VisionaryMind
坪井一真です。
今回の記事では潜在意識を最大限に活性化させるやる気の引き出し方についてお伝えしますね。
その方法とはやる気が出る言葉を効率的に使うことです。
言葉の効果は絶大です。
潜在意識は言葉から発せられるエネルギーによって良くも悪くも影響を受けていきます。
やる気が出る言葉を効率的に使えれば意図的に潜在意識を味方につけていくことが簡単に出来てしまいます。
「今取り組んでいる対象に100%の心理的エネルギーを注いでいる状態」。
この状態を「フロー体験」と言います。
やる気が出る言葉を効率的に使い、潜在意識を味方につけることが出来れば、いつの間にかフロー体験が出来てしまいます。
目標に向かう中で、フロー体験が出来れば努力する必要さえありません。
なぜなら、目標に向かうことが楽しくて仕方がない状態になるのですから。
Ⅰ.やる気が出る言葉を座右の銘として持つ
座右の銘とは常に自分の心に留めておいて、戒めや励ましとする言葉です。座右の銘を持つことは潜在意識を活性化する上で欠かせない条件です。
なぜなら、座右の銘を持つことで、潜在意識が思い描いている自分像であるセルフイメージを大きく変えることが出来るからです。
座右の銘とはセルフイメージの土台となるとても力強い言葉になるのです。
セルフイメージが変われば、無意識のうちに座右の銘に沿った行動や考え方になってきます。
ということは、自然とやる気が湧き上がってくる体質に変わると言うことです。
出来れば座右の銘はいつも目に見えるところに張り付けておくことをお勧めします。
そうすることで、潜在意識にすんなりとインプットすることが出来るようになります。
次からはやる気が出る座右の銘の一例を紹介させていただきますね。
1.北方健三の名言

仕事と遊び、両方とろうよ。 生きる喜びとは、自分の楽しみと 仕事をどうリンクさせるか、 もう、そのことに尽きると思うんです。
自分の好きな事と仕事を結びつけることが成功の鍵だということですね。
情熱ややる気を持続させるには楽しいことでなくては長続き出来ないということでしょうね。
この名言は、好きな事をやって食べていきたいと思っている方にはうってつけです。
好きな事を仕事にし、情熱をささげられれば成功は必ずついてくるということですね。
好きな仕事をして生きて行きたいなら下記の記事をご覧下さい。
きっとお役に立つはずです。
2.相田みつをの名言

つまづいたっていいじゃないかにんげんだもの
成功するには必ずいくつもの失敗がついてきます。
かといって失敗を過度に恐れていては身動きが出来なくなってしまいます。
失敗はあるものだと認識しながらも、失敗を重く受け止める必要はないんだなと悟らせてくれる名言です。
この名言を座右の銘とすることで失敗に対しての恐怖心が和らいでくることでしょう。
ということは、おのずと行動に目を向けることが出来るということです。
失敗しても自らを責めない生き方を手に入れるたいなら下記の記事をご覧下さい。
3.斉藤ひとりの名言

成功したから楽しいんじゃなくて、楽しくやっているから成功したんですよ。
斉藤ひとりさんの名言です。潜在意識にとてもダイレクトに響く言葉だと思います。
楽しくやり続けているから、いつの間にか成功していたということですね。
人の潜在能力が最も引き出されるのは脳が快の状態です。
楽しんでやることで潜在能力が自然と引き出されていったのでしょうね。
4.坂本竜馬の名言

人間、好きな道によって世界を切り拓いてゆく
好きな道はあるけれども、行動に躊躇している方にはぴったりの名言ではないでしょうか。
この名言をセルフイメージの土台として取り入れていけば、今まで足かせとなっていた思いから解放され、自由に行動することが出来るようになることでしょう。
5.松下幸之助の名言

成功とは、成功するまで続けることだ
粘り強さの名言ですね。
すぐにあきらめてしまうというセルフイメージを持っている方には是非とも取り入れてほしい名言です。
どのような人であれ成功するまでの過程では必ず失敗を経験します。
ひとつひとつの失敗に捉われるのではなく、成功に目を向け続けていく事がなによりも大切だということですね。
6.羽生善治の名言

才能とは、同じ情熱、気力、 モチベーションを持続することである
やる気を維持できる人こそが才能に恵まれた人だと解釈できますね。
やる気を維持するにはもってこいの名言でしょう。
才能がないと自分自身をあきらめている人は取り入れて見てください。
才能とはやる気の持続力だと考えると、能力がないからといって自分自身をあきらめてしまうことはなくなるでしょう。
7.上杉鷹山の名言

なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり
一言で言うならば成功するには行動あるのみですね。
物事をあれこれ考えすぎてしまっては行動する前に怖気づいてしまいますからね。
8.本田宗一郎の名言

挑戦した後の失敗より、何もしない事を恐れろ
先ほどのなせばなるに通ずるものがありますね。
人はとかく行動する前にいろいろと考えてしまいがちです。
それも、考えるほど悲観的な思考になる性質が人にはあります。
結果、考えすぎて挑戦が出来なければ本末転倒ですよね。
挑戦すれば必然的に変化はおこるけれども、何もしなければ変化はおきないですものね。恐れることはただ一つ、現状を維持し続けることです。
コンフォートゾーンとは現状維持を抜け出したくないという強力な心理です。
9.稲盛和夫の名言

情熱が成功へとつながる
成功するには情熱が大事だということですね。
現在、情熱をもって取り組んでいるものがあるけれども、今一歩前へ踏み出せない方におすすめの名言です。
情熱をそそげるものがある人は成功に最も近い人だと言えるでしょう。
しかし、周囲の視線や、社会からの評価を恐れ情熱を注ぐ道を閉ざしてしまう人が多いものです。
この名言を座右の銘とすれば自ら道を閉ざす必要性はないのだという気持ちになることが出来るのではないでしょうか。
Ⅱ.やる気が出る言葉を口癖として発する習慣をつける
先ほどは座右の銘を自身に取り入れることでセルフイメージを変えていく方法を紹介しました。
座右の銘は自分の心に刻み込む力強い名言でした。
この章で紹介するやる気が出る言葉は口癖として使っていただきたい言葉です。
短くポジティブな言葉だからこそ口癖としてうってつけな言葉になること間違いなしです。
繰り返して使える言葉のため、使うほどに潜在意識に影響を与えていきます。
また、口癖とすることで無意識下で何度も反復されます。
このことにより、自分が気が付かないうちにポジティブな言葉を使い続けていくのです。
ポジティブな言葉がなんども繰り返されることによって、あなたのセルフイメージは当然、よりよく好転していきます。
10.ありがとう
ありがとうは最強の口癖のひとつです。
この言葉は自分に対してもひとに対してもどんどん使っていってきましょう。
ありがとうと発することで感謝のエネルギーが湧き上がります。
この感謝のエネルギーは潜在意識に肯定的なイメージを植え付けるのにうってつけです。
そして、満たされたエネルギーがやる気となって潜在意識から湧き上がってくるのです。
11.ツイてる
ツイてるを口癖にすると嫌なことがなくなっていきます。
また、ツキに目を向けることで本当にツキがまわってくる効果があるのですからいいことずくめじゃないですか?
人間の脳は焦点をあてたものごとを捉えようと働きます。
ツイてるという事に焦点を合わせることで、ツイてる出来事を積極的に分析しようとするのです。
結果、ツイてる記憶が脳に強く残ります。
ツイてる記憶ばかりが脳に強く残るという事はツイていなかった記憶はスルーされてしまうのです。
ツイてることばかり記憶にある状況では当然自信が高まり、やる気がみなぎってきます。
12.チャンス
こちらはチャンスに焦点をあてた口癖です。この口癖を取り入れることでどのようなことからもチャンスの芽を掴み取ることが可能となってきます。
たとえ失敗を繰り返したとしても、チャンスという口癖を持っていれば失敗を糧としてチャンスに変えることも可能です。
日々チャンスに恵まれた人生を送ることになるでしょう。
日々がチャンスの連続なんですからそれはテンションも上がるという物です。
13.失敗などないあるのは結果のみ
成功をするには失敗はつきものです。
ひとつの成功の陰にははるかに多くの失敗が内包されています。
この失敗の受け取り方で人の心の持ちようは大きく変わってきます。
失敗を失敗として捉えるのではなく、成功へ続く道の結果であると捉えることが大切となってくるのです。
そうすることで失敗を過度に恐れる気持ちはなくなります。
失敗を恐れる気持ちこそがやる気を削ぐ原因です。
その大元をこの口癖で打破することで自然と気持ちの落ち込みをセーブすることが出来ます。
14.気持ちいい
気持ちのよさに焦点を合わせた口癖です。
この口癖を行うメリットは気持ちが高揚することにあります。
この口癖を使うことで脳内麻薬のエンドルフィンが自然と流入されます。
その影響で、自然と気持ちが高鳴ってくるのです。
気持ちのいい時は当然、気分がめいっている時にも効果を発揮します。
気持ちがいいという言葉を発するだけで前向きな性格に変わって来るのですからお得ですよね。
15.やれば出来る
自信が湧かない時に使うと効果的な口癖です。
人が能力を発揮する上での最大の阻害要因は自身のなさです。
ものごとをやる前から頭の中で何度もシュミレーションしてしまう傾向が人にはあります。
ほうっておくと頭の中のシュミレーションはネガティブなものばかりになってしまうのです。
そして、やる気の火は消えてしまいます。
やれば出来るという口癖はこのネガティブな思考を打ち消し、ポジティブなシュミレーションに変えることが出来る効果が高い口癖です。
16.エンジョイ
イアンソープが口癖として使っていた言葉です。
ここまでのやる気が出る言葉を振り返ると、成功する秘訣のひとつに楽しむことをやり続けることがあげられます。
エンジョイと口に出すことで楽しさに焦点が合わさります。
自分がしていることに対して心から楽しめる状況を引き寄せられる効果がこの口癖にはあります。
自分が行うことと楽しさが条件づけられることは成功を手に入れる上で最も着実な方法だと言えるでしょう。
17.願えばかなう
自分の実力を信じる口癖です。願えばかなうと口に出すことで頭の中にうずまく否定的な声を取り除く効果があります。
たとえどんなに物事が順調に運んでいたとしても頭の中では否定的な声が流れるものです。
このままうまくいくんだろうか?はたしてそんな才能があるんだろうか?もし失敗したらどうしよう。
など浮かんでくる言葉は様々です。
このような時に願えばかなうと口に出すことで自分を信じることが正しい事なのだと自信がつきます。
自信がつくことで頭の中の否定的な声は消え去り、やる気がみなぎりまくりです。
18.明日は明日の風が吹く
この言葉は落ち込んでいる時に効果の高い口癖です。
考えすぎてくよくよしてもしょうがない。
なるようになるさと軽くとらえることが出来るようになります。
ネガティブな思考は捉われさえしなければ人を傷つける力はないそうです。
しかし、ネガティブな思考に一度でも捉われてしまうと人は考えすぎることによって自らを傷つけてしまいます。
この口癖を意識して発することで、考えすぎている時に鎮静剤としての効果が得られることでしょう。
ネガティブな思考に捉われないよう意識することでやる気の炎を消さないように心掛けてください。
まとめ
今回紹介した言葉はどれもやる気が出る言葉になります。
やる気が出る座右の銘とやる気が出る口癖を身に付けることでセルフイメージは大きく改善します。
セルフイメージが高くなることで自分自身が限界だと定めていたことに対して乗り越える勇気と力が湧いてきます。
限界とは自分自身で決めつけている折のようなものです。限界を超えるには自分自身の思考を変えていく必要があります。
その思考を変えるにはやる気が出る言葉を意図的に使うことが効率的な方法だと言えるでしょう。
参考文献
成功を呼ぶ「口ぐせ」の科学 佐藤富雄 宝島社
コメント
アカデミーで講師をします。
参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
漆崎伊智代さん
コメント頂きどうもありがとうございます。お役に立てたのであれば何よりです。ブログを書く励みになります。