- Qこの記事で学べる内容はなんですか?
- A
ものごとがうまくいかない時に行うとストレスが軽減でき、そのうえで解決策を考える事ができる質問リストを3つご用意させて頂きました。
だれしもすべてが順風満帆というわけではありません。時にはなにをやってもうまくいかない事というのもあるでしょう。そんな時に多くの人は自分自身を過度に責めてしまいやすいものです。そのような状態になると自分の悪いところばかりに目が行ってしまいますます嫌になってしまったりしますよね。
今回のセルフコーチングでは自分の行動を反省ではなく、改善したうえで新たな一歩を踏み出すための質問をご用意させて頂きました。
今回の記事はものごとがうまくいかない時に自分を責める癖があり、行動が停滞してしまう人におすすめの記事となっております。
ものごとがうまくいかない時に認識を変える3つの質問
なにをやってもうまくいかない。
このような経験あなたにもあるのではないでしょうか?
こんな時に感じるストレスはまるでボディーブローのようにじわじわと身体と心に蓄積されていってしまいますよね。
例えいくら休みの日に発散しようとしても、根っこの部分のいらいらが片付かない限り根本的な対処法にはなりません。
今回のセルフコーチングではこの根っこの部分に焦点をあてた質問を提供させていただきます。
質問に意識を向けることであなたの根っこの部分のいらいらややるせならをしっかりと観察することが出来るかもしれませんし、出来ないかもしれません。
でも、根っこに近づくことは出来ます。根っこを根気よく近づき観察していくことで、あなたはきっとものごとがうまくいかない時のストレスを軽減していく方法を見つけ出していくことでしょう。
【導入準備編】セルフコーチングを行う前に
セルフコーチングは肩肘はっていては効果的ではありません。特にこの記事ではリラックスしながら遊び感覚でトライしていただければと思います。(コーチングにおいても遊び感覚は必要不可欠な要素だからです。なぜなら、遊び感覚の方が縛られない答えが自然と出てくるようになるからです。)
そのため、セルフコーチングを始める前にどのように取り組んだ方がいいか簡単にお伝えさせて頂きますね。
まずは質問を読み上げてみて下さい。そしてその質問を感じてみて下さい。あなたの身体に問うような感じで質問を浸透させていただくといった方がいいでしょうか。湖面に石を投げたら波紋が広がるようにあなたの内側からさまざまな感覚や感情、または声が聞こえてくるでしょう。
その声を感じたら紙に書きだしてみて下さい。感じるまま思うままに紙に書きだしてみて下さい。出来れば専用のノートに書きだしていく事をお勧めします。専用のノートに書きだすという行為が脳にスイッチを入れるからです。
質問とは関係のない事が思い浮かんだり、倫理的によくない考えが出たりしてもあなたしか見ないノートなのですべて書き出して下さい。ご自身を制限することなく身体や感覚から出てくる言葉を感じたその瞬間に書き出してみて下さい。
あなたの深層心理からあなたの直感からあなたが普段考えないような感じないようなけれども本質的に望んでいた答えが出る時があるかも知れません。そのような自分で近くできない心の奥深くにアクセスすることが出来るのがセルフコーチングのメリットです。
その後、各質問にある写真を眺めてインスピレーションを感じてみて下さい。その時に出てくる言葉や体感があったらそれも書き出してみて下さい。
これを毎日の習慣にするだけであなたは今の自分を客観的にとらえつつも、深層心理に簡単にアクセスすることが出来るようになるでしょう。
まずは習慣化してみてはいかがでしょうか?
今回のセルフコーチングテーマはものごとがうまくいかない時に自分の状態に気づく事なので、セルフコーチングに入る前にマインドフルネスな状態になる事もおめすすめです。下記のリンクでは自己実現ラボのマインドフルネスについて書かれた記事をまとめていますのでご興味のある方はご覧ください。
また音楽をかけながらだとより深い部分にアクセスしやすくなるため音楽をかけながら書き出すのも効果的です。動画もあわせてご用意させていただきましたのでよろしければ聞きながら質問に答えてみて下さい。
①.あなたに原因があるとしたらそれはなんですか?
ものごとがうまくいかない時のストレスの大きな原因はひとつです。それは現状に至った状況を自分以外の外の世界に求めてしまうからです。
相手が悪い、環境が悪い、タイミングが悪いなどなど。
あなたに原因があるとしたらそれは何ですか?
この質問に意識を向けることで外の世界に向かっていたあなたの思考はあなた自身に向かい始めます。コーチングではクライアントが自らの世界を変えていくためのきっかけを提供しているに過ぎません。相手や環境、タイミングなどを変えていくことは出来ないんですよね。
ただし、あなた自身の認識や行動を変えて行くためのきっかけは作れます。すべての原因は自分にあるという自責の念をコーチングでは重視しています。人は自分の人生に責任を持つことではじめて前に進めるものです。
外の世界に解決策を求めていくのではなく、自責の念を持つことで自分自身の世界にインパクトを起こしていく事が大切なんですよね。
あなた自信に意識を向ける厳しい質問かも知れませんが、じっくりと考えてみると意外な答えが見つかるかもしれませんし、そうでないかもしれません。
なければないで大丈夫ですよ。ご安心下さい。
しかし、問いを考えることで着実に意識は変容していることでしょう。
②.あなたにもし足りなかったことがあるとすればそれは何ですか?
自分の人生は自分自身でコントロールしていくという考え方で物事を考えていくと、周囲の状況に心が流されなくなって行きます。そのようになってくるとものごとがうまくいかない時のストレスだけでなくありとあらゆるストレスが軽減して行きます。
あなたにもし足りなかったことがあるとすればそれはなんですか?
あなたが行動していれば変わっていたかもしれない状況を考えることで、今後の解決策の糸口になるかも知れません。
例えば、子供との関係性が良くないと感じている場合を考えて見ましょう。
外の世界に責任の所在を求めている場合では、
「何をいっても空返事だけで態度も反応も良くない。なんてふてぶてしいんだ」
と思ってしまうかもしれませんよね。これではストレスは増すばかり。。。
しかし、自分に足りなかったことがあるとすればなんだろうと考えるとどうでしょう?
「自分に足りなかったことは、彼とのコミュニケーションかもしれない。いつも頭ごなしに彼の意見を否定していたな。」
などと思いが浮かんでくるかもしれませんよね。
今ある状況を相手のせいにし続けている限りストレスはなくなりませんが、自分にも非はあったなと自責で考えるとストレスは軽減していくものです。
このように仕事のストレスは適切な質問で、ある程度自分でコントロールすることが出来てくるんですよね。
③.今いる現状から一歩でも前進できる行動はなんですか?
先ほどまでお伝えさせていただいた2つの質問は現状を客観的に認識し、自責で状況をコントロールするための気付きを得ていただく物でした。ここでお伝えさせていただく質問はその上でどうするか?という質問です。
今いる現状から一歩でも前進できる行動はなんですか?
ものごとがうまくいかない時のストレスを、自分がコントロール出来ない外的要因のせいにしていると、変わらない状況に憤りを感じストレスが増し続けてくるということをこれまでお伝えしてきました。
人生は自分でコントロールするという自責の念を持つことで、変わらない状況に憤りを感じ続けることに終止符を打てます。そして、小さな一歩でも行動に移すことで、あなたは自分の人生のハンドルをあなた自身で握ることが出来るようになるのです。
ブレーキもアクセルも方向も全てあなたに決定権があるのですから、変わらない状況に憤りを感じ続けることはなくなりますよね。時に渋滞にはまることも、時に故障をしてしまうこともあるかもしれませんが、それでも全ての選択権はあなたにあるのですから対応はいくらでも出来ていくことでしょう。
自らの責任によって行動を起こすことのインパクトに意識を傾けてみて下さい。きっと、あなたの中で大きな気付きがあることでしょう。
まとめ
ストレスとは外的要因において作り上げられているものと考えられがちですが、すべては自分自身の認識の仕方によって作り上げられているものなんですよね。
けれども、その事に気が付かないと、外的要因にばかり目が行ってしまい、結果、変えることの出来ない状況に憤りを感じ続けてしまうんですよね。
ものごとがうまくいかない時のストレスを軽減するのであれば、まずは外的要因ではなく、自らの認識を変えることが大切になってきます。
今回の質問では、認識を変え、人生のハンドルを握るために大切な自責の念を刺激することに特化させていただきました。
少々厳しい質問かも知れませんが、この質問を日々考えていく事で得られる効果は小さくはありません。
ものごとがうまくいかない時にストレスを抱えているなと感じた時には、今回の質問を振り返ってあなた自身に問うてみて下さい。
きっと、あなたの中から答えが浮かび上がってくることでしょう。
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