今回の記事では章ごとにテーマを変えてセルフイメージについてお伝えしています。
- セルフイメージを個性化する方法
- セルフイメージを高める方法
- セルフイメージを書き換える方法
それぞれが別々に書いた記事なので、自分の中でもさまざまな視点からセルフイメージについてを書けたと思っています。
セルフイメージは変えようと思えばいくらでも書き換えていけるものです。この記事をきっかけにあなたのセルフイメージに変化をもたらすことが出来れば幸いです。
Ⅰ.人生の奴隷化から抜け出してセルフイメージを個性化する方法

ども!自分ブランド創造コーチ坪井一真です。今日はセルフイメージについて語って行きたいなと思います。私もそうなんですが、多くの人はセルフイメージに縛られて生きているんですね。
セルフイメージっちゅうのは簡単に言うと「自分は人からどのように見られているか?」という自分の全体像のことなんです。
- あの人からはああ見られているに違いない
- この人からはこう見られているに違いない
- だれかれからはこのように見られてに違いない
こんな感じで周囲にどう見られているかを予測して無意識的にその役割に適応してしまうというを役割性格と呼びます。
私たちはカメレオンの様に周囲の環境に適応して行くという事ですね。
親になったら親らしく、仕事場ではよい上司に、友達同士ではお調子者を演じたりと周囲に合わせて役割性格を切り替える事で私らは大抵のコミュニティでうま~く溶け込む事が出来るんです。
これらの役割性格の全体像があなたのセルフイメージになります。ようは俺ってこんな奴だよねっていう部分ですね。あなたの個性と自覚している部分です。
でもね。このセルフイメージには問題点が。。。
1.セルフイメージの問題点
セルフイメージの問題点を分かりやすくファッションで例えて見ましょうかね。
あなたはパジャマのまま会社に出社したり、友人と遊んだり、パートナーと外食に行ったりはしませんよね。もし、あなたが「えっ?するけど?なにか問題でも?」という方なら、このブログを見るよりもまずは病院に行きましょ~!きっと何かが見つかるはずですから。レッツゴー!!
話を戻して、ではなぜ、私らはTPOによって服装を変えるんでしょうか?
それは、周囲に適応するためですよね。
けれども、その中にも個性って出てしまいますよね。
よれよれのワイシャツやくたびれたスーツ、手入れのされていない靴で会社に向かう人もいれば、アイロンがけされたシャツに、ピシッとしたスーツ、きちんと手入れの施された靴で会社に向かう人もいるでしょう。
このような個性は一貫性を持っているものです。一貫性を持っていなければ情緒不安定な人になってしいますからね。
ようは、さまざまな役割性格を持ちながらも、その全体像の根っこの部分として自分はこんな人間だっていう思い込みがセルフイメージです。
セルフイメージの呪縛
ちょっと下記の引用を見て下さい。
大手企業に就職すれば収入は安定し、それなりの生活はできると思います。社会的にもいくばくかの尊敬が得られるかもしれません。しかし、それが本当にあなたの望んだ道だったのでしょうか。
自分らしさを発揮しながら、人々の幸せにも貢献できる充実した生き方だったのでしょうか。なんとか生きられる収入を与えられているだけでないでしょうか。子供も育てることができたとしても、資本に仕えながらただ生きて、資本に追従していくことでしか生きられない子孫を残しただけではないでしょうか。それで幸せだと思えるなら、それは洗脳された奴隷としての人生だったといわざるを得ません。
このことは、たしかに洗脳なのですが、誰も、自分を育ててくれた親やお世話になった学校の先生、会社の社長が、信者を洗脳して地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の教祖麻原彰晃のような危険な存在だとは考えません。
ただ、お金を儲けたいという煩悩をたきつけられ、人を奴隷化する手法をもって、知らず知らずのうちにお金を中心にした価値観に縛られ、行動を支配されるようになってしまったのです。
洗脳されているのに洗脳とは気がつかない。それが資本主義の洗脳の本当の恐ろしさなのです。
これはマインドコントロールを解除する第一人者苫米地英人さんの「洗脳を解けば、人生はすべてうまくいく」という本の一節です。
結局、私らは役割性格によって社会に適応するように出来ているんですが、結局ですね、その社会そのものが私らを資本主義社会に組み込むべく洗脳をして来ているのですから、あなたのセルフイメージも洗脳された奴隷の人生を歩むために最適化されているって事ですね。
社会のレールに疑問を持つ事なく乗るように洗脳されているって事ですね。残念ながらそれがあなたのセルフイメージという事です。
本来はセルフイメージはファッションのように個性になるものなんですけどね。私らの社会はどうやら国民に制服着用を義務付けて無個性化させていきたいようですね。
ゆでがえる状態
有名な例え話をここでひとつ。
ぐつぐつと煮立ったお湯にカエルを放り込むとカエルはその熱さに驚き飛び跳ねて抜け出してしまうそうです。
でも、これがぬるま湯だったら話は別。
適度な温度でカエルの気分は極上です。しかし、ぬるま湯の底では静かにお湯を沸かし続けていきます。するとどうでしょう。徐々に上がるお湯の温度の変化に気付かずにカエルはいつの間にかゆでガエルへ。。。
なんと可哀そうなカエルたちでしょう。
と、同情している場合じゃありません。だって、あなたもこのカエルたちのように結構ゆだってるんですからね。重要なことなんでもう一度いいます。
あなたもこのカエルたちのように結構ゆだってるんですからね。
フルスイングで頭をかち割られる経験
例えば大震災などで今までの価値観が一変してしまったり、そこまでいかなくても急なリストラにあったり、思いがけない災難が降りかかってきたり。。。
こういう頭をガツーンと勝ち割られる経験をすると、「あれ?今までの価値観ではやばくね?」って気付くケースが思いのほか多いんです。
終身雇用は崩壊し、年金は詐欺にあったかのように引き上げられ、マイホームも一瞬でなくなってしまうかも知れないのに、なんで自分の人生が安定していると思ってたんだ?って事にね。
私のコーチングのクライアントの方でもこの手の経験で人生観変わったという人が多いんです。
ほら、臨死体験すると人生の価値観がものすごいレベルで変わるっていうじゃないですか?あれと同じです。
まっ、さっきの例え話のカエルとおんなじですよね。あっち~って跳びはねてしまうわけです。
でもまたいつもの日常へ
あっち~!って言って洗脳の呪縛から飛び跳ねても多くの人はしばらくしてからいつもの生活に戻って行ってしまいます。それほどセルフイメージを変えて行くのは難しいんですね。
どうして気付きがあったのにまたいつもの日常に戻ってしまうのだと思いますか?
それはね。私らの周囲にはドリームキラーと呼ばれるクリーチャーで溢れているからです。
私らは誰でも日本の将来に不安を持ちつつありますよね。財政赤字に政治家や役人の怠慢がはびこり、一般庶民を置き去りの政策ばかり。
将来に希望の光なんて見えにくいですよね。
それに気付いて、このままじゃダメだと自分の力で人生を歩もうとすると大変です。
「みんなが洗脳されてるんだから、いいじゃない。みんなと違う事をする方が怖い事なんだよ。一緒に洗脳されてれば安心出来るじゃない。」と、身近な人たちほど、あなたを心配して引きずりもどそうとして来るんですよね。うっわー。どこかの新興宗教みたいだなー。
洗脳に気付き自分の力で夢を切り開こうとするとこのような障害が待っているという事です。そして大半の人のセルフイメージは元に戻っていくんです。
コンフォートゾーンの誘惑
ぬるま湯は別名コンフォートゾーンと言います。もうね。ここから、出ようともがくほど、周囲の引き戻し力の強さを実感されられますよ。
特に私たち日本人はこのみんな同じって感覚から抗う事がとにかく苦手なんですよね。
国民性を表す有名なジョークにこんなのがあります。
ある船に火災が発生した。船長は乗客たちに、速やかに海に飛び込むよう指示しなければならなかった。そこで船長は知恵を働かせ、それぞれの国の乗客にこう言った。
アメリカ人には「飛び込めば英雄になれますよ」
イギリス人には「こういう時に飛び込むのが紳士です」
ドイツ人には「規則では飛び込む事になっています」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」
フランス人には「飛び込まないで下さい」
そして、日本人には「みんな飛び込んでいますよ」
まさに日本人を表していると思いませんか?
洗脳から解けたら生きづらいよ人生は
私らはみんなに合わせるために無個性に磨きをかけて来ました。まっ、そうなるように教育されて来てたんですけどね。
で、みんなから外れた道を選ぼうとすると、まるでどこかの教団の信者たちのように、そこの世界の怖さや、危険さを諭して来るんですよね。
みんなから外れた道を選んでもいいことは何ひとつないよと・・・
でもね。これからの時代は出る杭は打たれるっていうセルフイメージを持っていたら、タイタニック状態ですよ。
沈没してようやくヤッベーってなっても遅いんです。
私らを取り巻くセルフイメージの殻は分厚いです。しかも、殻を破っても熱狂的な信者たちに引き戻されてしまうんですから。
洗脳されていた方が将来を真剣に考えなくていい分楽なんですよね。洗脳から解けたら生きづらいんです。人生は。
ただし、残念ながらここまで読んでしまったあなたは気付き始めてしまいました。
楽な道に引き返すか、辛くても洗脳を抜け出して真の自由を勝ち取るか。前者をとるならここでブログを閉じて下さい。見たってつらいだけですから。後者をとるならこの先をご覧下さいね。
2.人生の奴隷化からメギャンと抜け出してセルフイメージをグッパオンと個性化する方法
文章を書いているとだんだんテンションが上がって来る時があって。さっきの章はめっちゃビビらせてるなーって。見返してみて感じました(笑)
まぁ、ご安心を。あなたの恐怖心をあおってへんな壺とか売りつけるわけではありませんから。
つぼろぐだけに。。。
。。。
。。。
。。。
ん?ダダ滑り?何のことかな~???
さてさて、話を戻していきましょう。
このブログのタイトルはね。
「大学卒業後の15年間で合計2000万円以上の自己投資をしてきた自分ブランド創造コーチ坪井一真によるあなたの眠らせている潜在能力を120%解放してレバレッジライフを実現して行くためのブログ」
略してつぼろぐです。
めっちゃ要約するとあなたの分厚いセルフイメージの殻打ち破っていきましょって事です。セルフイメージは破れますし、洗脳状態にもどらない方法もあるんです。
セルフイメージの殻を破るなら粉々に
セルフイメージの殻をばりばりと粉砕して行くのに一番いい方法は自ら背水の陣に飛び込む事です。ようは直感にしたがって心が疼いたら、成功するとか、失敗するとかそういう考えを手放して突っ込んでみるという事です。
私の生き方のバイブルにビジョナリーピープルという本があるんですね。その本では永続的な成功を自ら築きあげてきた人たち200名以上にインタビューをして、なぜ成功できたのか?という要因を統計的に探って行ったんです。
すべての成功者に共通している事はドリームキラーの話に耳を傾けるのではなく、自らの心の響きに従うという事だったんですね。
そうすると、やる気も情熱も自らの内から湯水のごとく湧き出て来るんですって。
私はこの本を読んだ時にこういう生き方に憧れるなーと思い、自分の心が響いた事に関してはリスクとか関係なく飛び込むようにしています。
もちろん、失敗やどんなに頑張っても報われない事ってありましたよ。でも、そういう経験をしても、自分の命を生きているという満足感は常にありました。
一方、洗脳されている人たちはどうでしょう?自分の不遇を誰かほかの人のせいや、社会のせいにしてばかりでいつも被害者。
それでいて、ただ愚痴を垂れ流すばかり。私はこんなん自分の人生を生きてるとは言えないだろうと若い時期から気づけたのはよかったと思ってます。生きるためだけに労働という仕事をこなしている人たちと、自分が活きるために情熱的な仕事をしている人とでは人生の密度が違います。
私は後者であり続けたいんです。
だから、私の場合、その時心が響いた事はリスクがあっても飛び込むようにしています。そうやってコーチングの業界に入って来ましたし、株式会社も起業してコーチングの組織を作りました。
どれも当初はリスクしかありませんでしたが、どんな時でも心は活き活きとしてました。
とはいえお難しいんでしょ
私が運がよかったのは人生の転換期に自分に見合ったコーチをつける事が出来た事でした。
おそらくね。いや、絶対に私はコーチをつけていなかったら洗脳生活に戻ってましたもん。
- 自分の好きな事で食べていける人っていうのは一部の人だけだ
- そんな甘い夢は幻想だ
- 失敗したら後悔する
さすがに、こんな言葉の暴力を身近の人たちに機関銃のように浴びせられたら、洗脳から解けるってほうが難しいですよね。
どんな時でも自分の夢や希望を自分以上に信頼してくれていたコーチの存在がいまの私の根幹にはあります。
だから、このようなブログも仕事の合間を縫って自分の心の響きに従って書き続けていられるんですよね。だって心の響きに勝るものはないから。
そして、コーチがさまざまな関わり方をしてくれたおかげで、自分の夢を見失わずに叶える事が出来ましたし、さらに今だからこそ見れる夢を追いかけ続ける事が出来るんですよね。
あなたはHUNTER×HUNTERって漫画をご存知ですか?主人公の父親の言葉なんですけどね。間違いなく私の中でNO1の名言です。
オレはいつも現在オレが必要としてるものを追ってる。実はその先にある「本当に欲しいもの」なんてどうでもいいくらいにな。
ネットで知り合って、オフ会で意気投合したそいつらは皆オレより年上で、普通の会社員や院生やフリーターだったりした。
オレの素性と計画を打ち明けたら連中は、法人設立に関わる雑事を進んでこなし、なけなしの生活費から寄付までくれた。
念願かなって、王墓の中に足を踏み入れたとき、オレが一番嬉しかったのは、ずっと願ってた王墓の「真実」を目の当たりにした事じゃなく、一緒に中へ入った連中と顔を見合わせて握手した瞬間だった。
そいつらは今も無償で役員をしながら、オレに生きた情報をくれる。この連中と比べたら、王墓の「真実」はただのおまけさ。
大切なものは、欲しいものより先に来た。
大切なものは、欲しいものより先に来た。
くぅ~!いつ聞いても痺れるぜ~!
私自身も自分の心に従って生きるようになってからこのような出来事に巡り合ってて。だから、私自身も今は夢を達成するよりも、夢に向かって行動し続けている今この瞬間こそが大事になってるんですよね。
とはいえ、ドリームキラーの力は強大です。それに抗うにはあなたに見合った本物のコーチを見つける事がもっともセルフイメージを粉砕するのに最適な道なんです。
だからあなたにあうコーチを見つけてみてはいかがですか?下記のページは私のコーチとしての紹介ページです。今なら無料で体験コーチングを受けれますのでこの機会にコーチングに触れてみてはいかがでしょうか?
つぼろぐだけに坪をね。。。
ちょっとしたハードルを越え続けて見る
「背水の陣を敷くのが大切な事は分かった。でも、そんな高いハードル今の自分にはとっても無理だよー。」
その気持ち、分かります。分かります。
私の様に背水の陣を敷くのにある種の快感を抱いている人間は狂人です。ときたま自分でも狂ってるなー俺って思いますもん。
そんな人間しか洗脳社会を脱出する事が出来ないんだったら、そりゃたまりませんよね。
そりゃ、背水の陣を敷くのがセルフイメージの殻を粉砕するのに一番いい方法ですよ。でも、今は出来なくてもご安心を。ちょっとしたコツで少しずつ殻を破って行く方法もありますからご安心を^^
まっタイトルでもありますけど、ちょっとしたハードルを越え続けて見るんです。
またまた私の例でお話ししますね。
まだコーチをつける前でした。セルフイメージにお金のブロックがあると感じた私は下記の本を手にしたんですね。
その時、財布の200倍が年収になると書いてあったんですよ。
なので、私はこれはいいと思い、カミーユフォルネという高級材負の長財布と小銭入れを合計20万ほどで購入したんです。
いま、あなた。こいつカモじゃんって思ったでしょう。
さすがに私もね。そこまで頭にお花畑ではありませんよ^^
自分の中でこれはお金に対してのセルフイメージを粉砕するのに使えるなって思ったんですよ。なので、本に影響を受けてというよりは、自分の理論とその時読んだ本の内容が一致したんですね。
20万の財布を持ち歩いている自分。
そして、当時は新札で必ず100万円を入れていたんですよ。お金にかかったセルフイメージを粉砕するために。
いついかなる時もVIPの所作に。。。
これって「ちょうきっもちいい~~~」んですよ。
お金を支払う時にも店員さんの表情が明らかに変わります。高級財布の中には新札100万円。チラッと見せるのがポイント。もう支払いの度に店員さんのこの人ただものではないなって雰囲気感じるんですよ。
そして、私も
「ただものではありませんけど何か?」みたいな雰囲気で接するの。。。あくまで謙虚にね。
もはやプレーですね。お金持ちプレーです。
でもね。こういう事を繰り返していると不思議とお金に対してのセルフイメージが「労働の対価にもらう努力の結晶」というイメージから、「自分をそして人を幸せにする幸せスパイラル」ってイメージに変わったんですね。
こういう意識の違いが潜在意識にもたらす効果は計り知れません。そうすると本当にお金が私を中心に回り出していったんですよ。
とはいえ、あなたも20万円の財布を買ってくださいといった話ではありません。
今までの自分なら出来なかったけど、理想の自分ならするだろうなって事を意識的にやってみて下さいって事です。
例えば、月1回高級ホテルのラウンジでコーヒーを飲むとかでも驚くほどセルフイメージ変わりますよ。コーヒー1杯1500円くらいを高いと言ってやらないのか、その経験を出来て1500円は安いと思うのか、それがあなたの分かれ道となるでしょう。
ほかにも、この話をきっかけとして出てくるあなたのアイデアを試して見て下さいね。
Ⅰ.人生の奴隷化から抜け出してセルフイメージを個性化する方法 まとめ
いやー。今日はブログ書くつもりなかったんですけどね。
なんか、テンション上がって書き上げちゃいました。結局、セルフイメージなんて自分次第でどうにかなるんですよ。でも、今までは周りが強力な敵になるという事にまで意識が向かわなかったから、あなたのセルフイメージはちっぽけだったんです。
敵を知り己をしれば百戦危うからず
今日はこの格言を頭にいれておいて下さい。
最後に「あなたの歩みを止めているものはなんですか?」
コーチングではこのような問いを設問と呼びます。ずっと考えていただく質問です。脳が汗をかくまで考えて見てはいかがでしょうか?
2017年4月15日追記
Ⅱ.セルフイメージを高める天才あかちゃんから学ぶ4つの成功法則

この章では私たち人間が縛られている自己像の枷を分析していきます。そして、より良いセルフイメージの構築法をあかちゃんから学んでいきます。
あかちゃんは成長の天才です。どのようなことにも好奇心を持ち貪欲に吸収していきます。日々成長の連続です。一方、多くの大人は自分自身に枷をはめ、自分の能力の限界を定めてしまいます。
大人になるなかで自分自身の自己像を極限まで低くしてしまうのです。自己像が低いとあらゆることに挑戦も出来ません。挑戦も出来ないからこそ成長する機会ももてません。
この章では自分自身に枷をつくることのないあかちゃんからよりよく成長するためのヒントをもらい、捉われてしまった自己像の枷を壊していくことを念頭にしています。
1.セルフイメージの杭に縛り付けられてしまう3つの要因

私たちをセルフイメージの杭に縛り付けている要因は主に3つあります。
1.こころの中の高圧的な声
2.ドリーム・キラーの存在
3.世間からの視線を恐れる自分自身
それぞれ具体的に見ていきましょう。
①.こころの中の高圧的な声

私たちをセルフイメージの杭に縛り付けている要因、1つ目が心の中の否定的な声です。
W.T.ガルウェイが書いたインナーゲームでは次のように解説しています。
心の中の命令者たる声をセルフ1、実行者たる私をセルフ2。簡単に解説すると、心の中には高圧的な命令を下してくる自分と、その指令を受ける自分がいるということです。
うちなる声の性質
仕事であれ、スポーツであれセルフ1の声に耳を傾けていると過度に緊張しストレスをためてしまいます。
そして、セルフ1の声を聞かないようにすると、セルフ2が伸び伸びと行動できるのです。
セルフ1を抑え、セルフ2を行動させてあげることが、物事の上達の基本となります。
しかし、セルフ1は声が大きく、でしゃばりな性質をもっています。そのため、すぐにセルフ2の居場所を奪おうとしてきます。
また、セルフ1の高圧的な声が私たちを心の杭に縛り付ける要因ともなっているのです。
失敗した時の声
例えば、何か失敗したと仮定してみましょう。その時は、あなたの心の中でセルフ1が喚き散らしているはずです。
- 「なんでこんなことも出来なかったんだ。」
- 「そもそも失敗する確率が高かったんだ」
- 「こんなことをいつまでもやっているようじゃどうしようもないな」etc
このように高圧的なセルフ1の声が蓄積していきます。 そして、私たちのセルフイメージの形成に悪い影響を与えてしまっているのです。
②.ドリーム・キラーの存在

私たちをセルフイメージの杭に縛り付けている要因、2つ目がドリーム・キラーの存在です。
ドリーム・キラーとは文字通り、私たちの夢の殺し屋です。
それは、私たちの周囲の人たちです。特に近しい人ほどドリーム・キラーとなる確率が高まります。
ただし、決してあなたを陥れようといった邪まな考えを持っている人たちではありません。
逆にあなたの事を思う人ほどドリーム・キラーとなってしまう確率が高いのです。
夢や目標を取り除いてしまうドリーム・キラーの声
どういうことかを説明しましょう。あなたに目標や夢があるとします。ドリーム・キラーにとって妥当な目標や夢であれば問題はありません。
しかし、あなたの目標や夢がドリーム・キラーにとっての常識外だと大変です。
いかにその目標や夢が妥当性がないかを、根拠に乏しいのかを、可能性が低いかを訴えてきます。
ドリーム・キラーの過去の情報や経験から導き出した答えでです。
あくまで善意からの意見ですが、あなたの目標や夢への自信を無くすには十分です。
ドリーム・キラーはこのようにあなたの目標や夢への自信や確信を打ち砕いてしまいます。
そして、あなたのセルフイメージにはドリーム・キラーに言われた言葉がインプットされてしまうのです。
したがって、あなたは杭につながれた像のように自分の能力を過小評価させられてしまいます。
③.世間からの視線を恐れる自分自身

私たちをセルフイメージの杭に縛り付けている要因、3つ目が世間からの視線を恐れる自分自信です。
私たちは生まれた時から集団社会で暮らしています。よって、社会から孤立しないように小さいころより教育を受けてきました。
社会から孤立しないようになるには周囲の人と同じ道を進むしかないと教えられてきたのです。
レールを外れることの恐怖心
みんなと同じ道にすすむのが唯一の成功の道。
社会に植えつけられたこの概念に私たちは多かれ少なかれ縛り付けられています。
この社会的価値観こそが私たちの道徳であり、しあわせだと認識してしまっているのです。
その結果、社会的価値観から外れることを私たちは無意識のうちに恐れるようになってしまいました。
社会的価値観から外れてはいけないという自分がセルフイメージに埋め込まれてしまっています。
そのため、自分の行動によって世間からどのように見られるかにとても恐怖を感じてしまうのです。
セルフイメージの杭に縛り付けられてしまう3つの要因ーまとめ
私たちは心の中の高圧的な声、ドリーム・キラーの発言、世間の視線に縛り付けられています。
結果的にセルフイメージの杭は肥大化し、私たちを縛り付けているのです。
私たちが本当の意味で自由になるにはこの杭を抜くしかありません。
では、どのようにしたら抜くことが出来るのかについて次の章から考えていきましょう。
2.セルフイメージを高める4つの成功法則

この章では赤ちゃんの成長の原動力を考えてみましょう。主にあかちゃんの原動力は下記の4つがあげられます。
- 将来への希望・好奇心(ビジュアルの力)
- 周囲の期待
- 自分自身に対してのゆるぎない信頼
- セルフ1がいない
ひとつひとつ順を追って考えていきましょう。
1.将来への希望・好奇心(ビジュアルの力)

動けるようになるって楽しいことだろうな。行きたいところにいけるってすごいなー。自分が望んだところに移動できるってわくわくするなー。
当然、言葉は理解できないので、頭の中のイメージでのお話です。
あかちゃんは近い将来自分がハイハイをして動けることに確信を持っています。
そして、ハイハイが出来たその先にあるわくわくに目を向けています。つまり好奇心ですね。
あかちゃんの行動にはセルフ2を効率よく機能させるためのヒントであふれています。
セルフ2を最も力強く働かせるのは感情とセットになったビジュアルの力なのです。感情×ビジュアル=リアリティ
ここでは感情とビジュアルが結びつくことが、セルフ2を効率化するカギだということを頭に入れておいて下さい。
2.周囲の期待

ハイハイなんてそんな恐ろしいことあなたには出来ない。ハイハイをするとひざを痛めて取り返しがつかないことになるかもしれないんだぞ。まだあなたにはハイハイなんて早すぎる。
あかちゃんがハイハイをし始めているのにこんな考えになる親や親戚一同はいないでしょう。当然ですよね。だって、この赤ちゃんの貴重な成長の一瞬なんですから。
誰一人このあかちゃんがハイハイ出来ないなんて思わないでしょう。この子には無限の可能性が備わっているんですから、できて当然としか思わないでしょう。
あかちゃんの周りは優秀なコーチだらけ
ここでドリームキラーの話を思い出してみて下さい。誰一人このあかちゃんの成長を疑う人がいないということはドリームキラーがいないということです。
あかちゃんは大人よりもはるかに敏感です。たとえ、言葉はわからなくても周囲の人たちの態度はすぐに伝わります。
もし、自分のやっていることに周囲が否定的な感情を発していたらすぐさま察知してしまうことでしょう。
周囲にひとりでもドリームキラーがいたら大変です。自分は出来ないあかちゃんなのかもしれないとイメージしてしまうかもしれません。
でも、あかちゃんの無限の可能性に期待する周囲にドリームキラーがいるわけもありませんよね。
あかちゃんの周にりはあかちゃんの成長を期待している優秀なコーチしかいないのです。この環境こそがあかちゃんの成長に大きくつながります。
当然、私たち大人も期待をされればそれに答えようとして実力をアップさせることが出来るのです。
この現象はピグマリオン効果と呼ばれています。コーチを付けている人が潜在意識の力を発揮しやすい環境にあるのは、このためです。
3.自分自身に対してのゆるぎない信頼

自分がハイハイをすることが出来るというゆるぎない信頼を持っていることもあかちゃんの成長に寄与しています。
ハイハイが出来るようになるまで一度も失敗をしない赤ちゃんはいません。
私たちはハイハイが出来た瞬間に焦点をあてがちですが、ハイハイが出来るようになるまであかちゃんは挑戦と失敗の繰り返しだったということを振り返ってみる必要があります。
何度も何度も失敗しても自分がいづれ成功できると信じているからハイハイを試みる行動を繰り返すのです。
ハイハイしている自分をリアリティを持って認識しています。
そして、周囲も出来ると信じている中で自分だけが自分を信頼しないなどということはあり得ません。
自分は出来るあかちゃんだとわかっていいます。だからこそ、何度も何度も挑戦と失敗を繰り返しても行動し続けることができるのです。
あかちゃんと大人の違い
これとは逆に多くの大人はわくわくするビジョンもない、ビジョンもないから達成するリアリティもない、ドリームキラーはいても周囲から期待されることはない。
世間の目が気になる。このような環境下では自分を信頼することが出来ない。信頼できないから、行動も挑戦も出来ない。唯一望むことは失敗だけはしたくない。といった感じに日々をすごしています。
あかちゃんと同じように無限の可能性があるにもかかわらず、セルフ2の能力を押し殺してしまっているのです。
恐れに焦点を合わせてしまうのではなく、自分を信頼することに焦点を合わせてみて下さい。
4.セルフ1がいない

あかちゃんの周りには自己を伸ばすのに恵まれた環境があるうえ、あかちゃんには言葉を話せないというメリットがあります。
言葉を話せないという事は、セルフトークを行う中心人物セルフ1があかちゃんの中にはいないということなんです。
セルフ1は言葉によって意志を伝達する性質があります。そのため、言葉がつかえない赤ちゃんには住み着いていないのです。
セルフ2を効率よく扱う上であかちゃんの置かれている環境は、この上なく恵まれているといってもいいでしょう。
だからこそ、あかちゃんの潜在的な力は爆発的に伸びていくのです。
あなたにも当然、このあかちゃん同様セルフ2の驚異的な力は備わっています。しかし、周囲の環境や、セルフ1の妨害により、セルフ2の能力を伸ばし切れていないのです。
口うるさいセルフ1の力を抑え、セルフ2を伸ばすことが出来ればいいのです。あなたには必然的に驚異的な力が身につくこととなるでしょう。
セルフイメージを高める4つの成功法則ーまとめ
あかちゃんの行動をヒントにあなたのセルフイメージを高める簡単な方法をお伝えさせていただきます。
- 将来へのビジョンを期待し、わくわくしながら思い描く
- 優秀なコーチをつける
- 自分を信じ失敗を恐れずに行動する
- セルフ1を認識し、高圧的な声が聞こえてきても無視する
あなたにはあかちゃんと同じくらい無限の才能があります。そのような素晴らしい能力をセルフイメージの杭に打ち付けておくのはもったいないことです。
Ⅱ.セルフイメージを高める天才あかちゃんから学ぶ4つの成功法則 まとめ
今回は私たちのセルフイメージがどのように構築されていくかについてお話させていただきました。
また、私たちがセルフイメージに縛られてしまう要因についてもご理解いただけたことと思います。
そして
- あかちゃんの原動力どうして可能性に満ちているのか?
- 私たちが赤ちゃんから学べることがあるのか?
に焦点を合わせてお伝えさせていただきました。
私たちがしばられている環境から脱するにはあかちゃんの成長の原動力から学ぶことがたくさんあります。
私たちもあかちゃんを見習い自分の可能性に目を向けてみようではありませんか。
Ⅲ.セルフイメージを書き換えて理想の自分になれる方法
私たちの多くは自分の限界を決め、自分の可能性を限定し、自分の能力を過小評価しているのです。理由はセルフトークにあります。
心の中の否定的な考えががセルフトークとして私たちの頭に浮かんできます。そしてセルフトークによって植えつけられたイメージを潜在意識が受け取ることでセルフイメージとなるのです。
この章は、セルフトークがいかにセルフイメージを縛り付けているのかについて考えていきましょう。また、セルフイメージをよりよく書き換える方法についてお伝えしていきます。
1.セルフトークとは自分の中の2つの人格
理想的なセルフイメージを構築するためには、セルフトークをあなた自身でコントロールしていかなくてはなりません。
セルフトークとは自分自身の頭の中で回っている言葉の事です。セルフイメージが自分自身を縛り付けてる鎖となってしまう最大の要因はこのセルフトークにあります。
セルフトークの多くがネガティブなものとなってしまうため、セルフイメージも影響を受けてしまうのです。
W.T.ガルウェイは著書インナーゲームにてセルフトークを次のように解説しています。
心の中の命令者たる声をセルフ1、実行者たる私をセルフ2と。どういうことかと言いますと、ガルウェイは自分の心の中には2つの人格が住み着いていると考えたのです。
「あー、なんてだめなんだ」「ついてない」「才能がない」 このように否定的な声はセルフ1が発しています。
また、「絶対終わらせないとだめだ」「はやくなんとかしろ」「なんでこんなことも出来ないんだ」といった高圧的な声の主もセルフ1です。
だれの頭の中にでも回ったことがある言葉ではないでしょうか?
セルフ2の能力と性格
一方、セルフ2は自分から話すことはほとんどありません。
しかし、どのようなことであれ信頼して任せると天才的な能力を発揮して実行してくれるのです。
ただし、セルフ1はセルフ2を信用していないので自分の思い通りにセルフ2を動かそうとするのです。
セルフ2は任せてあげると天才的な能力を発揮しますが、セルフ1に抑えつけられると何も出来ないという性質を持っているのです。
私たちの心に住み着くこの困ったセルフ1のおかげで、本来天才的な能力をもつセルフ2の能力を阻害してしまうのです。
その上、ネガティブな発言や高圧的な発言を繰り返すことでセルフイメージをも悪化させてしまいます。
私たちが心掛けることは主に2つあります。1つめはセルフ1を抑え込むこと、2つめセルフ2を信頼し、任せることです。
2.セルフ1の抑え込み方
セルフ1の抑え込み方で簡単であり、且つ効果的な方法は下記の3つです。
- セルフ1のボリュームを抑える
- あなたのビリーフを知る
- ネガティブな時には絶対に反省をしない
①.セルフ1のボリュームを抑える
セルフ1という存在が自分自身の中に住み着いているということを知りました。知るということは認知したということです。
あなたはセルフ1の存在を今は認識しています。ということは、セルフ1の声に耳を傾けるのも、背けるのも自分次第ということです。
たとえば、何かに失敗したとしましょう。
おそらくあなたの中でセルフ1は「だからやめとけといったんだ」「恥ずかしいな」「今後どんなことでも失敗しそうだな」などと囁いてくるでしょう。
失敗というひとつの結果にフォーカスすることで、セルフ1は失敗したあなたの全人格をも否定してくるはずです。
心のボリュームを下げるイメージが大事
ただし、あなたは失敗したことは事実として受け入れながらも、セルフ1の声に飲み込まれないようにするべきです。
このような時は意識的にセルフ1がうるさいから心のボリュームを下げようとイメージするだけで構いません。
心の声はあなたではなく、セルフ1が呟いているんだなという意識にフォーカスすることが大切なのです。
また、セルフ1をより擬人化するために、セルフ1に名前を付けることもおすすめです。
「妄想野郎」などとあなたのセルフ1にあった名前を付け、セルフ1が語りかけてきたら、うるさい妄想野郎あっちへ行け。などと言うのもとても効果があります。
この方法はスタンフォードの自分を変える教室にて紹介されていた方法です。私自身、実際にこの方法を使用しセルフ1を抑えるにはとても有効な方法だと確信しています。
②.あなたのビリーフをしる
ビリーフとは「~しなければならない。」という脅迫概念的な思い込みのことです。幼少期からのあなたの生活環境によってビリーフは構築されています。
あなたの中にあるビリーフを理解し、ひとつづずつ消していくやり方を紹介します。
- 「目標を達成する→目標を達成しなければならない」
- 「人とうまく付き合う→人とうまく付き合わなければならない」
- 「努力をする→努力をしなければならない」
- 「人の言う事を聞く→人のいう事を聞かなければならない」
本来ならば素晴らしい価値観となるものでも、上記のようなビリーフに変わると受け取るイメージが変わってきませんか?
あなたのビリーフを知るにはあなたの行動や言動を絶えず観察していくことです。
セルフ2に質問をする
そして、振り返った時にあなた自身なにに強迫観念を駆られているのかを意識してみることです。
「私はなにに対してビリーフを感じているのか?」という質問をセルフ2に投げかけてみることも有効です。(セルフ2に対しての質問は後述していきます。)
ビリーフがあると達成できなかった時にセルフ1がラッシュを浴びせてきます。
そうならないためにも、あなたのビリーフを知り、理解をすることが必要です。理解をすればビリーフを書き換えることが可能となるからです。
例えば、あなたのビリーフが「目標を達成しなければならない」だとしたら、「目標を達成する過程を楽しむ」などと紙に書き出し、目につくところに張り付けてみて下さい。
これだけでもあなたのビリーフは和らいでくるのです。
③.ネガティブな時には絶対に反省をしない
あくまでこれは人に対してではなく、自分に対してです。反省をするならばネガティブな時ではなく、ポジティブな時にしましょう。
ネガティブな時には負の感情を意識しながらも、湧き上がってくる思考に意識を向けないことです。
なにか失敗した時や、落ち込んだ時にする反省ほど意味のないものはないからです。人間の脳は感情に左右される性質を持っています。
楽しい時には快の感情のもと思考が形成されていくので、ポジティブな発想や、創造的な発想が湧いてきます。
しかし、つらい時や落ち込んだ時には負の感情のもと思考が形成されていくので、ネガティブな発想や、自分を貶める発想しか必然的に出てこなくなります。
セルフ1の独壇場
ネガティブな時にする反省は、セルフ1の独壇場です。
いかに自分がだめだったか、いかに自分が無能か、いかに自分が思い上がっていた間抜けだったかなどありとあらゆる角度から攻めてきます。
セルフ1が勢いづいている時にはセルフ1のボリュームを抑えようと意識することも難しいでしょう。
だからこそ、セルフ1を勢いづかせる前に反省はしない。今はなにも考えない。と自分に宣言することが有効なのです。
その上で、「このことから得られる贈り物はなんだろう?」とあなたのセルフ2に質問してみてください。
悪かった現実を悪かったという認識のもととどめておくのではなく、よかった記憶として再構築する第一歩となります。
3.セルフ2の活かし方
セルフ1の抑え込み方を理解したら、次はセルフ2の活かし方について考えていきましょう。
セルフ2を活かす効果的な方法は下記の3つです。
- 質問する
- 信頼する
- ほめる
①.質問する
セルフ2は寡黙ですが、あなたが質問するとあなたの過去の膨大な記憶から瞬時に答えを導き出すというまるで検索エンジンとでも呼ぶべき機能が備わっています。
その機能は質問をすることによって使用されます。
下記はセルフ2から効率的に答えを導き出す質問です。
- 「この状況におけるギフトは何だろうか?」
- 「ここから何が学べるか?」
- 「ほかにどのような方法があっただろうか?」
- 「最悪の場合、どうなるのか?私はそれに対処できるだろうか?」
- 「どうしたら、もっと良くできるだろうか?」
- 「どのようにこれを活用できるだろうか」
- 「このように感じるために、私はどんな信念を持っているだろうか?」
- 「私は今この瞬間、何を感じているだろうか?」
- 「私は今この瞬間、全力で努力しているだろうか?どうしたら、今この瞬間に全力を尽くせるだろうか?」
目標達成する技術 マイケル・ボルダック より引用
②.信頼する
セルフ2を有効に機能させるためには、あなたがセルフ2を信頼しなくてはなりません。
信頼するとは自分には無理だと思える状況下でも、自分なら出来ると確信することです。
そのためには、日ごろから小さな目標をひとつひとつ達成して自信をつけていくことが有効となります。
ひとつひとつは小さなゴールだったとしても、クリアをするたびにあなたがゴールを達成したという充実感と達成感がセルフ2の記憶に残っていきます。
この記憶を積み重ねていくと、徐々にセルフ2に対しての信頼が大きくなっていくのです。
③.ほめる
セルフ2の力をより発揮させるためには、あなたが目標を達成するたびに、あなた自身をほめてあげるということがとても有効です。
人は頭の中で反省することはあっても、自分をほめるということはしないものです。
セルフ2はほめられると自信をつける性格ですから、ほめて伸ばしてあげて下さい。
心の中であなた自身に「よくやった」「頑張った」「お疲れさま」などと頻繁に声をかけることがよりよいセルフイメージを構築する上でも重要となります。
もし、だれにも見られない環境があるのであれば、声に出してほめてあげてみて下さい。心で思うよりもはるかにやる気と充実感に満ちてくるのが分かるはずです。
セルフ2をより効率的に扱う方法につきましては発表!人生の生きがいを見つけて必ず前向きになれる方法をご覧下さい。
Ⅲ.セルフイメージを書き換えて理想の自分になれる方法 まとめ
この章ではセルフトークを意識することでセルフイメージを書き換えていく方法についてお伝えさせていただきました。
セルフトークは意識をしていないとセルフ1が主導してネガティブな方向へ舵を取ってしまう傾向があります。
しかし、セルフ1は意識して抑え込むことが出来るため認識してしまえば恐れることはありません。
セルフ1がいるのに気が付かないということが最も恐るべきことなのです。
また、セルフ2を信頼することで能力が発揮されることもお伝えしていきました。セルフ1を抑えてセルフ2を伸ばしていければセルフイメージは着実に向上します。
このセルフトークの扱い方を覚えれば汎用性は高いのでどんなことにでも応用できると思います。
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