ABOUTこの記事をかいた人

私は若い頃は、人に嫌われる事を避け続け、自分を押し殺してまで人に合わせて生きていました。
でも、自分の価値観を押し殺すほど、自分の存在価値が分からなくなっていった時にコーチングに出会い、「自分らしく生きてもいいんだ」という許可を自分に出せるようになりました。
現在は月間10万PVの自己実現ラボを運営しています。

より詳しくはプロフィルをご覧下さい。



□国際コーチ連盟認定資格 Professional Certified Coach(PCC)
□米国CTI認定資格 Certified Professional Co-Active Coach(CPCC)
□著書4冊

坪井一真です。

今回の記事では2章に分けて断る方法について別の切り口から書いて行きますね。

それぞれの章のテーマは下記になります。

  • Ⅰ章 断る事に対しての抵抗を失くす断る筋力の鍛え方
  • Ⅱ章 断る方法のバリエーションを増やす

断る方法を身に付けると精神的にとても楽になって行きます。
それは人に左右されずに自分の心にしっかりと防衛線をはる事が出来るからです。

ようは自分の心を土足で踏み荒らされるようなことがなくなるから心が豊かになって行くんですよね。

本日はそんな心の防衛線の張り方についてお伝えして行きます。

Ⅰ.信頼関係を維持しつつ断る方法「絶妙な距離感を保つ4つの武器」

信頼関係を維持しつつ断る方法

  • ついでにこれもやっておいてくれないかな?
  • 時間あるなら手伝って欲しいんだけど。
  • 今度の休日手を貸してくれない?

あなたはこのようなちょっとした用事を断れずに引き受けてしまってはいませんか?
たとえあなたに別の用事があっても、ちょっとした事だからと自分の気持ちを抑え込んでしまっていると大変です。

あなたは相手にとって「都合のいい人」になってしまうからです。というか、この記事を読まれていることは、もうそうなっているかも知れませんよね。

「私はここまでなら出来るけれども、ここからは出来ない」というように、人との間に心理的な境界線を保つ事が出来ないと、人は土足であなたの心に侵入して来てしまいます。

例えていうなら、あなたの家に鍵が掛かっていなかったという理由だけで、勝手にあなたの家に上がり込まれてしまっているようなものです。

きちんとここからは入ってこられたくはないという事を伝える事で、相手にしっかりと境界線を伝える事が出来ます。
それが相手に対してNOを伝えるという事です。

1.小さなNOからコツコツと

先ほどは人と絶妙な距離感を保つにはNOを伝えるという事をお伝えさせていただきましたよね。
しかし、実際今までNOを言えなかった人がNOを言えるようになるにはハードルがあるのも事実です。

筋力が使えば使う程鍛えられるように、NOと言う力も使うほどに鍛えられます。
逆に、NOを言う事をほとんどしてこなかったのであれば、NOを言う力が鍛えられていないという事になりますよね。

では、どうするか?

その答えは単純です。小さなNOを意識的にコツコツと使っていく事です。

  • 今日一緒に帰らない? →ごめんね。別の人と返る約束してるいだ。
  • ちょっとお金貸して。→ごめんね。持ち合わせないんだ。
  • あの人に伝えておいて。 →ごめんね。時間がないんだ。

こういう些細な事を意識的に断る練習に使ってみて下さい。
ポイントは断ったとしても角が立たないようなものばかりを選んで使う事です。

断るという練習を繰り返す事で、着実に断る筋力が鍛えられて行きます。
ぜひお試し下さい。

2.間接的に断る

間接的に断るポイントは「協力したいという気持ちを相手に伝える」という事です。

協力したいんだけど、わけあって協力する事が出来ないという無念さを前面に出していくと相手も「仕方ないな」と思うようになります。

NOを言うには心理的負担が比較的ない方法なので、断る筋力が鍛えられるまでは、NOと言う練習としてこの方法を取り入れて見る事をおすすめします。

絶妙な距離感を保つにはいきなり力強いNOを言うよりも、徐々にNOが言えるようになってくる事が望ましいため、この方法は役に立つでしょう。

3.クッションを入れる

「少し考えさせてください。」などとクッションを入れる事で無理なく距離感を取ることが出来ます。
その後、断りの電話やメールを入れる事でNOを伝えやすくなって行きます。

NOを言う事が難しい背景には目の前の相手に対して伝える心理的ハードルがあるからです。
だから、一度クッションを置いて距離感を取ってから、対面ではなく電話やメールでNOを伝えることで心理的ハードルを下げていくとNOを伝え安くなります。

しかし、この方法は断るまでの時間が長くなるほど、プレッシャーになってしまうというデメリットもあります。
そのため、クッションを入れる時間は数時間から翌日くらいまでにして早めにNOを伝えることがポイントです。

4.事実を伝える

あなたの現状に対する事実を客観的に伝えることで、機械的に断る方法です。
「間接的に断る」では期待に沿えなくて残念だという気持ちを表す事が大切でしたが、こちらの方法では事実のみを伝えてNOを伝えて行くので、相手の気持ちに同情はしません。

「こういった状況だから無理です」とびしっとNOを言う事で、きちんと相手との間に境界線を引くことが出来ます。
ただし、この方法は断る筋力がある程度ついてからの方法となります。
断る筋力が付いていない時にこの方法を行うと緊張感が相手に伝わってしまい台無しになってしまいます。

この方法が出来るようになれば、人との境界線を明確に引けるため、とても楽に人と付き合えるようになります。
人との距離感に悩むことはなくなるでしょう。また、きちんと事実を伝えて断る事が習慣化出来れば相手との信頼関係は損なわれないで済みます。
理由はきちんと境界線が引けているため、適度な距離感をお互いに保とうという意識が出来上がって来るからです。
決して、土足であなたの心にずかずかと入って来ることはなくなります。

Ⅰ.信頼関係を維持しつつNOを伝える「絶妙な距離感を保つ4つの武器」 まとめ

NOを言う事は心理的ハードルが高いから敬遠されてしまいます。
特に日本人は相手の心境をおもんばかる能力が高いためかNOを積極的に使用する事に苦手意識があります。

しかし、NOを相手に伝える事が出来ないと、相手との境界線があやふやになり、結果として相手も自分も混乱させてしまいます。

NOを言うのは心理的ハードルが高いからこそ、簡単に言えるNOを言い続ける事で断る筋力を高める事が出来ます。
断る筋力を高める事が出来れば次第に事実ベースでNOを言う事が出来て来るでしょう。

人に対してNOを言えるようになると、あなたを縛っていた時間からも解放され、相手と信頼関係を維持しつつも絶妙な距離感を保つことが出来るようになります。
今日から少しづつNOを言い続ける練習をしてみてください。
きっと、近いうちに目に見えて相手との距離感が変化していく事でしょう。

Ⅱ.時間泥棒に対するセキュリティ対策!きっぱりと断る15の方法

きっぱりと断る15の方法

いやーな仕事も頼まれたら断れない。大切な用事が入っているのに飲み会が断れなかった。
見たいテレビがあるのに愚痴のはけ口に・・・
このように断れないことで自分の大切な時間を時間泥棒に盗まれ続けていませんか?

断れない人というレッテルがついてしまうと時間泥棒は都合のいいようにあなたの時間を奪っていくことでしょう。
お人よしの人が精神的に疲弊している最大の原因は時間泥棒にあります。
時間泥棒は時間だけでなく心の平穏も奪い続けていくのです。

では、どのようにして時間泥棒から身を守るか?
それはあなた自身のセキュリティを強化するしかありません。
時間泥棒に対して断る技術を使うことであなたのセキュリティ対策はぐっと強化されることでしょう。

1.きっぱりと断る

最強の断る方法です。前置きも何もなく、自分がしたくないことはNOと言う。
これが出来ればほかの技術はまったく必要ありません。
最終的にこの境地になれれば自分の人生に嘘をつくことなく、ストレスにさいなまされることもなくなるでしょう。
でも、この境地にたどり着くには相当の胆力が必要ですよね。

2.検討させていただきます

ザ・日本人の典型的な断る方法と言えるでしょう。
この技術のいいところは、自分のさじ加減でOKもNOも言えるところです。
それも、じっくり持ち帰ってから検討する時間があるので、流されてしまうこともありません。
しかし、時間が空けば空くほど断りにくくなってしまうので、断るタイミングを見計らうことが何よりも大切だと言えるでしょう。

3.がっかり感を出してから断る

「うわー。残念だわー。」という表情やしぐさ、ボディーランゲージを最大限に駆使します。
残念オーラを体中から発することで相手に本当に悔しがっているというように感じてもらいます。
その上で、申し訳ないのですがという断りを入れるとそれ以上相手も踏み込んでこなくなります。
この技術で大切なことは残念感を演出する演出力です。
常日頃から残念なそぶりを研究すること重要です。

4.乗り気感を出してから断る

「めっちゃいいじゃないですかー。」などと、パーッと食いついて相手に好印象を抱いてもらいます。
相手もこれは話に乗ってくれたなと思い始めた状況で、NOに切り替えます。
「実はかくかくしかじかで参加出来ないんですよ。行きたかったー。」と言えば、相手の気分を害すことなく自然と断れます。
この技術は社交力が高い人向けの技術だと言えます。

5.相手の自尊心を満たしてから断る

「お声掛けいただいて光栄です。」断る時にまず大切なことは相手の人を拒絶するのではないという意識を持つことです。
相手を人として尊敬しているけれども、要件は断らなければいけないという態度を見せることが大切です。
このような時に相手の自尊心を満たしてから断ることで、相手も凹まず、こちらも角が立たないので気が楽になりますし、断りやすくなるでしょう。

6.外せない用事がありまして

物理的に無理という境界線をしっかりと初めに提示することが大切です。
ただし、この方法は頼まれた日時が柔軟に調整できる事柄では意味をなしません。
だったら日程をずらすよと言われてしまえばそれまでだからです。
日時が固定している事柄を断る時に使うことでこの断り方は生きてきます。

7.トレードオフ

仕事の場では上司のいう事を断ることはなかなか出来ませんよね。
そのような場合はトレードオフを駆使します。
トレードオフとは一方を追求すれば、他方が犠牲になる状態を指します。
この場合、上司のいう事を引き受けることで何か犠牲にしなければならない仕事が出てくるということを伝えることが大切です。
とても重要な仕事であれば、ほかの業務よりも優先して行う必要が出てくるでしょうし、そうでない場合は断れる可能性も出てきます。
そのことを伝えてどちらを優先すべきかを尋ねるのです。

8.代替案

代替案を出すことで現状の断りに角が立たなくなります。
例えば、今週は予定が詰まっているので、来週であれば可能ですというような感じです。
このように日にちをずらすだけでも十分に自分の時間調整にコミットできます。
相手に対しても断る理由が明確に伝わるため不快感を生じられないでしょう。

9.別の人を紹介

別の人を紹介する方法も角を立てずに断るには最適な方法です。
たとえば、「現状の状態では予定が詰まっているのでこの人に連絡を取って下さい」などと伝えることです。
この場合、大切なポイントがひとつあります。
それは別の人を紹介する時に事前に根回しをしておくことです。
根回しをすることで円滑に状況が進んでいくことでしょう。

10.予定を確認して折り返すという口実

この断る方法のいい所は、断るまでに猶予が出来ることです。
相手の頼み込んでくる勢いに飲まれそうになってしまう時などに有効です。
ただし、断るまでの時間が空くほど断るハードルが高くなってしまうのが難点です。
このような場合は、後程紹介するメールで断る技術と併用するとやりやすいでしょう。

11.全ての依頼を断っていることにしているという口実

たとえば、有名な小説家を思い浮かべて下さい。
どんなにほかの出版社から頼まれても、「私は○○出版以外出す気はしない」と言われてしまえばそれ以上踏み込めなくなりますよね。
これとおなじく、自分の中で必ず断る事柄をしっかりと線引きして、だれにでも断るという態度を身に付けておけば案外毅然と断れてしまうものです。
そして、全員に同じ態度で接しているため、人からの評価も下がらないというメリットもあります。

12.冗談めかして断る技術

「そんなん絶対むりむりむりー」など、一見冗談のように断るテクニックもあります。この方法は気心の知れた友人や知人、肉親などに使える方法です。
真剣な断り方をすると重たくなってしまうため、あえて冗談めかして断ることで出来ないということを率直に伝えることができます。

13.受け流す技術

たとえば、知人と旅行に行く時にあなたが車を出したとしましょう。
何も言わなければ折角の旅行にも関わらずずっと運転手までさせられてしまう危険性があります。
このような場合、すっと友人に鍵を渡してしまうと、「自分は運転はしないよ」というように断ることが出来ます。
このように言葉を発しなくても周囲の期待を受け流す技術を持っておくととても楽に振舞えることでしょう。

14.メールで断る

口頭で断りづらい時はメールで断る事で面と向かって断る断りづらさから解消されます。
また、メールで断る場合、文面で残るため、言った、言わないという不毛な争いを回避することが出来ます。
メールで断るには主張と理由、根拠をロジカルに伝えることで相手を納得させることが大切です。

15.自分の正直な気持ちを伝える

断る技術をいろいろお伝えしてきましたが、最終的には気持ちです。
自分の正直な気持ちを伝え誠意を見せて断ることが最も相手の心に響く方法だと言えるでしょう。
人を動かすには自分から何もかもさらけだしてしまうのが一番賢明な方法だと言えるでしょう。

Ⅱ.時間泥棒に対するセキュリティ対策!きっぱりと断る15の方法 まとめ

いかがでしたか?
断るということに対してだけでも数多くの方法があったことを改めてご理解いただけたのではないでしょうか?
いつも同じような方法で断ってしまうと相手に対して不信感を与えてしまいます。
今回ご紹介した技術のように様々な視点から断ることが出来れば、断った時に相手に対して不快感を持たれにくくなることでしょう。

また、なかなか断れないと思い込んでいた人は、断ることで相手に対して不快感を与えてしまうことに過度に恐怖を感じていたのではないでしょうか。
相手に対して不快感を与えない断り方も多いのでそのような断り方を実践の場で試されてみることをお勧めします。
そうすれば、断ることに対してなんら負い目を感じる必要がないことに気が付かれるはずです。

参考文献

  • エッセンシャル思考 グレッグ・マキューン かんき出版
  • すべては「単純に!」でうまくいく ローター・J・ザイヴァート ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー 飛鳥新社

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