今回の記事は下記のような方におすすめです。
- 思い込みにとらわれてしまう人
- 自分自身を無意識に追い込んでしまう人
- 自分自身の枠の中に凝り固まっている人
あなたは普段の生活でどのくらい思い込みに捉われているでしょうか?
もしかしたら、
「まったく思い込みに捉われていないよ」
と感じていらっしゃるかもしれません。
しかし、思い込みとはあなたが思っている以上に根深く私たちの生活に浸透しています。
今回の記事では思い込みがもたらす負の側面に光をあてつつ、思い込みをなくすにはどのような方法が効果的かを紹介させていただきたいと思います。
私自身、日本で170名弱しかいない国際コーチとして活動しています。
心理に関してはスペシャリストですので、記事の内容は折り紙付きです。
人は自分が見たい世界を思い込みで創り出しているのです。
あなたの思い込みをなくすことで、あなたが見る世界は大きく変わっていくことでしょう。
Ⅰ.思いこみの元凶、投影の心理
あなたの世界はあなたが見たいように作られていくということを心理学用語で【投影】と言います。
まさにあなたの心理を目の前の世界が投影していくのです。
例えば、あなたが「あの人は私の事を嫌っているのかも?」と思えば、あなたは無意識にその人から嫌われているであろう要素をピックアップしていくのです。
目を見て挨拶をしたのに視線をはずされるというような、そんな些細なことでも「目を合わせてもらえなかったから嫌われているんだ」などと、自分を嫌っているひとつの証拠として考えてしまいます。
一方、「あの人には好かれている」と思えば、挨拶時に目が合わなかったとしても、「何か様子がおかしいけどどうしたんだろう?体調が悪いのかな?」などと批判が自分自身に向かう事はありません。
この事は人だけにではなく、物や現象にも当てはまります。
「今日は本当に運が悪い」と思えば、ただ雨が降るだけでも、「自分の運が悪いから、雨が降ったんだ」と天候をも自分の運の悪さの一因としてしまうのです。
「あなたが見たいように世界は見える」ということは、逆を返せば「あなたが見える世界を作り上げている」ということになりますよね。
目の前に移る現象はあなたの心理を投影している鏡だということを知っておくと捉え方が変わります。
この章ではどのような時にあなたにとって好ましくない投影が起こるのかを知ることで、あなたが持っている思い込みのパターンに気が付いていただきたく思います。
1.自己否定
自己否定を繰り返してしまう人とは、自らの正しい評価を受け入れることが出来ずに、失敗や反省点ばかりに目が行き、自分自身を苦しめ続けてしまう人です。
そのため、自己否定を繰り返してしまう人が周囲に見る投影は、自分自身がいかに無力な存在かということです。
周囲から必要とされていないと思い込むことで、自分自身の存在の火をますます小さくしてしまいます。自己否定を繰り返すことで自分自身の存在価値が分からなくなり、心のバランスが崩れてしまいます。
自分を否定するあまり、積極性がかけ、対人関係でも前に出ていくことが出来ないばかりか、人前で話をするのにも恐怖を感じてしまいます。自分自身が創り出した小さな自分を演じ続けることで、本来もつ自らの素晴らしい魅力を押し殺してしまいます。
2.自己憐憫
自己憐憫とは辞書では、自分で自分をかわいそうだと思うこと。
自分に対して憐憫の情を抱くこととあります。
ようは自分を不憫で仕方がないと感じているということですね。
この思い込みを持つと、自らを悲劇のヒロインのように感じ、周囲を評価判断し嫉妬や妬みを持ってしまいます。
その結果として、自分自身に移る投影は自分の周囲の人たちとの心理的距離間に現れて行きます。
だれも自分のことを分かってくれない。
自分なんていてもいなくてもいいんだと思い込んでしまうのです。
自己憐憫は幼年期に親から受け入れられてこなかったことに発端があることが多いのです。
自分自身が受け入れられないから孤独を選び、孤独を抱えて生きる道を選択してしまいます。「何かが出来る自分」には価値があるけれども、「何かが出来ない自分」には価値がないと感じています。
人と心理的距離が離れていないとまともに人と接することが出来ないそんな価値観を持っています。自分から人を遠ざけてしまうのですが、自分が遠ざけられていると感じてしまうのです。
自己憐憫を持ち続けていると対人関係に大きな支障をきたしてしまいます。
3.ねばならない思考
「~ねばならない」という思考を持つと自分自身を窮屈にしてしまうだけでなく、自らに投影される世界をも息苦しくしてしまいます。
この思考を持っている人は潜在的に、「~した自分」には価値があるけれども、「~しない自分」には価値がないという決めつけがあります。
何かをしていないありのままの自分には価値がないという先入観があるため、自分自身を認めて上げることが出来ません。
当然、投影される世界も「~した人」には価値を見出せますが、「~しない人」には価値を見出せません。
人と人との関係は「~すること」(doing)だけでなりたっているわけではありません。
その人が「その人らしくあること」(being)のほうがはるかに大切なのです。
「ねばならない思考」を持っていると自分自身が自分らしくある事に許可を出せないため、自らを窮屈に締め付けてしまい、結果として投影される世界にも自分の居場所を見つけることが出来なくなります。
4.過去に縛られている
ポイント
過去に縛られているとは、自らの過去の過ちや反省に縛られ「今この瞬間」に意識がない状態も思い込みに捉われてしまってる状況です。「もしもあの時ああいう行動を取っていれば・・・」「あんなことが起こらなければ・・・」など、過去に縛られているということは、変えることの出来ない過去にしがみついても状況は好転しません。
自らが過去にしがみつくことで、周囲に投影されることは、あきらめです。自らが過去に縛られ「今この瞬間」にいないと、自分の周囲の人たちに灯る希望の光をも失わせてしまうのです。自分自身が過去に縛られていることで、周囲もあなたの捉われに賛同したように、自信の目には映ってしまいます。
自分自身が過去に捉われていると、周囲もそのように見えてしまうということです。
周囲の気持ちが落ちたのではなく、自分自身が見る周囲の人の気持ちが落ちたように感じてしまうのです。
みんなの雰囲気が悪いと感じる原因は自分自身の投影にあるということを理解しておいて下さい。
5.未来にとらわれている
現実化していない未来に不安を覚え捉われてしまうと、投影として周囲に恐れや踏みとどまりを感じてしまいます。
「こんなことをしてもし失敗したらどうしよう」「今はよくても先の事は分からない」などと先に対しての不安ばかり考えてしまうと、自身の目にはみんながみんな不安を抱えているように映ってしまいます。
未来に目を向けることはとても大切なことですが、未来に捉われてしまうことは思い込みを大きくするばかりでいいことはありません。
未来よりもプロセスを意識し続けていくことこそが不安に捉われないための方法です。
6.自分を演じてしまう
人はセルフイメージと言う思い込みを無意識的に創ってしまいます。
このセルフイメージと言う思い込みは、「自分が人からどう見られているだろうか?」という事に意識を向け、このように見られているという思い込みの視点から自分自身を演じてしまいます。
人からこう見られているという自分像を演じ続けることで、周囲に投影されてそのイメージがより強固に固まっていきます。自分自身のキャラクターはこうだという思い込みを持つことで、自らの行動や考えが固定されてしまいます。
例えば、「自分自身はつまらない人間だ」と周囲から思われていると感じている人は、性格がどうあれ、縮こまった自分自身を無意識的に演じてしまうのです。
その反応を受け取った周囲の反応を見て、「自分自身はつまらない人間だ」と思われている認識をより強固にしてしまいます。
思い込みの負のスパイラルにはまることでセルフイメージが固定されてしまうのです。
Ⅱ.思い込みの連鎖を断ち切る思い込みのワーク
あなたは人に対しての思い込みや自分自身に対しての思い込みが溢れ出てしまっていませんか?
思い込みに縛られてしまうと正常な思考が奪われてしまい、正しい判断が出来なくなってしまうものです。次第に思い込みのフィルターを通した形でしか世界を感じられなくなってしまうんです。
思い込みのやっかいな所は、核融合のように自分自身の頭の中で際限なく増殖してくるところにあります。はじめは、ちいさな心の引っ掛かりだったものでも一度捉われてしまうと、あなた自信をも脅かしてしまうほどに膨れ上がってしまいます。
この章ではそんな思い込みをあなたの中からなくす方法について詳しくお伝えさせていただきたいと思います。所詮思い込みとは自分自身の中で勝手に大きくしている妄想に過ぎません。これほど無駄で非生産的な時間はそうはありません。
この章をきっかけにして、思い込みをなくすことであなたにとって価値のある時間を創り出していってもらえれば嬉しい限りです。
「思い込みのワークってなんだ?」とあなたはお感じになるかもしれません。これは私がかつて参加していたリーダーシッププログラムで学んだ思いこみから解放される効果的なワークなんです。
1.思い込みのワークの具体的なやり方
具体的には人に対して持っている思い込みを、本人の前で伝えさせてもらうというワークです。
思い込みのワーク
「思い込みを伝えさせてもいいですか?」
と許可を取り、
「私はあなたについて・・・という思い込みを持っています」
と伝えます。
そして相手に、
「その思い込みを持っていることはあなたにどんな影響を与えますか?」
と聞いてもらいます。
思い込みの数だけこの工程を繰り返し、最後思い込みがなくなったら
「ありがとうございました」
といって占めます。
2.思い込みのワークの効果・効能
思い込みとははじめのうちはごくごく小さなものです。
それが持ち続けているうちにどんどん肥大化してしまい、やがては思い込みが大きくなりすぎて制御が効かなくなってしまいます。
思い込みのワークをやることで、肥大化した思い込みが実はなんの根拠もない単なる幻想だったのだと客観的に気が付くことが出来るようになるのです。
自分自身の肥大化した思い込みを知ることで、いかに自分が誤った認識でその人を見ていたかが分かるようになり、その人に対する過度な思い込みは姿を消してしまうのです。
3.思い込みのワークの注意点
あくまでその人に対する思い込みを失くすのが思い込みのワークの特徴です。
ですので、その人の見た目や事実を伝えてしまうとただ単に相手との亀裂を深めさせてしまうので注意をして下さい。
- 「私はあなたについて太り過ぎだという思い込みを持っています」
- 「私はあなたについてブサイクだという思い込みを持っています」
- 「私はあなたに対してファッションセンスが悪いという思い込みを持っています」etc
これではただ単に相手に対して目の前でディスっているだけなので気を付けて下さいね。
4.思い込みのワークは日を開けて双方が行う事
思い込みのワークは双方がお互いやりあうことが大切です。あなただけが相手に一方的に思い込みを伝えても相手の心象はよくありません。
かといって、同じ日に双方が思い込みのワークをやってしまうと、お互いの感情がヒートアップして対立が避けられなくなってしまう可能性もはらんでいます。
日を開けることで感情がヒートアップして対立する危険性が大きく減っていきます。
よって、思い込みのワークの趣旨を相手に伝え、日程をずらして交互にやることを提案してみて下さい。
お互いの思い込みが縮小することで、関係性は飛躍的に良くなっていくことでしょう。
5.お互い個人的に受け取らないことを約束する
最後に、「お互い個人的に受け取らないことを約束」してください。この約束も思い込みのワークを一緒にやる相手と取り付けて下さい。
6.絶対に個人的に受け取らない事。
あくまで思い込みは自分自身の勝手な妄想であって、相手の人となりとは関係がありません。
妄想を個人的に受け取ってしまうと自分も相手も苦しくなるだけです。
お互い単なる妄想なんだなと軽い気持ちで受け流すことが大切です。
思い込みのワークはあくまで思い込みを言う側の思い込みを小さくしていくワークなので、言われたほうは思い込みを適当に聞き流すくらいがちょうどいいのです。
Ⅲ.頑固な思い込みをなくす8つの方法
この章では思い込みから脱け出す効果的な方法についてお伝えさせていただきます。
1.色眼鏡をはずして見る
思い込みに捉われていると人に対して色眼鏡をかけて見てしまいます。
この人はこういう人だというフィルタリングされた視点からでしか相手を判断できなくなってしまうのです。
しかし、「もしかしたら自分自身が思い込みに捉われているのではないか?」と自らに対して疑問を持つことで自分が思い込みをしているかもしれないということに客観的に意識が向くようになるのです。
このように、自分自身が誤っているのかもしれないという意識づけを絶えず訓練することで、思い込みの色眼鏡の色を薄くしていくことが出来てくるでしょう。
2.今に意識を向ける
思い込みが激しい人の特徴として、今に意識が向いている時間が極端に短いという性質があげられます。思い込みの激しい人は過去の失敗や、未来の不安ばかりを今この瞬間に考えてばかりいるからです。したがって、今という時間に身体はあっても、心は過去や未来に捉われ続けているのです。
今に意識を向けることで、過去や未来に捉われている時間が減少して行きます。
捉われる時間が少なくなるほど思い込みに浸っている時間も短くなり、結果として思い込みが激しくなる前に対処することが出来るようになるのです。
今に意識を向ける最も効果的な方法は瞑想です。瞑想について詳しくは下記の記事をご覧下さい。
3.呼吸に意識を向ける
呼吸に意識を向けることは、心を「今この瞬間」に保つことに役立ちます。呼吸とは過去に行ってすることも、未来に行ってすることも出来ないからです。「今この瞬間」でしか出来ないものだからこそ、この体感覚に意識を向けることで過去に縛られることからも、未来に捉われることからも解放していくのです。
ただたんに鼻からの呼吸に意識を向け続けることに意識を向けるだけで、思い込みに捉われることが減っていく事に気が付いていくことでしょう。
「今この瞬間」に意識があり続けることこそは思い込みをなくす特効薬だと言えるでしょう。
4.カウンセラーをつける
思い込みというのは自分の過去の行動とも深く関連してくるものです。
そのため、自分自身で思い込みを整理するには限度が出てきます。
信頼できるカウンセラーをつけることで、自らの思い込みを手放していく方法はとても効果的です。
自分自身の過去を真剣に振り返ることも大切ですし、自分自身を受け入れることも大切になってきます。
カウンセラーをつけて、自己肯定感をあげて、自分自身を認めてあげることが思い込みを手放して自由に生きる上では最も効果的な方法です。
5.コーチをつける
思い込みが激しい状態を脱するにはコーチをつけることもおすすめの選択肢です。
思い込みとは中毒性のある麻薬のようなもので、思い込みに捉われれば捉われるほど、思い込みを欲してしまうのです。
自ら客観的に思い込みを制御できる訓練を継続していくことで、思い込みが身体を侵食していくのを防いでいくことは出来ます。しかし、常にさまざまな思い込みを持ち続け、肥大化させ続けている人であれば、ひとりで訓練を行うよりも、まずはその思い込みから解放されなくては先に進みにくいことでしょう。
ちなみに私は日本で170名弱の国際的なプロコーチの資格を保有しています。
もし、コーチングに興味がありましたら、下記よりご連絡いただければ幸いです。
6.箱から出る
私が受けているリーダーシップコースの指定図書に自分の小さな「箱」から脱出する方法という書籍があります。
「箱」とは思い込みの事です。
思い込みの箱に入ってしまうと、その思い込みを持った視点でしか人を判断することが出来なくなってしまうため、その人に対して自然と心を閉ざしてしまいます。
当然、自分が心を閉ざすと相手にもそれが自然と伝わり、相手も心を閉ざしてしまうようになるのです。自分が箱から出ない限り、相手に対する思い込みが激しい状態が続き関係性はちっとも好転しません。
では、どうやって箱から出るのか?それは「自分が今思い込みの箱に入っているんじゃないか?」ということに意識を向けていくことだそうです。
「自分が誤っているのではないか?」と自らを客観的に判断していくことで、相手に対して自分が今どのような接し方をしているか気付くきっかけになるからです。
箱に入っているということに気が付くことが箱から出る何よりも簡単で力強い方法なのです。
ここでは単純に書きましたがもっと詳しく知りたい方は自分の小さな「箱」から脱出する方法をご覧ください。とてもおすすめ出来る本となっております。
7.インナーチャイルドと向かい合う
思い込みが激しい性格は、幼少期に大きく影響を受けている可能性が高いものです。
幼少期の満たされなかった思いが、大人になった今、思い込みの激しい性格として表出してしまっているのかもしれません。
親に対して常に自分は愛されていないという思い込みを持ちながら子供時代を送っていたのでは仕方のないことではあるのですが・・・
このように子供の頃の満たされない心をインナーチャイルドと言います。
インナーチャイルド―本当のあなたを取り戻す方法では子供の頃のインナーチャイルドと向かい合う事で、現在の心の傷の埋め方を教えてくれています。
この本の中から思い込みが激しい状態をなおすのに大切なワークを紹介させていただきますね。
それは子供の頃の満たされなかった自分に向けて今のあなたが手紙を書くこと。
- 何が悲しかったのか?
- 何が辛かったのか?
- どうやって接してもらいたいのか?
などいろいろと子供の頃のあなたに向けて手紙を書いてみて下さい。
そして、次に、子供の頃のあなたが、今のあなたに向かって手紙を書くこと。
子供の頃のあなたに戻って、大人になったあなたへ手紙を書いてみて下さい。
それは
- さみしい気持ちなのか?
- 満たされない気持ちなのか?
- 受け入れられたいという気持ちなのか?
子供のころのあなたにしか分からない感情が手紙には乗っていくことでしょう。
このワークは一回やって終わりという物ではなく、定期的に行う事をすすめています。
子供の頃のあなたであるインナーチャイルドが孤独から解放されるにつれ、あなたの思い込みが激しい性格は徐々に改善されていくことでしょう。
8.セルフイメージを壊す
セルフイメージとは「自分がはたからみてどのように映っているか?」という思い込みの事です。
人間はやっかいなものでこの自分自身の思い込みに沿って、自分自身の性格や行動特性を合わせてしまうのです。
自分が人から思われているであろう、自分自身を演じ続けることによって、次第に思い込みが自分自身の性格の一部になってくるのですから恐ろしいものです。
多くの人は良い思い込みを持つよりも、悪い思い込みを持ちやすい傾向にあります。
よって、セルフイメージも悪いセルフイメージを持ってしまう人は多いものです。
ちなみに私もセルフイメージとして「人に威圧感を与えてしまっていると思われている」などという思い込みを持っていた時がありました。
この思い込みを持つことで自分自身の発言や行動をとても制限してしまうんですよね。
しかも、無意識的に威圧感を出すためにしかめっつらとかしていましたから(笑)
このように自分自身の思い込みに捉われてしまうと、ドツボにはまってしまいます。
セルフイメージを壊すとは、自分自身の思い込みに気付いてあえてぶち壊して見るということです。
私の例で言えば、「自分は威圧的だ」という思い込みに捉われていたのに気が付いたので、あえて、そこをはずすために、友達の前でネコ語で話して見たという恥ずかしい経験があります。
「そう思うニャー」とか、「分かるニャー」とか・・・
恥ずかしくて気が狂いそうになりましたが、おかげさまでセルフイメージはパリンと音を立てて崩れていきました。
自分はこうであるという思い込みを手放すにはかなり効果的な方法なのでお試しください。
まとめ
いかがでしたか?
思い込みが激しい性格でも解消していく方法は案外あるものです。
本気で思い込みが激しい性格をなおしていきたいのであれば、どれもおすすめの方法ですのでお試しいただければと思います。
用途によって使い分けていかれるとなおいいかもしれませんね。
最期に補足として、瞑想は習慣化しないとなんの意味もありませんので、思い込みが激しい性格を改善するために瞑想を選ぶのであれば、習慣化することを心掛けて見ていただければと思います。
思い込みを手放すためにあなたが今何をすべきかのヒントも得られることが出来たのであれば幸いです。
今日のポイント-思い込みを伝える
自らの思い込みを相手に伝えるということは思い込みから解放されるには効果的な方法です。
相手に対して「これは自分の思いこみなんだけど伝えさせて」と許可を取り、自らが持っている思い込みを相手に対して伝えていくのです。
思い込みとは放っておくと自分の中で大きくなりやすい性質を持っています。
最初は小さな思い込みだったものが次第に大きく変貌していっても、自分自身では気が付かないものです。
思い込みを相手に伝えることで、自分自身が抱えていた思い込みが自らの思考を養分として肥大化した姿になっていることに気がつくと、自分の思い込みを客観的に手放すことが出来るようになってきます。
この思い込みを伝えることを行うには相手にひとつ守ってもらう条件があります。
それは、あくまで自分自身の勝手な思い込みだから、自分事として受け取らないでほしいという事です。
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