【断る理由一覧】時間泥棒に対するセキュリティ対策15の方法

人間関係を損なわずに断る方法-嫌な事にはきっぱりNOを! コミュニケーション能力
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この記事で学べる内容はなんですか?
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友人関係やビジネスシーンですぐに使える断る理由を15個一覧化しました。今すぐに断る理由を探したい方におすすめの記事です。

  1. きっぱりと断る
  2. 検討させていただきます。
  3. がっかり感を出してから断る
  4. 乗り気感を出してから断る
  5. 相手の自尊心を満たしてから断る
  6. 外せない用事がありまして
  7. トレードオフ
  8. 代替案
  9. 別の人を紹介
  10. 予定を確認して折り返すという口実
  11. 全ての依頼を断っていることにしているという口実
  12. 冗談めかして断る技術
  13. 受け流す技術
  14. メールで断る
  15. 自分の正直な気持ちを伝える

上記の15個が断る方法一覧です。次の章からそれぞれの具体的なやり方をお伝えさせて頂きます。

この記事を書いた人

こんにちは、自己実現ラボの坪井一真です。私は国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)資格を持つプロのコーチとしてビジネスパーソンやアスリートのコーチングに従事しています。

また、1日10時間の瞑想を10日間、誰とも話さずに行うヴィパッサナー瞑想を5回も経験し、個人的な瞑想時間は累計で4000時間以上

これらの経験から得た知識や洞察を基に、自己実現ラボではセルフアップデートをメインテーマに、読者がその日から変化できる内容をお届けしていきます。
□シードコミュニケーションズ株式会社代表
□国際コーチ連盟認定資格 Professional Certified Coach(PCC)
□米国CTI認定CPCC®(Certified Professional Co-Active Coach)

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【断る理由一覧】時間泥棒に対するセキュリティ対策15の方法

1.きっぱりと断る

最強の断る方法です。前置きも何もなく、自分がしたくないことはNOと言う。
これが出来ればほかの技術はまったく必要ありません。
最終的にこの境地になれれば自分の人生に嘘をつくことなく、ストレスにさいなまされることもなくなるでしょう。
でも、この境地にたどり着くには相当の胆力が必要ですよね。

2.検討させていただきます

ザ・日本人の典型的な断る方法と言えるでしょう。
この技術のいいところは、自分のさじ加減でOKもNOも言えるところです。
それも、じっくり持ち帰ってから検討する時間があるので、流されてしまうこともありません。
しかし、時間が空けば空くほど断りにくくなってしまうので、断るタイミングを見計らうことが何よりも大切だと言えるでしょう。

3.がっかり感を出してから断る

「うわー。残念だわー。」という表情やしぐさ、ボディーランゲージを最大限に駆使します。
残念オーラを体中から発することで相手に本当に悔しがっているというように感じてもらいます。
その上で、申し訳ないのですがという断りを入れるとそれ以上相手も踏み込んでこなくなります。
この技術で大切なことは残念感を演出する演出力です。
常日頃から残念なそぶりを研究すること重要です。

4.乗り気感を出してから断る

「めっちゃいいじゃないですかー。」などと、パーッと食いついて相手に好印象を抱いてもらいます。
相手もこれは話に乗ってくれたなと思い始めた状況で、NOに切り替えます。
「実はかくかくしかじかで参加出来ないんですよ。行きたかったー。」と言えば、相手の気分を害すことなく自然と断れます。
この技術は社交力が高い人向けの技術だと言えます。

5.相手の自尊心を満たしてから断る

「お声掛けいただいて光栄です。」断る時にまず大切なことは相手の人を拒絶するのではないという意識を持つことです。
相手を人として尊敬しているけれども、要件は断らなければいけないという態度を見せることが大切です。
このような時に相手の自尊心を満たしてから断ることで、相手も凹まず、こちらも角が立たないので気が楽になりますし、断りやすくなるでしょう。

6.外せない用事がありまして

物理的に無理という境界線をしっかりと初めに提示することが大切です。
ただし、この方法は頼まれた日時が柔軟に調整できる事柄では意味をなしません。
だったら日程をずらすよと言われてしまえばそれまでだからです。
日時が固定している事柄を断る時に使うことでこの断り方は生きてきます。

7.トレードオフ

仕事の場では上司のいう事を断ることはなかなか出来ませんよね。
そのような場合はトレードオフを駆使します。

トレードオフとは一方を追求すれば、他方が犠牲になる状態を指します。
この場合、上司のいう事を引き受けることで何か犠牲にしなければならない仕事が出てくるということを伝えることが大切です。

とても重要な仕事であれば、ほかの業務よりも優先して行う必要が出てくるでしょうし、そうでない場合は断れる可能性も出てきます。
そのことを伝えてどちらを優先すべきかを尋ねるのです。

8.代替案

代替案を出すことで現状の断りに角が立たなくなります。
例えば、今週は予定が詰まっているので、来週であれば可能ですというような感じです。

このように日にちをずらすだけでも十分に自分の時間調整にコミットできます。
相手に対しても断る理由が明確に伝わるため不快感を生じられないでしょう。

9.別の人を紹介

別の人を紹介する方法も角を立てずに断るには最適な方法です。
たとえば、「現状の状態では予定が詰まっているのでこの人に連絡を取って下さい」などと伝えることです

この場合、大切なポイントがひとつあります。
それは別の人を紹介する時に事前に根回しをしておくことです。
根回しをすることで円滑に状況が進んでいくことでしょう。

10.予定を確認して折り返すという口実

この断る方法のいい所は、断るまでに猶予が出来ることです。
相手の頼み込んでくる勢いに飲まれそうになってしまう時などに有効です。

ただし、断るまでの時間が空くほど断るハードルが高くなってしまうのが難点です。
このような場合は、後程紹介するメールで断る技術と併用するとやりやすいでしょう。

11.全ての依頼を断っていることにしているという口実

たとえば、有名な小説家を思い浮かべて下さい。
どんなにほかの出版社から頼まれても、「私は○○出版以外出す気はしない」と言われてしまえばそれ以上踏み込めなくなりますよね。

これとおなじく、自分の中で必ず断る事柄をしっかりと線引きして、だれにでも断るという態度を身に付けておけば案外毅然と断れてしまうものです。
そして、全員に同じ態度で接しているため、人からの評価も下がらないというメリットもあります。

12.冗談めかして断る技術

「そんなん絶対むりむりむりー」など、一見冗談のように断るテクニックもあります。この方法は気心の知れた友人や知人、肉親などに使える方法です。

真剣な断り方をすると重たくなってしまうため、あえて冗談めかして断ることで出来ないということを率直に伝えることができます。

13.受け流す技術

たとえば、知人と旅行に行く時にあなたが車を出したとしましょう。
何も言わなければ折角の旅行にも関わらずずっと運転手までさせられてしまう危険性があります。

このような場合、すっと友人に鍵を渡してしまうと、「自分は運転はしないよ」というように断ることが出来ます。

このように言葉を発しなくても周囲の期待を受け流す技術を持っておくととても楽に振舞えることでしょう。

14.メールで断る

口頭で断りづらい時はメールで断る事で面と向かって断る断りづらさから解消されます。
また、メールで断る場合、文面で残るため、言った、言わないという不毛な争いを回避することが出来ます。

メールで断るには主張と理由、根拠をロジカルに伝えることで相手を納得させることが大切です。

15.自分の正直な気持ちを伝える

断る技術をいろいろお伝えしてきましたが、最終的には気持ちです。
自分の正直な気持ちを伝え誠意を見せて断ることが最も相手の心に響く方法だと言えるでしょう。
人を動かすには自分から何もかもさらけだしてしまうのが一番賢明な方法だと言えるでしょう。

  1. きっぱりと断る
  2. 検討させていただきます。
  3. がっかり感を出してから断る
  4. 乗り気感を出してから断る
  5. 相手の自尊心を満たしてから断る
  6. 外せない用事がありまして
  7. トレードオフ
  8. 代替案
  9. 別の人を紹介
  10. 予定を確認して折り返すという口実
  11. 全ての依頼を断っていることにしているという口実
  12. 冗談めかして断る技術
  13. 受け流す技術
  14. メールで断る
  15. 自分の正直な気持ちを伝える

いかがでしたか?
断るということに対してだけでも数多くの方法があったことを改めてご理解いただけたのではないでしょうか?

いつも同じような方法で断ってしまうと相手に対して不信感を与えてしまいます。
今回ご紹介した技術のように様々な視点から断ることが出来れば、断った時に相手に対して不快感を持たれにくくなることでしょう。

また、なかなか断れないと思い込んでいた人は、断ることで相手に対して不快感を与えてしまうことに過度に恐怖を感じていたのではないでしょうか。
相手に対して不快感を与えない断り方も多いのでそのような断り方を実践の場で試されてみることをお勧めします。
そうすれば、断ることに対してなんら負い目を感じる必要がないことに気が付かれるはずです。

下記の記事ではコミュニケーション能力を向上させる事が重要な理由とコミュニケーション能力でもっとも重要度の高い聞き方の向上方法について書かせて頂きました。ご興味のある方はぜひあわせてご覧ください。

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参考文献

  • エッセンシャル思考 グレッグ・マキューン かんき出版
  • すべては「単純に!」でうまくいく ローター・J・ザイヴァート ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー 飛鳥新社

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