【意志力を強化する方法】セルフコーチングでサボタージュと向き合う

glass ball on wood clip art セルフコントロール能力を身に着ける
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Q
今回の記事で学べる内容はなんですか?
A

私たちが自分を変えようと思う時に相反して変化をしないようにうながす心理的機能をコーチングではサボタージュと言います。何かをしようと決心しても出来ないのにはこのサボタージュが大きく影響しているのです。今回の記事ではそんなサボタージュを取り除くためのセルフコーチングのやり方をお伝えさせて頂きます。

強固な意志力を持ちたい方におすすめの記事となっております。

この記事を書いた人

こんにちは、自己実現ラボの坪井一真です。私は国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)資格を持つプロのコーチとしてビジネスパーソンやアスリートのコーチングに従事しています。

また、1日10時間の瞑想を10日間、誰とも話さずに行うヴィパッサナー瞑想を5回も経験し、個人的な瞑想時間は累計で4000時間以上

これらの経験から得た知識や洞察を基に、自己実現ラボではセルフアップデートをメインテーマに、読者がその日から変化できる内容をお届けしていきます。

私のコーチとしての経歴について詳しくはCTIのコーチ紹介ページからご覧ください。

□シードコミュニケーションズ株式会社代表
□国際コーチ連盟認定資格 Professional Certified Coach(PCC)
□米国CTI認定CPCC®(Certified Professional Co-Active Coach)

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セルフコーチングでサボタージュと向き合う

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あなたがセルフコーチングをしようと決めたのはこのままの現状を変えたいと思っているからではないでしょうか?

私たちが頭ではこのままでは良くないと思いつつも、自分を変える事が出来ないのには理由があります。

その理由とは人は本能的に変化を避ける性質がある生き物だからです。

私たちのDNAには遠い祖先の記憶が刻み込まれています。私たちの先祖はちょっとした変化でも命にかかわるような時代を気の遠くなるほどの時間経て来ました。そのため、私たちのDNAの中には変化に対する恐怖が浸透しきっているのです。変化をしなければリスクもそれだけ減るのですから。

だからこそ、私たちの身体の中には免疫機能のように、変化をしようと思うと抑制しようと働き出す性質があるのです。変化を避けたがるのは人間なら誰しもが持っている本能という事です。

このように私たちにそなわっている変化を避けさせる思考をコーチングではサボタージュと呼んでいます。

この章ではそんなサボタージュを対処していく方法についてお伝えしていきますね。

1.サボタージュの性質

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この章では私たちの歩みを妨害しようとしてくるサボタージュの性質について理解しておきましょう。敵を知り己を知れば百選危うからずです。

①.変化の免疫機能サボタージュ

  • 「成功するわけがない。あきらめろ。」
  • 「こんな事して安定を捨てるなんてやめておけ。」
  • 「路頭に迷ったらどうするんだ?」

なにか挑戦をしようと思った時に、あなたも上記のような心の声に足止めされた経験はないでしょうか?

この変化を恐れ、現状に留めようとする心の声こそがコーチングでいう所のサボタージュ(妨害行為)です。

②.サボタージュは静かに暮らしたい

サボタージュはなぜ自らが前進をしようとするのを阻むのか?それは変化をして自らを危険にさらしたくないからです。だから、まるで口うるさい親が自由気ままな子供をしかりつけるように、自らをコントロールしようとしてくるんですね。

それに対し、変化してでも挑戦をしたいという想いも自らの内側から沸き上がってくるのです。多くの場合はこの沸き上がる想いはサボタージュに乗っ取られ鎮静してしまいます。自分を変えたいのなら、サボタージュの力を弱め、この沸き上がってくる想いに忠実になる事が大切なのです。

③.サボタージュの力を弱めることが大切

私たちコーチの仕事のひとつはこのサボタージュの力を弱め、クライアントが本当の意味で心からの声に耳を傾けられる状態に持っていく事です。

サボタージュは現状を維持するだけではありません。その現状を自分の実力よりも過小評価している部分にサボタージュの危険性があります。

インドの寓話にこのような話があります。

子供の頃から足に枷をつけられて育てられた像は、大人になってその枷を引きちぎる力を手にしても枷を外す事はしません。子供の頃に何度も枷を外そうとして外せなかった像は、枷は外すことが出来ないものだという思い込みに縛られているのです。今では簡単に枷を抜く力が備わっているのにも関わらず・・・

まさにサボタージュに支配されている人もこのような状況だと言えます。自分の能力を過小評価し、現状で満足させてしまうのがサボタージュです。

自分を変えたいと思っていても、変えられないのはサボタージュが自分を過小評価して動けなくさせてしまっているという事ですね。

2.サボタージュの扱い方

この章では私たちの行動を止めてしまうサボタージュの扱い方について触れて行きます。

コーチングではサボタージュに気付き、具現化し、対処するという一連の流れを通してサボタージュと関わって行きます。

このように見える化して対処する事で、今まで変化を避けてきたサボタージュの影は薄くなり、次第に自分を変えたいという気持ちが強まって行きます。そうなることで、今まで抑えていた心の枷が外れ自らがより成長するべく一歩一歩と歩を進めて行く事が出来るようになります。

①.気付く

自分が何かしようとした時や、挑戦しようとしている時などに心苦しい気持ちになったり、頭の中でやめろとSTOPをかけるような声が聞こえてきたりとサボタージュの感じ方は人によってさまざまです。

自分が挑戦をしようとしている時に引き戻すようないやな感覚や声がしたらサボタージュが来たと気づく事を意識して見て下さい。なれるとサボタージュがどのような時に来るかが体感を通してすぐに分かるようになって来ます。

ちなみに私はみぞおちのあたりがとても嫌な感覚に包まれる時はサボタージュに支配されている時です。あなたもご自身の感覚を意識して自分のサボタージュが表れる場所を見つけてみて下さい。

②.具現化する

コーチングでは気付いたサボタージュをより意識しやすくするために具現化して行きます。

例えば、私の場合ですとみぞおちあたりに違和感を感じるので、この違和感はどんな形なんだろう?と考えて見ます。ゴツゴツした岩がイメージ出来たり、もやもやした煙がイメージ出来たりとサボタージュの質によって変わって来ます。

また、声が聞こえる場合は、この声の主はどのような人物なんだろう?と考える事でサボタージュの輪郭がくっきりとイメージ出来て来ます。

あなたもご自身の感覚からサボタージュを具現化して見て下さい。

③.対処する

コーチングでは具現化したサボタージュを対処する事で変化を嫌がるサボタージュの声を小さくして行きます。その後、サボタージュの声が聞こえない状態で「今の自分は何をもとめているのか?」という事を考えてもらいます。そうすることで、サボタージュの声に左右されない自分の本当の気持ちにダイレクトに気づく事が出来るのです。

では、どのように対処するのか?

代表的な方法は具現化したサボタージュと対話してみるという方法があります。

「何をそんなに怖がっているの?」

など、サボタージュに質問をして行くとサボタージュは自らの気持ちを伝えてくれたりするのです。

もちろん、頭の中でのイメージですが、このように自分と切り離して質問を投げかけると、イメージがひとりで動き出しまるで本当の会話をしているような感じになります。

また、サボタージュをどこか、例えば机の引き出しの中とかにしまってみるのも効果的な方法です。

そうすることで、サボタージュがいた時に感じていた違和感や声は遠ざかって行くからです。

ほかにも、いろんな対処法があります。あなたもご自身に合うサボタージュの対処法を考えて見て下さい。

まとめ

いかがでしたか?

自分を変えたいなら自らの内にいるサボタージュと向き合う事が重要です。コーチングではこのサボタージュとの対話をとても重視しています。

具現化してイメージする事が出来るようになると、自らの心の奥にある本当の気持ちと対話をする事が出来るようになって来ます。

コーチングではイメージを何よりも重視しています。私たちコーチは今回ご紹介したサボタージュの対処法のようにセルフコーチングを行い自らのコンディションを最善に保っているのです。

このような方法を身に着けることで、いつのまにか自分を変える事が出来るようになっていく事でしょう。

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