分を攻め続けてしまうと、マイナス思考の連鎖に陥ってしまい、結果的に自分を変える事が出来なくなってしまいます。

そうならない為にも、『頑張り過ぎない、根を詰め過ぎない』事を意識する事がとても大切な事なのです。

2.自己受容

自己受容とは、どのような自分自身をも受け入れて行く事です。そうする事でどのような自分自身でもいいんだという安心感をもつ事が出来ます。そうする事で人は自らを評価・判断する事を止め、ネガティブな思考から解放されて行きます。

一方、ドライバーに囚われていると、『何かが出来た時の自分』には価値を見出せますが、『何かが出来なかった時の自分』には価値を見出せません。

たとえば、自分を変える事がうまく出来れば喜び、出来なければ自らを攻め続けてしまうといった様にです。これでは心はいつか壊れてしまいます。

そうならない為にも、自己受容は必要なのです。

では、どうするか?自分を変える事でいえば、自分を変える事がうまくいったら、その喜びをしっかりと受け入れ、うまくいかなかったら、自らに対して受容する言葉を心に伝えてあげるのです。

  • 頑張ったのにうまくいかなかったんだね。
  • なかなか自分を変えられなくて辛いんだね。
  • 今日は悲しんでいいんだよ。

などなど。ポイントは自分自身の感情を評価・判断なく受け入れる事です。この様に感情を客観視して感じる事で、感情に自らを支配されずに解放して行く事が出来るのです。

ベストセラー作家でコーチでもある野口嘉則さんは『「これでいい」と心から思える生き方』で感情の受け入れ方についてこのようにおっしゃっています。

私たちは、強い感情が湧いてきた時に、その心情に飲み込まれて冷静さを失い、その感情のままに行動してしまう事がありますが、それは、その感情と自分が同一化してしまい、その感情を客観視する視点を完全に失ってしまうからです。

ところが、湧いてきた感情に気付いて、「悲しいんだね」とか、「怒っているんだね」とか「不安なんだね」などと自分に声をかけた場合は、その瞬間、私たちは感情をみつめる側の視点に立っているので、その感情と同一化せずに、それを客観視出来ているのです。

それでいて、その感情が湧いてきたことを受容していますので、その感情を否定したり無視したりしているわけではありません。その感情に飲み込まれる事なく、その感情を受け入れているのです。(5)

第一感情と第二感情

感情を受け入れる上での注意点は、受け入れていい感情と受け入れない方がいい感情があるという事です。受け入れていい感情を第一感情、受け入れないほうがいい感情を第二感情といいます。第一感情と、第二感情について野口嘉則さんは『「これでいい」と心から思える生き方』でこの様に書いています。

感情を感じる事に関して、気を付けて頂きたい事があります。

怒りやイライラや恨みなどの攻撃的な感情に対しては、その感情の存在を受け入れて、「怒っているんだね」「イライラしているんだね」「恨んでいるんだね」と自分にささやきかけるのはよいのですが、これらの感情を感じて味わう事は避けた方がいいという事です。

これらの攻撃的な感情は第二感情と呼ばれ、単独で生じる事はありません。この第二感情の前には必ず第一感情(もとになる感情)が生じており、その第一感情を感じたくはないがゆえに、第二感情によって覆い隠しているのです。

例えば、部下から批判的な事を言われた上司がいて、その上司の中に怒りが湧いてきたとします。この場合、いきなり怒りが湧いてきたように感じられますが、実はその前に、第一感情が生じていたはずなのです。

この人は、自分が上司の立場であるにもかかわらず部下から批判されたわけですから、本当は悲しかったり、みじめな気持ちだったりするのかもしれません。だとしたらそれが第一感情です。

しかしこの人は、第一感情を認めたくないし感じたくないので、「自分をこんなに悲しい(惨めな)気持ちにさせる部下は許せない」という倫理で、無意識のうちに怒りという第二感情にすり替えているのです。

第二感情は、それを感じ、それに浸っていると、その感情がますます増幅してしまうという特徴があります。

例えば、怒りに浸っていると、怒りを増幅するような思考や想像が湧いてきて、ますます怒りが激しくなってきます。

ですので、怒りなどの第二感情に対して、まず「怒っているんだね」と自分に声をかけて、その第二感情を受け入れるとともに、それを客観視するのはとてもいいのですが、その第二感情をそのまま感じる事はしない方がいいのです。

そして、その元にある第一感情を見つけ出し,「悲しいんだね」「惨めな気持ちなんだね」と、その第一感情をその第一感情を受け入れる言葉を自分にささやきかけて、その第一感情のほうを感じて味わうようにします。(6)

  • なんでうまくいかないんだ。
  • 頑張ってるのにどうして変えられないんだ。
  • もっと頑張らなければ。

ドライバーに囚われ、第二感情によって自分を責めてしまい必要以上に頑張ったり、周囲に責任の所在を押し付けてしまってはネガティブ思考は膨らむばかりです。

第一感情をしっかりと感じ、どんな自分でもいいんだという許可をあなたも与えるようにして見て下さい。きっと物事のとらえ方が大きく変わっていく事でしょう。

3.心の器を育む

私たちの自我が確立されていれば、ネガティブな思考が頭をよぎったとしても、その感情をしっかりと心で抑圧する事ができ、また適宜解放して行く事も出来るのです。

きちんと理性を保ち、時と場所によって心の器に蓋を閉めて感情から目を背けたり、蓋を開けてじっくりと感情を味わい尽くし、解放して行く事が出来るのです。心でじっくりと味わい尽くせば、ネガティブな思考は感情ともども解放して行く事も出来ます。

自分の感情を評価・判断する事なく受け入れ、どのような自分でもいいんだと許可を与える自己受容が出来ると、自己否定の連鎖に歯止めがかかり心が楽になるのです。

しかし、自我が確立されていないと感情を感じようとしても、心の器が感情の圧力に屈してしまいひび割れたり、壊れたりしてしまいます。そうなると心でおさまらないエネルギーが暴発してしまうのです。この暴発をアクティングアウトと言います。

心の崩壊を防ぐために最後の手段としてアクティングアウトという心の防衛機能が働きます。

ふさぎこんだり怒りっぽくなったり、お酒やギャンブルの中毒症状になったり、過食や拒食、リストカットなどさまざまです。暴発のエネルギーが自らに向かったり、人に向かったりするのがアクティングアウトの特徴です。

アクティングアウトを引き起こさないためにも、心の器をしっかりと育んでいく事が大切です。その具体的な方法についてお伝えしていきますね。

1.心の境界線を引く

心の境界線を引くとは自分の心に無防備に他人を侵入させないようにする事です。そして、自らも無防備に他人の心に侵入しないようにする事です。

人から嫌われないように他人の要求を過度に聞いてしまう人がいます。他人の要望に合わせて自分に無理を強いてしまい続けると、意識の中心である自我はゆらいでしまいます。自分が優先すべき存在が分からなくなってしまうのです。

心の器にさまざまな不純物が混ざる事で心の器は脆くなってしまいます。

そうならない為にも、ここまでは自分のスペース、ここから先は相手のスペースと言った様に心理的な境界線を引く事が大切です。境界線を引くには相手に対して「アサーティブな態度」で要求をはっきりと伝えたり、NOをしっかりと伝える事です。

野口嘉則さんは著書『「これでいい」と心から思える生き方』で心の境界線を引くNOの伝え方を「アサーティブな態度」と伝えています。

アサーティブに「NO」を言うと自尊心が育つ

相手の権利を侵害する事なく、自分の要求や意見を率直に表現する態度を、「アサーティブな態度」といいます。これは、自分も相手も大切にする建設的な態度であり、また、自分と他者の間に健康的な境界線を引くために必要な態度でもあります。(4)

NOだけでなく、「アサーティブな態度」で人と接する事で心の境界線はしっかりと引かれて行くのです。下記の記事ではアサーティブコミュニケーションの非暴力コミュニケーションについて書かせて頂きました。併せてご覧いただければと思います。

非暴力コミュニケーション!人との対立が激減する4つの流れ

2.習慣化を心がける

私たちの心の器は外的環境を変えていく事でも育んで行く事が出来ます。心と体は密接につながっています。なんの制限もない怠惰な生活を繰り返していると、あっというまに心の器は風化しぼろぼろになってしまいます。

『大人の脳科学常識』という本ではこの心理を脳科学的にこのように言い表しています。

脳の働きから考えるダメ人間回避法

自分は意志が弱いと感じる事はあるだろうか。分かってはいるけどやめられない、といったダメ人間的な行動パターンを、脳科学的に分析してみよう。

脳には「思考系」と「感情系」、2つの機能系がある。思考系の中枢は大脳だ。そして感情系の中枢は大脳辺緑系で、進化の過程でも最初に形成されたのはこちらである。高齢でも衰えにくい、原始的かつ動物的で強い脳と言える。

感情系は不快な事を嫌い、常に快を求めようとする。動物としては正しいが、人としてはダメな場合も多々あるだろう。

一方、大脳は合理的な判断をする脳である。両者は常にバランスを取り合って私たちを動かしているが、よき社会生活のためには大脳が辺緑系の働きを抑制できる、つまり感情系よりも思考系が優位でなければならないのだ。

しかし、この抑制力というのは筋力と同じで、常に使っていないと維持する事は出来ない。そして仮に抑制力が落ちてしまうと、理性的な脳の働きも低下する。ダメ人間にならずにいたいなら、面倒な事をやらずにいるのは極力控えよう。(7)

怠惰な生活を繰り返すと脳の抑制力が効かなくなってくるという事ですね。そのようにならない為にも規則正しい習慣を作り、維持して行く事が大切です。外的環境を整え脳の抑制力を鍛え、感情を抑圧する力を養って行くのです。

3.心の安全領域を確保する

どんなに立派な心の器を持っていても、乱暴に扱っていてはいずれ壊れてしまいます。心の器は丁重に取り扱ってこそ機能性を損なわないのです。心の器はきちんとした保管場所で管理する事が大切だと言えます。

その保管場所となるのが心の安全領域です。心の安全領域を作るにはあなたの機密事項の取扱を厳密にする事です。

ここであなたにひとつ質問をさせて下さい。

『あなたは初対面の人に対して、心の傷について話をしたいと思いますか?』

おそらくNOでしょう。それは心の傷があなたにとって機密事項だからです。この情報の取り扱いしだいで、あなたの心の器が砕けてしまいかねない事をあなたは無意識的に理解しているのです。

例えば、子供の頃に両親が離婚してそれが心の傷となっている場合、その情報は機密事項となります。もし、誰かにその事を話したとして、「そんな事大した事じゃないでしょ。私なんか・・・」などとないがしろにされたり、人にペラペラしゃべられたりしたら大変です。

一気に心の器が崩壊してしまうかも知れません。そうなると暴走したエネルギーがいつ暴発してもおかしくありません。

だからこそ、機密事項の取り扱いは慎重に慎重を重ねる必要があるのです。

機密事項の取り扱いによっては、国家間の関係のように強力な同盟関係を結べる人もいるかも知れません。しかし、機密事項を知られる事で壊滅的な被害をもたらす人もいるかも知れません。

あなたが機密事項を適切に管理する事を自らにコミットして下さい。そうする事で心の安全領域はしっかりと確保されるて行きます。

4.瞑想は脳にとって最高の良薬

自分を変えたいなら、脳の構造を根本から変えて行く瞑想はとても効果的な方法だと言えます。特に瞑想はストレスや感情抑制に効果があり、ネガティブ思考になりにくい脳を作る上で大きな味方となってくれるでしょう。

1.ストレスに強い脳になる

『大人の脳科学常識』には瞑想をする事で、脳の海馬が大きくなると述べられています。

記憶やコミュニケーションにも効く瞑想の効果

心を静めて集中し、思いを巡らせる瞑想は世界中で行われている。気持ちを落ち着かせるなど効果はさまざまだが、ハーバード・メディカルスクール精神医学部のサラ・レイザー准教授が、こんな実験の論文を発表した。被験者に8週間瞑想をしてもらい、脳を調べた。すると、瞑想していなかった人に比べ、海馬の体積が大きくなっていたのだという。

なぜ、海馬に影響を与えたのだろうか。海馬は非常にデリケートな部分で、ストレスを受けると萎縮してしまう事もある。瞑想をすると思考をフラットにする事が出来るため、それが海馬にいい影響を与える事は十分に考えられるだろう。また、瞑想を習慣化する事で海馬を健康に保てるならば。記憶力にもいい影響を及ぼしそうだ。(8)

筑波大学大学院人間総合科学研究科の征矢英昭教授は海馬を鍛える事の効果についてこのように答えています。

「海馬は学習や記憶などの役割を持っています。昔のギリシャでは哲学者が歩きながら議論していましたが、彼らは軽い運動が発想を豊かにする事を知っていたのでしょう。加えて海馬は、欲望やストレスの脳である視床下部が暴走するのを制御しています。つまり、海馬を鍛える事で、ストレスに強い脳を作る事が出来るのです。」(9)

瞑想をする事で海馬が鍛えられ、ストレスに強い脳になって行くという事ですね。ストレスに強い脳になる事でネガティブな思考に左右されにくくなってくるのです。

2.感情抑制

『マインドフル・ワーク』という本では瞑想をする事で脳の扁桃体というストレスに影響を与える部位が小さくなり、結果的に感情を抑制する能力が高まって行くとあります。そして、感情を抑制する能力は瞑想を終えた後も持続する事が瞑想神経科学者たちの研究によって確認された事も伝えています。

瞑想神経科学者が特に興味を持っている脳部分は扁桃体-脳の真ん中にあるアーモンド状の部位だ。扁桃体はストレスに対する反応に関して重要な役割を果たしているようだ。私たちがストレスにさらされると、脳の二つの部分、海馬と扁桃体が活性化される。脳の土台部分にあるタツノオトシゴのような形をした海馬は。五感からの情報を受け取る。もし海馬が目の前の状況を危険と判断すれば、扁桃体を活性化させる。扁桃体が活性化されると、いわゆる闘争・逃走反応[戦うか逃げるかの選択を迫られる緊迫した身体反応]が発動される。体内にストレスホルモンと言われるコルチゾールをはじめとするホルモンを発生させ、血圧を上げ、私たちの判断力を鈍らせるのだ。この時、私たちは怒ったり過剰に反応したりして、往々に状況を悪くしてしまう。神経科学者たちは冗談半分にこれを「扁桃体によるハイジャック」と呼ぶ。

当然の事ながら、こうした「一か八か」「戦うか逃げるか」の反応は現代社会には相応しくない。特にちょっとした失敗でキャリアが台無しになる今日の職場においてはなおさらだ。扁桃体がいつも増強されていると興奮しやすくなり、ちょっとしか出来事に敏感になってしまう。動揺する心は悪影響にはまりやすいのだ。

良いニュースもある。ほんのわずかなマインドフルネスの実践が、扁桃体のハイジャックに対して大きな抑止力になるのだ。マサチューセッツ総合病院の研究によると、わずか8週間の瞑想で扁桃体が縮小したという。つまり、マインドフルネスを実践すれば、刺激に過剰に反応したり、怒りに身を任せてしまう事を防げるのだ。

また、こうした変化は継続するようだ。マインドフルネスが脳を変えるのは瞑想している間だけではなく、効果は私たちが瞑想用のクッションを離れた後も続く。瞑想による扁桃体の縮小を明らかにしたその同じ研究で、瞑想によって養われた感情抑制の脳力が、瞑想を終えた後も持続する事が確認された。(10)

私たちは瞑想を日課にする事で、感情を抑制する事が出来るようになるという事ですね。感情抑制の脳力が身に付けば、当然ネガティブな思考に振り回されずに済むようになります。

ネガティブな思考をなくすにはポジティブ思考を心がければいいという人がいますが、それは正しくありません。それでは心の振れ幅が大きくなり躁鬱気質になってしまう危険性をはらんでいるからです。

山が高ければ谷が深いのと同じように、心の振れ幅が大きいと万が一、足を踏み外した時に取り返しがつかなくなってしまいます。

そうならない為には谷の部分を瞑想によって徐々になくして行く事が先決なのです。

3.過去や未来に囚われない事で幸福感が増す

瞑想とは絶え間なく流れる時間の「今・この瞬間」に意識をフォーカスする技術です。瞑想者が瞑想を通して得られる状態としてマインドフルネスがあります。マインドフルネスとは「今・この瞬間」を感じ続ける力です。

『スタンフォード大学マインドフルネス教室』で著者のスティーヴン・マーフィ重松教授はマインドフルネスに対してこのように述べています。

ベトナム人僧侶のティック・ナット・ハンはマインドフルネスの有名な提唱者だが、彼は、マインドフルネスを「今・この瞬間」に対し気づき目覚めている力、すなわち日常生活のあらゆる瞬間において人生に深く関わるという絶え間ない実践だと説明する。

彼は強調する。「私たちの本当の住まいは過去にはありません。未来にもありません。それは、『今・ここ』にあるのです。人生は『今・ここ』でしか手に入らず、それこそが私たちの本当の家なのです。」(Thich Nhat Hanh 『Peace is Every step』)

マインドフルネスはすでに私たちの暮らしの中にある幸福に気付かせてくれる力なのだ。それは日常の一瞬一瞬に存在している。あなたが息を吸い込む時にその呼吸を意識するなら、生きている奇跡に触れる事になる。マインドフルネスが幸福と喜びの源であるとはそういう事だ。

現実には、ほとんどの人が多くの時間をその場に十分に存在する事を意識せずに過ごしている。不安、恐れ、怒り、後悔の念などに囚われマインドフルになれずにいる。身体はここにあっても、あなたが本当にここにいるわけではない。過去や未来に捉えられてしまっている。「今・この瞬間」に存在して人生を深く送る事が出来ていない。(11)

ネガティブ思考は過去の後悔や執着、未来への不安や恐怖が大半を占めています。日々瞑想を行い続け、マインドフルネスな日常を送り続ける事でネガティブな思考は行き場を失ってしまうのです。

『マインドフル・ワーク』では心が「今・この瞬間」にない状態について2010年に『サイエンス』に掲載された論文を紹介しています。

ハーヴァードの博士課程の学生、マシュー・キリングスワースと指導教授のダニエル・ギルバートが2010年に『サイエンス』に発表した論文のタイトルは、まるでジョークのネタバレの様に結論を表している-「さまよう心は不幸な心」。彼らは述べる。「ほかの動物と違って、人間は今現在起こってもいない事に考えを巡らし、過去に起きた事、未来に起きるかも知れない事、あるいは決して起きそうもない事をいつまでも考え込んでいる」。彼らは、本書でさんざん学んで来た事-「私たちはたいていの時間、十分にマインドフルではない」-を違う言葉で述べているに過ぎない。キリングスワースとギルバートは、脳はデフォルトではさまよいモードになっており、未来について考えたり過去を顧みる能力は「進化の過程の驚くべき成果」であって、私たちは「その代償を感情という形で支払っている」と言う。「哲学と宗教の伝統は、幸福とは現在の瞬間を生きる事で見つかると教え、修行者たちがさまよう心を手なずけて今ここに留め置くようトレーニングしている」事から見て、それが「さまよう心イコール不幸」だと考えていたとみていいだろう。それが正しいかどうかを検証するため、この論文の執筆者2人は、今日多くの新進気鋭の科学者が行っている事を試した。アイフォン用のアプリケーションを作ったのだ。

https://www.trackyourhappiness.org/(現在閉鎖中)にアップされているこのアプリは、1日を通して、ユーザーが今何を考えているか、どんな気分かを質問していく。「今どんな気分だい?」といった質問のあと、「今何をしてる?」と続き、さらに「今やっている事とは別の事を考えている?」という質問が送られる。キリングスワースたちが論文を発表するまでに、83か国、5000人以上の人々から送られた、25万のデータが集まった。

データは3つの重要な点を明らかにした。まず、「何をしていようと、人々の心は頻繁にさまよう」-今さら驚くような答えではない。次はちょっと面白い。「心がさまよっている時、人々の幸福感は低い。そしてこれは、どんな活動をしている時でも当てはまる。たとえ気が乗らない仕事をしていても」。という事は、私たちを人間たらしめるまさにそのもの-心のさまよい-が、私たちを不幸にする原因にほかならないという事だ。楽しい空間に浸っている時でさえ、現在の瞬間に集中するよりも不幸だという事になる。

この論文で1番示唆に富むのはおそらく3番目の発見だろう。「何をしているかよりも、何を考えているかの方が、その人の幸福状態を正確に反映する」と2人は書いている。つまり、仕事をしていようと、コンピュータで遊んでいようと、家事をしていようと、友人と食事を楽しんでいようと、幸福感には直接関係がない。関係するのは、未来を想ったり過去を反芻したりせず、その時している事に集中しているかどうかだけなのだ。「人間の心はさまよう心で、さまよう心は不幸な心だ」。キリングスワースとギルバートはそう結論づけている。「起こっていない事を考える能力は認識力のなせるわざだが、そのために感情が犠牲になっている」(12)

マインドフルネスな状態を保つという事は、さまよう心をしっかりと制御して行く事です。針の穴を通すように「今・この瞬間」に集中しつづける事で得られる果実はとてつもなく大きいのです。

このように瞑想は脳や思考を劇的に変えて行く効果を秘めています。自分を変えたいなら瞑想を生活に取り入れる事を強くおすすめします。

瞑想のやり方については下記の記事をご覧下さい。

マインドフルネスとは脳科学で証明されたこころの処方箋

5.幸せホルモンを味方につける

私たちの脳は正しい使い方を覚えるととてつもない力を発揮するようになります。幸せホルモンのオキシトシンと呼ばれる脳内物質は魔法の秘薬なのかというほど、私たちの心に幸福感をもたらしてくれます。しかも、とても簡単に脳内から引き出す事が出来るのです。

下記の記事では幸せホルモンオキシトシンの科学的な効果と、簡単に脳内から引き出す方法をお伝えしています。よろしければご覧下さい。

幸せホルモンオキシトシン!ストレス解消の特効薬の効き目!

6.ストレスの捉え方を変える

上記の動画はスタンフォード大学ケリー・マクゴニガル教授の「ストレスを友達にする方法」の TEDでのプレゼンテーション動画です。

この動画で教授は「ストレスは身体に悪いもの」という認識が人の死因に大きく影響を与えていると言う事を臨床実験のデータから結論付けています。

この「ストレスは身体に悪いもの」という認識を変えるだけで身体はストレスからの悪影響をやわらげ、ストレスを身体を動かす機動力として有効に活用する事が出来るようになると言います。

また、オキシトシンの話も出て来ました。

オキシトシンは身体にメリットの高いストレス反応だと教授は伝えています。人は悲しさや辛さを感じている時、無性に人と触れ合いたくなったり、同じ境遇を持つ人と分かち合ったり、手を指し伸ばしたくなったりします。身体がオキシトシンを求めるのです。

精神的ダメージの負担は心臓に来ます。オキシトシンには心臓のダメージを修復する力が備わっています。

傷つく事で身体はオキシトシンを欲します。結果として「思いやり」の意識が高まり、人と人とが支えあって行く事に繋がります。人と繋がれる人は死亡率が極端に少なくなって行ったのです。

この事から教授は社会的なつながりを持って人にサポートしたり、助け助られたりするとオキシトシンはより大量に分泌されると伝えています。

ストレス反応を味方に付けるという事ですね。

7.失敗を祝福する

失敗もストレスと同じで悪いものだと思いこむと身を滅ぼしてしまいかねません。失敗をしたら次につながるひとつの経験として分析する事が大切なのです。成功法則の不朽の名所『思考は現実化する』では失敗についてこのように書かれています。

どんな状況であれ、失敗したら、その状況を分析してみる事だ。そうすれば、どんな失敗にもそれに見合った利益の種が含まれているという、深い心理に行き当たるはずである。これは失敗が必ず熟した果実となって利益を与えてくれるという意味ではない。失敗には種子が含まれている、という事にすぎない。それを見つけ出し、芽をださせ、豊かに身を結ばせるには、人それぞれが目的を明確に持って積極的に独創力を働かさなければならない。(13)

世の中失敗に対しての名言は溢れる程ありますよね。にもかかわらず失敗を活かせない人が多いのはなぜでしょうか?失敗の取り扱い方が間違っているからにほかなりません。

失敗は分析する事ではじめて次につながります。しかし、分析とは本来客観的に行うものです。分析とは理性と感情が切り離せている時にしか出来ません。理性と感情が切り離せていない時にする分析は反省でしかありません。

反省とは感情に任せて自分を責め続けているだけです。当然何の解決策にもつながりません。それどころか、ネガティブ思考に火をつけてしまうため、状況はみるみる悪化してしまいます。

ニーチェは『曙光』で反省する事についての危険系をこのように記しています。

1日の終わりに反省しない

仕事を終えて、じっくりと反省する。1日が終わって、その1日を振り返って反省する。すると、自分や他人のアラが目について、ついにはウツになる。自分のだめさにも怒りを感じ、あいつは憎たらしいと思ったりする。たいていは、不快で暗い結果にたどりつく。

なぜかというと、冷静に反省したりしたからなどでは決してない。単に疲れているからだ。疲れきったときにする反省など、すべてウツへの落としあなでしかない。疲れているときは反省をしたり、振り返ったり、ましてや日記など書くべきではない。

活発に活動しているとき、何かに夢中になって打ち込んでいるとき、楽しんでいるとき、反省したり、振り返って考えたりはしない。だから、自分をだめだと思ったり人に対して憎しみを覚えたりしたときは、疲れている証拠だ。そういうときはさっさと自分を休ませなければいけない。(14)

失敗を味方につけるなら、分析をしているのか?反省をしているのか?に常に目を光らせている必要があります。もし、分析ではなく、反省をしている様なら日を改めて分析するよう心掛けて下さい。

Ⅱ.自分を変えたいなら、行動を変える

今回の記事では、「自分を変えたい」をテーマとしています。前の章では自分の思考パターンを変える方法についてお伝えさせて頂きました。大切な事はマイナスをいきなりプラスに持っていくような事はしない点です。無理に気持ちを変えて行こうとする事は長い目で見るとマイナスでしかありません。

まずはしっかりとマイナスをゼロにして行く事が大切なのです。そして、ゼロになってから初めてプラスに持っていく準備をする事が出来るのです。

立派な作物を育てるには何よりもまず土壌を耕す事が先決ですよね。手入れのされていない土壌に種を蒔いたとしても実りが期待出来ない事は目に見えています。それと同じで手入れのされていない心にいくら一生懸命、希望の種を蒔いた所で意味をなす事はありません。

この章でお伝えする事を活かすには、思考パターンを十分変えてから取り組む事をおすすめします。思考パターンが変わってから行動を変える事で、はじめて実りのある果実を収穫する事が出来るのです。

1.人生の目的を作る

私はプロのコーチとして何よりも大切にしている事があります。それは人生の目的を妥協なく作る事です。自分を変えたいなら人生の目的は必ず

作成しておくべきです。なぜなら人生の目的とは私たちの人生の羅針盤となってくれるものだからです。

人生という長い航海の旅路においての道を指し示す人生の目的を持つ事で、あなたは自らの人生の舵を自分自身で取る事が出来るようになるのです。自らの責任において人生の航路を決めて行く事が出来るのです。人生を後悔する事なく航海して行く決意と信念が自分を奮い立たせてくれるのです。

そのためにも人生の目的を作る事は大切なのです。下記の記事では人生の目的の作り方について書かせて頂きました。じっくりとあなたの人生の目的を作成して見て下さい。

人生の目的を作る3つのレシピ!最高の自分に変える方法

2.人生の輪を活用する

人生の輪とはコーチングで使うツールのひとつです。自分自身の人生の満足度を円状のグラフに記入して行く事で可視化して行きます。

人生の輪を作る事で人生においてどの部分が満たされ、どの部分が満たされていないかが一目瞭然となります。人生の輪のバランスを取る事は、コーチングにおいて人生の豊かさのひとつの定義としています。

自分を変えたいなら、自分の人生においてどのようにバランスを取って行くか知る事はとても価値のある事です。下記の記事では人生の輪の具体的な作成方法について書かせて頂きました。是非、あなたの人生を可視化して見て下さい。

きっと何か気付きをもたらしてくれる事でしょう。

セルフチェックの決定版-人生の輪のとっても効果的な使い方

3.セルフイメージを書き換える

自分を変えたいならセルフイメージを書き換えて行く事は外せません。人はセルフイメージに縛られて生きていると言っても過言ではありません。

例えば、あなたが人と話をする事が苦手というセルフイメージを持っていたら人と接点を持つのにきっと苦痛を感じる事でしょう。しかし、このセルフイメージが人と話をするのが楽しいに変わったとしたらどうでしょう?きっと人と積極的に関わって行く事と思いませんか?

このように、セルフイメージを変える事であなたの行動特性は大きく変わってくるのです。下記の記事ではセルフイメージの書き換え方についてお伝えしています。あなた好みにあなたのセルフイメージを書き換えて見て下さい。

油汚れのようなあなたのセルフイメージを塗りかえる方法20

4.アンカリング

アンカリングとはNLPの手法のひとつです。NLPについて詳しくは下記の記事にまとめてありますのでご確認下さい。

NLPとは何か?理論から実践編まですぐに使える4ステップ

簡単に説明するとNLPとは自分の思考や行動を望ましい方向に簡単に書き換える事が出来る技術です。アンカリングとはそんなNLPの手法の中でもとりわけ簡単で、尚且つ効果の高い手法です。

アンカリングのアンカーとは船のアンカー(錨)が語源です。船のアンカーとは船の状態を海上に固定するものです。

アンカリングは船のアンカーのように自分の状態を固定し行く手法です。例えば、リラックスした状態に自分を固定すれば、いつでもアンカリングによってその状態へと戻れるのです。自分を変えたいならアンカリングを使う事ですぐにでも変える事が出来るのです。

下記の記事ではアンカリングについて具体的に説明させて頂きました。自分を変えたいならこのアンカリングを是非マスターして下さい。

瞬間的に望む状態に自分を変えるアンカリング8ステップ

5.コミュニケーション能力を上げる

コミュニケーション能力を高める事が出来れば、あなたの人間関係は劇的に良くなって行くと言っても過言ではないでしょう。自分を変えたいならコミュニケーション能力の向上は必要不可欠です。

コミュニケーション能力が上がれば人と信頼関係を築き上げて行く事が容易になって来ます。気心のおける仲間が自然と増えて来るという事です。

あなたがコミュニティーの中で仲間たちと互いに助け合い、思いやりを持って接する事で、オキシトシンがあなたを満たし幸福感に浸してくれる事でしょう。

下記の記事では私がコーチとして学び実践し続けて来た事を詳しく書かせて頂きました。あなたもプロレベルのコミュニケーションスキルを身に付けて見ませんか?

【悪用厳禁】狙ったあの人と海より深い信頼関係を築く方法

6.やる気を引き出す

『やる気を自在に引き出す事が出来るとしたら、あなたの人生はどの様に変わって行くと思いますか?』

きっと、あなたは現状よりもはるかに素晴らしい未来を創造しているのではないでしょうか?やる気を引き出せたら人生が大きく変わる事が分かっていても、どうしたらいいのかが分からないのであれば下記の記事をご覧下さい。

やる気を自在に引き出して行く方法を書かせて頂きました。やる気を自在に操る事が出来れは、自分を変えて行く事は造作もありません。

あなたもやる気スイッチを自在に入れられる様になってみませんか?

7.好きな事を仕事にする

人の動機付けには2種類あります。外発的動機付けと内発的動機付けです。

外発的動機付けとは給料や昇進、家族のためといった様に行動の動機を外側から得る事です。それに対し、内発的動機付けとは楽しみたい、どうしてもやりたいといった様に行動の動機を自らの内側、心の声に従い決める事です。

自分を変えたいなら、内発的動機付けをもとに仕事をする事をおすすめします。好きな事を仕事にするという事ですね。そうすれば、日々の労働から解放されクリエイティブな毎日を過ごせるようになります。

下記の記事では好きな事を仕事にして幸せな成功を掴んで行くための方法を書かせて頂きました。奴隷の人生から解き放たれるにはどうすればいいかが分かります。

好きなことを仕事にすると運命が好転し続ける本当の理由

まとめ 効率的に自分を変えたいなら知らなければいけない2つの真実

いかがでしたか?本日の記事は「自分を変えたい」をテーマとしてお届けさせて頂きました。

多くの人が自分を変えたいと思いながらも、結果的に変わる事が出来ないのは行動から変えようとしてしまうからです。行動よりもまずは思考を変える事が大切なのにです。

思考が変わらなければ、行動は変わりません。仮に少しの間、行動が変わったように見えても長くは続きません。

今回お伝えしたように思考を変えた上で行動に落とし込む事で、はじめて自分を変えるという結果につなげる事が出来るのです。

是非、あなたも思考から行動へとシフトして見て下さい。自分を変えたいと本気でお考えなら、きっとお役に立てる事でしょう。

参考文献

(1)成功を呼ぶ「口ぐせ」の科学P36(2)マインドフル・ワークP89(3)TATODAY最新・交流分析入門P197(4)「これでいい」と心から思える生き方P52(5)「これでいい」と心から思える生き方P239(6)「これでいい」と心から思える生き方P247(7)大人の脳科学常識P34(8)大人の脳科学常識P276(9)前向き脳の作り方「海馬を鍛えればストレスにも勝てる」(10)マインドフル・ワークP90(11)スタンフォード大学マインドフルネス教室P36(12)マインドフル・ワークP160(13)思考は現実化するP504(14)超訳ニーチェの言葉003

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