あなたはストレスとどのように向き合っていますか?
お酒?タバコ?愚痴を言う?やけ食い?買い物?ギャンブル?栄養ドリンク?
もしかしたら上記のようなストレスの対処法で紛らわせているのではないでしょうか?
上記のようなストレス解消法を生活に取り入れている人は結構いらっしゃいます。
でも、これらのストレス解消法はストレスの原因を失くすのではなく、興奮状態を高めてストレスを見ないようにするだけの一時的な対処療法にすぎません。
分かりやすく説明すると、精神的なドーピングです。
効果が切れた時の倦怠感でストレスの元はより大きくなってしまうからです。
今回の記事では、対処療法ではなく、ストレスの元に直接働きかける方法をお伝えして行きます。
この方法はストレスを発散するだけでなく、抱えたストレスの分だけプラスのエネルギーに転換していく方法です。
プロセスコーチングというコーチング手法でも使われている理論となります。ストレスの対処法としておすすめです。
第1章 ストレスの対処法-感情を感じエネルギーに転換するやり方
とっても効果の高いストレスの対処法プロセスとは?
怒り、悲しみ、嫉妬、執着など、このような感情が湧いてくると、人は見ないように感じないように心の奥深くにしまい込んでしまいたくなるものです。
忘れるために間違ったストレス解消方法にいそしんだり、考えないように仕事で忙殺してしまったりと対応方法は人によって様々です。
でも、冒頭でお伝えしたように、間違ったストレス解消方法は一時的な対処療法でしかありません。
では、どうしたらいいのか?という分部をこの章ではお伝えして行こうと思います。
プロセスコーチング
私たちが提供しているコーチングにはプロセスコーチングという手法があります。プロセスコーチングとは、今の感情を味わい尽くすことで、感情を発散していく手法です。
感情に蓋をする方法とは違い、自らの内にある感情を味わうことがポイントです。
嫌な感情、見たくない感情に蓋をするということは、感情を抑圧するということですよね。この押さえつける力がストレスとなって来るのです。
押さえつける力が長く続くほど、また、感情が大きくなり、押さえつける力が大きくなるほどストレスは大きくなってしまうのです。
プロセスコーチングでは感情には良いも悪いもなく、エネルギーだと考えています。
その感情に評価・判断というレッテルを張りポジティブ、ネガティブと分けてしまうのは人の思考の賜物です。
プロセスコーチングではレッテルをはがし、エネルギーとしての感情を味わう事に焦点をあてています。
感情はエネルギーだからこそ、評価・判断なく味わうことで身体に吸収され自らの力の源となって行くのです。
感情を味わい尽くす
私自身、ストレスを感じたら毎日感情を味わい尽くすようにしています。
その効果は絶大です。
自分にどのような効果が表れているかをまとめてみると、下記の効果が実感出来ています。
- 嫌な感情を後に引きずらない
- 感情を味わい尽くした後、力がみなぎって来る
- くよくよ後悔しなくなった
- 思い通りにならない事を受け流せる強さが得られてきた
- 感情にとらわれなくなったのでよく眠れるようになった
- ストレスが減ったので健康体になった
- 心の中で自分を責めなくなってきた
- 評価・判断という思い込みで人を見ることがなくなって来た
- 将来へのもやもやした不安がなくなった
- 人に対しておおらかになれて来たetc
まだまだ、ありますがこんな感じでいくつも出て来ます。
断言できるのですが、感情を味わう習慣を持つ事をしていなかったら、
今の状態には慣れていなかったという事です。
感情を吸収し、自らのエネルギーに変える事が今の自分自身の楽しみの
ひとつです。
大きな感情であればあるほどどう処理して行こうかと楽しみにしている
自分がいます。
感情を味わい尽くすのにおすすめの本
私のマイコーチから進められて読んでみたのですが、
おすすめの本です。
私自身、感情を毎日感じようと思うようになったのは
この本の影響による所が大きいです。
コーチ仲間に紹介したら、
口コミで多くの人に広がって、みんな同じように感情を感じる
素晴らしさに目覚めていきました(笑)
ただ、この本は人を選ぶ本だと思います。
この本で伝えたいことは感情を感じつくすことで、ものすごいエネルギーを自分のものとして使う事が出来ますよということです。
ただ、この著者の世界観が合わない人には合わないかも知れません。
私はこの著書のエッセンスから得ることは多かったのでおすすめなのですが。。。
この著書の世界観とは、この世界は自分が創造したゲームの中の世界なんですよ。
という所から始まっています。
だから、私たちは自分の創りたいように世界を創れるんですよと。。。
その、カギとなるのが感情を味わい尽くす事。
荒唐無稽のような事も書かれてはいるのですが、
この本の底にある本質をすくってみると大きな宝が眠っていました。
私は面白かったですし、私のコーチ仲間も絶賛でした。
少なくとも感情を味わい尽くす事の有効性は理解できると思います。
感情を味わい尽くすストレスの対処法
この章では私が実際に行っている感情を感じつくすストレスの対処法をお伝えして行きますね。
感情とは過去に戻って感じることも、未来に行って感じる事も出来ません。
今この瞬間にしか感じられないものです。
だからこそ、今この瞬間に意識を集中し、今感じている感情を味わう事がとても大切なのです。
居心地の悪い感情があるか把握する
今の自分自身の感情はどうか?いやな気分や気持ちはないか?を確認して行きます。
自分自身に嫌な感情があるかどうかを確かめるだけです。
おそらく、嫌な感情がある場合は、身体のどこかしらからサインが表れると思います。
私の場合は、居心地の悪い感情はみぞおちあたりからじわじわと疼いているような感覚が湧いてきます。
人によっては頭の中だったり、肩の重さを感じたりと様々です。
身体からのシグナルを感じてみて下さい。
楽な姿勢を取り目をつぶる
なれて来たら目を開けながらでも自分の感情に意識を向けますが、はじめのうちはどこか一人でくつろげる場所で目をつぶって居心地の悪い感情に意識を向けて行きます。
居心地の悪い感情に意識を向けることで、身体からで感じられる不快のシグナルは一時的に大きくなって行くことでしょう。
しかし、どのように居心地が悪くても、その感覚を感じることが何よりも大切な事なのです。
不快な感覚を感じきる
一時的に不快な感覚は大きくなるかも知れませんが、感情を味わい尽くすという気持ちで、不快な感覚と向き合い続けると次第に不快さは減少して行きます。
そして、不快だった気持ちは徐々に弱まり、レッテルのないエネルギーを感じる事が出来るようになるでしょう。
それは、温かみだったり、振動だったり、言葉にできないような感覚かもしれません。
いづれにしても、レッテルがなくなった事で無垢なエネルギーを感じることが出来るようになるのです。
自らの強さを感じる
十分に不快なエネルギーを感じ取ると、不快な感覚が薄まって行くのを体感出来るはずです。
その後、不快な感覚があった部分に意識を向けると力強いエネルギーや振動を感じることでしょう。
その、感覚に意識を向けて自分自身の内にある強さをしっかりと感じ取ることが大切です。
そうすることで、不快なストレスは発散され、自らのエネルギーとして吸収されて行きます。
抑圧されていたストレスが自らの力になる感覚をじっくり味わう事で次第に力がみなぎって来る感覚が感じられる事でしょう。
まとめ ストレスの対処法-感情を感じエネルギーに転換するやり方
今回はストレスの対処法として感情を深く感じきるやり方を紹介させて頂きました。
不快な感情は普通は押し殺したり見ないように意識をそらしたりと厄介者にされがちです。
しかし、実は感情を感じきる事こそがストレスの対処法として最も効果的な方法なのです。
しかも、不快なストレスが強いほど、吸収できるエネルギーは大きくなるのですから、いいことづくめです。
不快な感情が大きすぎて感じきれない場合は途中でやめてしまってもかまいません。
ただ、人は大きな感情を感じるほど人は癒されて行くものです。
途中で感情の波に飲み込まれてしまう程、人は打たれ弱くはないように出来ています。
途中でやめても大丈夫という安心感を持ちつつも、しっかり感情を感じきってみたらどうなるだろう?という好奇心を持ちながらチャレンジして頂ければ幸いです。
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第2章 ストレス対処方法-嫌な気持ちのすっきりとしたなくし方
この章では様々な場面でのストレス対処方法について書かせて頂きます。
あなたはどのような時にストレスを感じますか?
- 日々の生活
- 職場
- 人間関係
ストレスを抱える原因は様々ですが、ひとつ確かな事はどのようなストレスでも抱え込み過ぎると心が疲弊してくるという事。
なので、今回の記事はさまざまな場面で使えるストレスの対処方法について厳選してお伝えして行きますね。
あなたにぴったりのストレス対処方法を見つけていただけたら幸いです。
Ⅰ.社会の有害なストレスから身を守る9つの対処方法
現代社会はストレス社会だといっていいでしょう。
いたるところにストレスのもとが溢れ返っています。
にもかかわらず、私たちはストレス対処方法をあまり知らないで生きてきました。
ストレスだらけの世の中で、ストレス対処方法を知らないという事はパソコンにセキュリティソフトをまったく入れていないのと変わりません。
要は危険極まりないということです。
このような状況を放置しないためにもストレス対処方法を知り、ご自身にあった予防策を取り入れて見て下さい。
きっと、ストレスに対しての優秀なセキュリティソフトになるはずです。
1.ストレスのもとから遠ざかる
ストレスのもとが固定化されている場合は物理的に遠ざかることが最も強力なストレス対処方法です。
物理的に遠ざかってしまえば考える時間も労力もなくなりますしね。
ストレスのもとから遠ざかれる環境にいる人なら強力なストレス対処方法になります。
たしかに万人が使えるストレス対処方法ではありませんよね。
ただし、最終的にストレスのもとから遠ざかるという選択肢があるのだということを頭に入れておくことは大切だと思います。
この考えを心のどこかにもっていると、最終手段として自分を守れる道はあるという自信にもつながりますしね。
2.自分を褒める
自分を褒めることでストレスの耐性はどんどん高まっていきます。ストレスの耐性が高めることは効果的なストレスの対処方法です。
筋肉も鍛えれば比例して発達するように、同じく心も鍛えれば比例して発達してきます。
ただし、筋肉を鍛えるのと心を鍛えるのでは鍛え方が正反対なんです。
筋肉は負荷をかけるほど発達しますよね。
しかし、心は負荷をかけるほど疲弊してしまいます。逆に心は褒めてあげることで鍛えられます。
にもかかわらず、私たちって自分を褒めたりすることってほとんどないですよね。
だから、心の中で自分を褒めて心の筋肉をつけてみて下さい。心の筋肉の驚異的な発達に驚かれるでしょう。
自分のほめ方の有用性については関連記事として下記の記事をご覧下さい。
3.口癖
自分を褒めると同じく、口癖も心の筋肉をつけるのに効果絶大です。
とても強力なストレス対処方法だといえるでしょう。
自分を褒めることが臨機応変に自分を褒める言葉をかけるのに対して、口癖は決まったフレーズを癖付けされるまで繰り返して作り上げていきます。
例えば、「ツイてる」「ラッキー」「運がいい」など、短いフレーズを意識的にいつでもどこでも使うように心掛けていくことが大切です。
ポジティブな口癖を持つことによって、あなたの世界がポジティブな色で染まってくるでしょう。
4.ポジティブな日記をつける
日々起こったポジティブな内容を日記にしてつけていくことで心の筋肉が鍛えられます。
ポジティブな内容の日記をつける効果は絶大です。
アメリカのブリガムヤング大学がポジティブな日記を書くことの効果を4週間にわたり調査をしました。
その結果、ポジティブな日記を書かなかったグループよりも、ポジティブな日記を書いたグループのほうが幸福度と生活に対する満足度が上がりました。
日々のちょっとしたいい出来事を日記に書き続けるだけで心の筋肉がつき、強力なストレス対処方法となったことの証明でしょう。
日記の書き方は3行くらいでも構いませんし、ポジティブな内容も10円を拾ったなどという小さなことでも構いません。
このようなことを日々つけるだけで幸せになれるのですから、おいしいですよね。
5.毎日ありがとうと口に出す
感謝の言葉を日々口に出すという事は様々なストレス対処方法の中でも最強の効果を発揮します。
ありがとうは魔法の言葉です。ありがとうと言う言葉を発するだけで、自分にも人にもプラスの影響を与えます。
言葉ではなく波動をイメージしていただくといいかもしれません。
ありがとうという波動を発することで誰しもが幸せな気分になれるのです。
例えば、
「ごはんがおいしいありがとう。」
「天気がいい。ありがとう。」
「今日も気持ちがいいありがとう。」
このようにありがとうに意識を向けて何かにありがとうと伝えてみて下さい。
そして、ありがとうと言い終わった後、心に意識を向けてみて下さい。
とても心地いい気分を感じられたのではないでしょうか?
この気持ちの良さがありがとうの持つ魔法のパワーです。
ちなみに、健康促進やアンチエイジングの効果もあるので是非お試しください。
6.リフレーミング
リフレーミングとは言われた言葉の意味合いを変えたり、置かれた状況の意味合いの受け取り方を変える技術です。
それぞれ、意味のリフレーミングと状況のリフレーミングと呼ばれています。
例えば、自分を人付き合いが苦手だと考えていたとしましょう。
その場合、人付き合いが苦手という言葉の意味合いを変えるのが意味のリフレーミングです。
人付き合いが苦手に対して、自分の世界を大切にするとリフレーミングするとどうでしょうか?多少前向きな気持ちになると思われませんか?
次に、お金がないという状況に対して状況のリフレーミングを使ってみましょう。
この場合、お金がないということを肯定的に考えることがポイントです。
例えば、お金がないことによって、お金のありがたみがものすごく分かった。
などでもいいでしょう。
自分で感じる意味合いを肯定的に変えるだけでもストレスの対処方法になります。
7.仕事の優先順位を決めてタスクを細分化する
あれもこれもと作業を抱え込んで自分の許容量を大きく超えてしまう人は多いものです。
結果として、どれもが中途半端になってしまいストレスがたまってしまうことに。。。
このようにならないためにも、自分の作業に優先順位をつけていくことが大切です。
その上で、優先順位の作業を捨てていくことで、自分の時間をより重要な作業にあてることが出来ます。
そうすることで、結果として作業効率があがり、成果も出てくるようになるでしょう。
このように自分の現状を認識して整理をすることは、ストレス対処方法として効果が高い方法です。
タスクの細分化について詳しくは下記の記事をご参照下さい。
8.NOと言う勇気
作業を抱え込んでしまう人の中にはNOと言えないことが原因で増え続けてしまうという人もいます。
例え、自らの作業量を減らしたとしても断ることが苦手では自分以外の作業量が増え続けてしまいます。
これでは業務効率が下がってしまうのも当然です。
ストレス対処方法としては断ることが重要ですが、かといっていきなり断ることが出来る人に変われるのであれば、苦労はしませんよね。
断ることが出来ないから困っているのだと。
だったら、今日からは小さな事を断る習慣をつけてみて下さい。
たとえば、飲みに行こうと誘われたら断ってみるとか、もっと小さなことではフェイスブックのいいねをいつもつけている人に、あえてつけて見ないとかそんなものでも大丈夫です。
小さなことを断るまたはやらないことで、自分がなにかをしなくても大丈夫なんだという意識が芽生えてくるでしょう。
それが芽生えれば徐々に大きな事も断れるようになってくるはずです。
自分が断っても人に恨まれたり、嫌われたりしないのだという事が理解出来てくるはずです。
9.腹式呼吸
呼吸を意識的に行うことでたまっていたストレスは身体の中から吐き出されます。
腹式呼吸は溜まったストレスを吐き出すのに有効なストレス対処方法です。
やり方は簡単です。鼻から息を吸い込み、しっかりと吸いこんだら2~3秒間呼吸を止めます。
そして、ゆっくりとおなかに意識を保ちながら息を吐き出していきます。
10秒以上かけて吐き出すように意識をしていただくといいでしょう。
全て吐きだしたらまた再度息を吸い込みます。この呼吸を3~5セット行うだけでも心拍数は変わりリラックス出来てきます。より、身体のストレスを抜き取るには息を吐き出すときに身体から吐き出した息を通してすべてのストレスが出ていっているようにイメージしてください。
逆に、息を吸い込む時にありあまるエネルギーを吸い込んでいるんだというイメージも持つとより力がみなぎってくることが感じられるはずです。
Ⅰ.社会の有害なストレスから身を守る9つの対処方法 まとめ
いかがでしたか?どれも簡単に出来るストレス対処方法をご紹介させていただきました。心の筋肉を鍛えることでストレスに侵されにくい身体をつくった上で、ストレスのもととなる状況や考え方に対しての対処方法をお伝えしてきました。そして、ストレス発生時に呼吸をすることでストレスを流しだすやり方についてもお伝えさせていただきました。
どれも、とても簡単な方法ですが、ストレスの対処方法としてはどれも強力です。ストレス対処方法を知らないということは、シミ、そばかすを気にしているのにも関わらず、真夏の炎天下の日差しにUVケアをまったくしないようなものです。
ようは無防備ということですね。これでは身体がいくらあっても持ちません。そうならないためにもしっかりと心のUVケアをして行く事をお勧めします。
Ⅱ.職場のストレスの撃退法
あなたもこのような職場のストレスが積もり積もっていませんか?
- 上司の理不尽な言動
- 同僚に対しての嫉妬
- 自分がいない所でされている噂話
- カウントされない日々の残業
- 何を考えているのか見当もつかない部下
- 一方的に話し続ける先輩
このようなストレスを放置しておくと、やがてあなた自身の心を蝕み続けてしまい取り返しがつかなくなってしまいます。
あなたが最も多くの時間を過ごす職場だからこそ、職場のストレスケアは最も重要な行為だと言えるでしょう。
この章ではそんな職場のストレスに対しての撃退法をお伝えしていきたいと思います。
1.職場のストレスが原因で起こる3つの弊害
職場とは人生の大半を過ごしていく場所です。あなたにとって職場はどのような場所ですか?居心地がよく、心の底からハッピーであれば最高に恵まれた職場ですよね。
しかし、多くの人にとって職場でかかるストレスは自身の心を蝕んでしまうほど、強烈に影響を与えてしまうものです。
この章では職場のストレスを恒常的に受け続けてしまう事による、代表的な3つの弊害についてお伝えさせていただきます。
①.思い込み
職場のストレスがたまってしまうと思考にフィルターがかかってしまいます。フィルターを通して世界を見ると自らの思い込みをもとに世界が構成されてしまうのです。
- 「私はだれからも嫌われている」
- 「私がいなくても会社は困らない」
- 「どうせ自分なんて使い捨ての駒なんだ」etc
思い込みに捉われ、さらにその思い込みを自分の中でふくらまし続けてしまうのです。思い込みに心が捉われてしまうと、現実を正しく見定めることが出来なくなります。
その結果、悪夢に取りつかれたように自らの心の主導権を思い込みに乗っ取られてしまうのです。結果として、精神が徐々に蝕まれていく事になるのです。
②.自己否定
何事も自分事として捉えてしまい、すべての責任や原因は自分にあるという思いに捉われてしまう結果、自己否定を繰り返してしまいます。
- 「きっと自分の噂話をされているんだ」
- 「あいさつしたのに目を合わせてもらえなかった。きっと嫌われているんだ」
- 「ほかの人と接している時と態度が違う。なにか気に障ることをしてしまったんだ」etc
人や状況のちょっとしたことが気になり、しかも自分自身で勝手に思い込みを大きくしながら、自らを責める方向に力を使ってしまうのですから、ますますストレスが大きくなってしまいます。
また、自己否定を繰り返すうちに絶えず気持ちが沈んでしまいますますネガティブになってしまうというループを続けてしまいます。
③.嫉妬
ストレスを恒常的に受ける事で心のスペースが狭くなり、人に嫉妬の炎を向け続けてしまう状況です。
- 「〇〇のほうが仕事を任されている。理不尽だ」
- 「なんであんな人がみんなの中心にいるんだ。分かってない」
- 「あの人の話は通っているのに自分の話はちっとも反映されていない。むかつく」etc
目に映る多くの人をライバル視してしまい、たえず競争し続ける道を選んでしまうのですから、気の休まる暇がありません。その上、嫉妬のエネルギーを人に放ち続けているのですから、心は疲弊し続けてしまいます。
嫉妬を長く持ち続けることで、次第に心のバランスが崩れ、身体にも影響を及ぼしてしまいます。
関連記事
2.頑固な油汚れに匹敵する職場のストレスを洗い流す7つの方法
この章では職場のストレスの撃退法をお伝えしていきます。どれも効果的な方法です。まずはこれから紹介する方法の中からひとつだけあなたに合っている職場のストレス撃退法を習慣化してみて下さい。きっと、徐々に職場のストレスが改善されてくることを実感していただけることでしょう。
①.瞑想
職場のストレス撃退法として瞑想は最も効果が高い方法のひとつです。瞑想を習慣化することで得られる効果は計り知れません。特にストレスを軽減する効果はほかのどの方法よりも瞬間に効果を得られます。それでいて持続力も長いのです。
瞑想をすることで心の焦点を「今この瞬間」にあてることが出来ます。人は過去の反省や将来への不安など、過去や将来を考えることでストレスを大きくしてしまいます。
「今この瞬間」に心をあてることで、過去や未来へ意識を向ける機会が必然的に減って行きます。「今この瞬間」に心をあてると、あーだこーだと思い悩むことがなくなるため、ストレスから解放されるのです。
瞑想について詳しくは下記の記事をご覧下さい。
②.呼吸の観察
呼吸に意識を向けることも瞑想と同じく「今この瞬間」に心を合わせることにつながります。呼吸は過去に行ってすることも、未来にいってすることも出来ません。まさに「今この瞬間」にしか行うことは出来ないのです。
ただただ呼吸に意識を合わせるということは、「今この瞬間」を簡単に味わうことが出来る簡単で効果的な方法です。
やり方は簡単です。鼻の穴から上唇までの三角形に自分の呼吸が触れていることにのみ意識を集中するだけです。注意していただきたいのは、呼吸を自ら調整するのではなく、ただ単に自然な呼吸を観察するということです。
呼吸を観察することで、あなたの中に渦巻いている様々な思い込みや捉われが小さくなっていく事に気が付くはずです。呼吸法は簡単で効果的なプチ瞑想です。職場のストレス撃退法として呼吸は習慣化するにはとても簡単な方法ですので、お試しください。
③.ありがとう
ほんの小さなことにでもあえて心の中で「ありがとう」と唱えてみて下さい。
- 「今日は晴れたな。ありがとう」
- 「気分がいいな。ありがとう」
- 「いい接客だな。ありがとう」
「ありがとう」を心掛けることを意識することで、日々の小さな幸せに目を向けることが出来ます。この小さな幸せ、馬鹿には出来ません。積み重ねることで心のスペースが徐々に開いていき、幸福感を日常のいたるところで感じられるようになるからです。
至福とはこの上ない幸福という意味です。至福とは何かを達成した時に得られるものではなく、「今この瞬間」にしか味わえないものです。日々の小さなことに感謝をする習慣をつけることで、「今この瞬間」感じる喜びが至福へと変わっていくのです。
「ありがとう」は魔法の言葉。ぜひ、感謝の言葉を意識的に使いこなしてみて下さい。もちろん、口に出していう方がはるかに効果的です。「ありがとう」を使いこなせるようになれば職場のストレスなんてすぐに吹き飛ぶことでしょう。
④.笑顔
笑顔にはストレスを軽減する効果があります。さらに様々なプラスの効果も認められています。詳しくは笑顔の効果!笑うことの素晴らしいメリット7つをご覧下さい。
そして、笑顔の凄いところは意図的に行ったとしてもストレス軽減の効果が認められるところです。例え、作り笑いだったとしても、作り笑いをしているうちに脳内からさまざまなホルモンが分泌されストレスを軽減していくのです。
はじめは作り笑いだったとしても徐々にストレスが紛らわされ、自然な笑みがこぼれてくるようになるのです。
よって、意識的に笑顔を作っていく習慣を作ることは即効性が高く効果的な方法だと言えます。もしも恥ずかしさがあるようなら、はじめはひとりの時でも1日数分間笑顔を作る練習をしてみてはいかがでしょうか?
それだけでも職場のストレス撃退法としておすすめです。きっと、ストレスが減って行けば人前で自然と笑顔がこぼれてくるようになるでしょうから。
⑤.睡眠
睡眠をしっかりとるのは職場のストレスの撃退法として基本的な行為だと言えます。しかし、あなたはストレスがあるから眠れないんじゃないかとお感じになられたかも知れません。そうです。その通りです。ストレスがあると寝つきが悪くなるんですよね。
でも、ご安心ください。この睡眠を取る。実は1番目に紹介した瞑想を行うことで簡単に手に入る副産物なのです。どうして、そんなことが言えるかって?それは私自信が日々瞑想を続けているおかげで睡眠の質が深くなったからです。
しかも、瞑想は15分間行うだけでも2時間の睡眠に匹敵するそうです。※参照心と体がスッキリする「1日15分」瞑想法 (PHP文庫)
瞑想を行うことで睡眠もしっかりとれる。しかも、寝覚めもいい。睡眠不足から解放された世界はまさに見違えて見えるでしょう。しっかりと睡眠を取るためにも瞑想をお勧めします。
⑥.場のアンカリング
アンカリングとはNLPという手法の感情を変化させていく効果的な方法です。NLPのアンカリングについて詳しくは瞬間的に望む状態に自分を変えるアンカリング8ステップをご覧ください。
アンカリングとは船の碇を語源として作られた言葉です。船の碇(アンカー)のように状況を固定するという意味です。簡単に説明するとどのような感情になったとしても、アンカーを下した状態にいつでも戻すことが出来るという方法です。
職場のストレス撃退法としてお伝えする今回の場のアンカリングとは、自分が本当に楽しかった、気持ちがなごむ場所に行くということです。
例えば、近所に憩いの喫茶店があれば、そこに向かうのもよいでしょうし、かつて楽しかった経験がある旅先に旅行に赴くのもいいかもしれません。
自分が楽しいと思える場には楽しいという感情がセットで記憶にはあります。そして、その場所に向かうことで抱えていた感情はリセットされ、楽しいというアンカーを下している状態に瞬時に戻ることが出来るのです。
まっ、簡単に言えば楽しいところに出向く。ただそれだけです。
⑦.ハグをする
あなたは人を抱きしめていますか?
たったの30秒間ハグをすることで1日のストレスの3分の1が解消されます。ほかにもさまざまな精神的効果がハグにはあるのです。
パートナーでも友人でもたったの30秒間ハグをすることでストレスメーターは3割も減少するのですから試さない手はありません。
パートナーがいる方はパートナーに、いない方はハグの効果を友人に伝えて30秒間ハグを試してみて下さい。
きっとすぐにストレスメーターが下がっていくことを実感できるはずです。職場のストレスの大半は孤独によるものです。ハグを習慣化することで孤独が癒され、あなたの幸福度は飛躍的に上がっていくことでしょう。
Ⅱ.職場のストレスの撃退法 まとめ
いかがでしたか?今回ご紹介した方法はどれも習慣化してこそ最大の効果を発揮するものばかりです。なので、あれもこれもと試して見るよりも、どれか1つか2つを習慣化してみることをおすすめします。職場のストレスとは頑固な油汚れのようなもので、一度こびりついたら何度も掃除をしてあげなくては完璧には取れません。
今回ご紹介した職場のストレス撃退法を習慣化することで、あなたの心をこまめにメンテナンスしてみてあげて下さい。きっと、すぐに効果が表れ始め、職場のストレスに動じないあなたを短期間のうちに手に入れることが出来るでしょう。
是非ともお試しいただければと思います。
Ⅲ.自分を認める事でたまったストレスから解放される3つの流れ
- 「所詮何をやってもだめなんだ」
- 「いつもうまくいかない」
- 「誰からも認められていないんだ」etc
あなたもこのように心の中で自らを全否定するような声がこだました経験はありませんか?
人はネガティブな思考に支配されてしまった時、その思考が暴走を繰り返し自分自身を傷つけてしまいます。また、心の傷が重なるほど人はネガティブな思考に陥りやすくなってしまう性質を持っているのですからやっかいです。
自分を否定すればするほど自分を嫌いになっていきます。そして、自分を嫌えば嫌うほど他人をも受け入れる心のスペースがなくなってしまうのです。
一方、自分を認める事が出来る人はどのような自分自身をも許容して受け入れられます。自分の存在自体に良いも悪いもレッテルをつけていないんですよね。だから、自分と同じく他人に対してもレッテルを張らずに存在を認める事が出来ます。
簡単に言うと、自分にやさしく接する事が出来る人は、他人にも優しく接する事が出来るということですね。
自分を認める事で対人関係の多くのストレスがなくなる上に、自らを責める事が減る事でネガティブな思考に憑りつかれる事も減って行きます。
1.自分を認める自己受容
自己受容とはあるがままの自分自身を受け入れると言う事です。あるがままの自分とは自分自身の素晴らしい部分も、足りてないと思う部分も含めて受け入れるという事ですね。
多くの人は自分自身を厳しく扱うのに長けています。
- 「もっと出来たのではないか?」
- 「ここまでやってもあの人に勝てなかった」
- 「努力が無駄になってしまった」etc
自らの素晴らしい部分に目を向けずに、足りてないと思う部分にばかり意識が向かってしまいます。
「もっと、もっと」と上ばかり見上げていては、「今この瞬間」に味わうことが出来る大切な感情を置き忘れてしまいます。
自分を認める自己受容とは、「今この瞬間」の感情に意識を向け、その感情をしっかりと受け止めてあげる事で出来てきます。
感情に意識を向けずにネガティブな思考で自らを責めるのではなく、感情を受け入れその上で今の自分の気持ちに気が付くことが大切です。
自己受容について詳しくは下記の記事をご覧下さい。
2.自分の気持ちに気づき感情を受け入れる
- 「もっと出来たのではないか?」不安なんだな。
- 「ここまでやってもあの人に勝てなかった。」負けたのが悔しいんだな。
- 「努力が無駄になってしまった。」努力が無駄になって悲しいんだな。
上記のように自らの気持ちに気づき「今この瞬間」に感じている感情に意識を向けることが、自分を認める自己受容をする上でとても大切になってきます。
人の思考は自らを責めたり、厳しく扱ったりすることが大好きです。なぜなら、人は進化の過程でネガティブな思考が発達するように特化して来たからです。
人間は生まれつき、脳がネガティブな経験に焦点を当ててしまう習性があるそうだ。そのため、人生においてポジティブな事が多く起きていたとしても、ストレスを感じたり不幸に感じたりしてしまうのだそうだ。
「Hardwiring Happiness: The New Brain Science of Contentment, Calm, and Confidence(幸福感を習慣にする方法:満足感、安らぎ、自信に関する新たな脳科学)」の著者である、カルフォルニア大学バークレー校のRick Hanson博士によれば、脳はネガティブな経験から脳構築を行うのに長けているのだそうだ。
たとえば、「 あつものに懲りてなますを吹く」ということわざもあるが、痛みを伴うと理解も速い。人間の祖先は、天敵や自然災害の脅威に日々晒されており、生きる上で切迫した状況やインパクトから学習できる脳が必要であったため、進化の過程でこうした特性が受け継がれてきたという。
Slashdotより引用
このように人はもともとネガティブな思考に特化しています。そのため、感情を深く探っていくという事がなかなか出来ません。
「今この瞬間」の感情に意識を向け、しっかり観察することで満たされない感情は解放されていきます。感情は見てみないふりをすることや、抑え込めると心の中に凝り固まってしまい大きなストレスとなってしまいます。だからこそ、このように意識的に感情にスポットライトをあてることで感情を受け入れていく事がなによりも大切なのです。
3.自分を認める呼吸法
感情を観察する上で効果的な方法があります。それはアーナーパーナーという呼吸法です。私が行っている瞑想法の一種なのですが、簡単で効果的な方法なのでお伝えさせていただきますね。ブッダもやっていた呼吸法と言う事でも知られています。
やり方は簡単です。適当な場所で座り、目を閉じ鼻の孔から上唇までの台形の部分に全意識を集中させてその場所に感じる感覚のみを観察して行く方法です。
注意点としては、呼吸を意識するのではないため、自然な呼吸を保つ必要があります。自然な呼吸で吸われたり吐かれたりしている空気の感覚や温度、湿度に意識を向け続けてみて下さい。
やり続けていくと、たまっていた様々な感覚が身体に表れてきますが、身動きせず、気を取られずに呼吸にのみ意識を集中していきます。そうしていく事で、潜在的にたまっていた感覚が解放されて行くと言う事です。
Ⅲ.自分を認める事でたまったストレスから解放される3つの流れ まとめ
- 自分を認める自己受容
- 自分の気持ちに気づき感情を受け入れる
- 自分を認める呼吸法
いかがでしたか?この章ではありのままの自分を認めることで自己受容をして行く方法をお伝えさせていただきました。
もしも、あなたが自分自身を責め続けているとしたら、この記事を機に、感情の声に意識を傾けるようになっていただければ幸いです。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
Ⅳ.健康的な身体と脳をつくる7つの習慣
アメリカカリフォルニア大学のブレスロー博士は20年にわたり生活習慣と身体的な健康の関係を調べた結果、下記に紹介する7つの項目に当てはまる人ほど寿命が長いことを突き止めました。
脳と身体は密接につながっています。脳の機能を向上させるにはなによりもまず健康的な身体を作り上げる事が大切ですし、脳が健康的であれば年老いても健康的な身体を維持するために意識を保ち続ける事が出来ます。
今回の記事ではブレスロー博士が調べた身体と脳を健康的に保つ方法をお伝えしていきます。
1.適切な睡眠時間を取る
適切な睡眠時間は健康的な身体と脳を作る習慣に欠かせません。
ハーバード・ビジネス・レビュー誌は「睡眠不足は企業リスクである」という記事を出し、睡眠不足がパフォーマンス低下をもたらす事実を紹介している。記事を書いたのはハーバード・メディカルスクール教授のチャールズ・A・ツァイスラー。彼は睡眠不足を酒の飲み過ぎになぞらえ、1日の徹夜や1週間の4~5時間睡眠によって「血中アルコール濃度0.1%分に相当する機能低下」が起こると説明する。
エッセンシャル思考より引用
知る・楽しむお酒と健康において「血中アルコール濃度0.1%」はビール1~2本、日本酒1~2合、ウイスキー・シングル3杯ほどだと伝えています。
睡眠不足が続くと毎日、酩酊状態と変わらないのですから、適切な睡眠は健康的な身体と脳を作る習慣には欠かせません。
2.たばこを吸わない
タバコは自分だけでなく周囲や家族に対しても被害を与えてしまいます。
そしてタバコは老化にも多大な影響を与えてしまうことが証明されています。
1.健康リスク:タバコには多くの有害な化学物質が含まれており、喫煙は様々な健康リスクを引き起こします。喫煙はがん、心臓病、慢性呼吸器疾患などの疾患のリスクを増加させます。
2.周囲への悪影響:受動喫煙のリスクは、喫煙者だけでなく周囲の人々にも及びます。特に子供や妊婦にとっては、受動喫煙は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
3.体力と健康維持:タバコを吸うことは体力を低下させ、運動能力や健康維持に悪影響を及ぼすことがあります。喫煙をやめることで、体力や健康状態が改善することが期待できます。
よってたばこを吸うことは確実に身体と脳を危険に晒してしまう習慣になって行きます。
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3.適正な体重を維持する
適切な体重を維持していく事は成人病のリスクから遠ざかることにつながります。人は加齢とともに基礎代謝が落ち、意識的に体重を維持して行こうと働き掛けない限り太りやすくなってしまうものです。
中高年で体重が増加してしまうと、基礎代謝が落ちている分、若いころのようにダイエットをしたからといってすぐに体重が減少していくことはなかなかありません。
だからこそ、常に意識的に体重を維持していく習慣を作ることが大切なのです。
4.飲酒は適量を守る
適度な飲酒は昔から百薬の長と言われていますが、過度な飲酒を続けていくと、肥満や高血圧、糖尿病や通風などを引き起こす頑強になってしまいます。
健康的な習慣として1週間に最低でも2回以上の禁酒日を設けたり、1日にどのくらいまでと飲む量を決めていく事で、自然と飲酒に対する健康的な習慣がついていくことでしょう。
上記のサイトでは適度な飲酒量について詳しく書かれているのでぜひ一度ご覧いただければと思います。
5.定期的に運動をする
定期的に運動をする習慣を作ることは健康的な身体と脳を作る上で必要不可欠です。もしも、あなたが日々忙しくて運動をする時間が取れないというのであれば、古典的ですが、「エスカレーターを使わず階段で移動する」「会社の人駅前で降りて歩く」などの有酸素運動はとても効果的です。
日々身体を動かす事を1日合間の時間に合計で20分ほど行うだけで、身体はより健康にメンテナンスされて行き、自然と健康的な身体と脳が出来上がって来ます。
6.毎朝、朝食を食べる
朝食を取らない状態は脳に不健康な影響を与えるそうです。一日の始まりの朝食で栄養素をきちんと身体に入れる事で脳や身体にエネルギーがみなぎり活性化されていきます。朝食を取らないという事は、エネルギーが枯渇した状態から1日を始めなければならないため、脳や身体に力が入って行きません。朝食を食べる事は健康な脳と身体を作るのに必須だと言えます。
7.間食、夜食は食べない
私は夜20時以降にものを食べなくなってから体重の維持が簡単に出来てきました。それまでは、不規則な食生活を送っていたので、体重がとても増えてしまった時期があります。しかし、20時以降にものを食べなくなっただけですぐに体重が減り始めました。
間食も同様に健康的な身体と脳を作るには辞めたほうがいい習慣です。ご飯を日々3食決まった時間にとり、間食は最低限に、夜は20時以降ものを食べない事を徹底すれば無理なく体重の維持が出来てしまいます。
この記事では私がダイエットした時の体験談を書かせていただきました。興味がある方はお読み下さい。
Ⅳ.健康的な身体と脳をつくる7つの習慣 まとめ
- 適切な睡眠時間を取る
- たばこを吸わない
- 適正な体重を維持する
- 飲酒は適量を守る
- 定期的に運動をする
- 毎朝、朝食を食べる
- 間食、夜食は食べない
いかがでしたか?
健康的な身体と脳を作る7つの習慣は。どれもそんなに難しいものはないのではないでしょうか。
きちんと習慣化することが出来るようになれば、脳も身体も健康的になりアンチエイジングにもなるうえ、寿命も延びてくるのですからメリットは多いと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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