コミュニケーション能力を劇的に高めるNLPのメタモデル

nlp

今回の記事は、コミュニケーション能力を劇的に高めるNLPの技術のひとつであるメタモデルについてお伝えしていきます。

NLPのメタモデルとは、質問をすることで相手が取り囲まれているイメージを打開し、視野を広げコミュニケーションを円滑化する技術です。

コミュニケーションが円滑化することにより、結果的にコミュニケーション能力を高めることが出来てきます。

結果として、NLPのメタモデルは対人関係を劇的に高めるコミュニケーション術になります。

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NLPのメタモデル

私たちは体験を語るとき、そのすべてを詳細に語ることはせず、
一般化、歪曲、省略して話します。

この欠落された情報を明確にし、言葉によるコミュニケーションを
完全にしようと試みるものが、メタモデルです。

メタ・モデルは一般化・歪曲・省略の3つに分類される
12のパターンから構成されています。

■一般化

可能性の叙法助動詞…無意識のうちに限界を定めている。

必要性の叙法助動詞…~すべきだ、~すべきではない、と決めつけているため。

普遍的数量詞…全て、いつも、誰でも、決して~ない、一つも~ないなど、
       逆説的に制限を与え、すべての可能性を肯定するか、
       否定するかによって、例外を認めることがない。

■歪曲

等価の複合観念…二つの異なる文章が同じ意味になっている。

前提…何かの前提が隠されている。

因果…原因と結果の関係がある。

憶測…他人の気持ち・考え方を決めつけている。

■省略

不特定名詞…誰が?いつ?何が?どこで?誰に?などが省略されている。

不特定動詞…具体的にどのように行われたのかが示されていない。

比較…比較対象が省略されている

判断…評価・判断基準が省略されている。

名詞化…プロセスを静止した名詞化してしまう。

メタモデルは、下記のような目的で使用します。

  1. 情報を集める。
  2. 言葉の意味を明確にする。
  3. 制約を認識させる。
  4. 選択の可能性を広げる。

NLP (神経言語プログラミング)のメタモデルの理論は、
ビジネスやカウンセリング、セラピー、教育の場面などで大変役立つツールですが、
質問を繰り返しすぎると、相手が攻撃されていると感じる恐れがあります。

相手に質問を投げかけるときは、十分にラポールが保たれた状態で、
相手と共に共通の目標に向かっていると認められた状況で行うことが大切です。

NLP学び方ガイドより引用

※ラポールの構築方法についてはNLPとは何か?理論から実践編まですぐに使える4ステップ
にて説明しておりますので、ご確認ください。

一般化・歪曲・省略を分かりやすく表現すると、頭の中でゆがめられてしまった情報です。
それを質問によって回復する工程をNLPのメタモデルといいます。

NLPのメタモデルによって頭の中でゆがめられた情報を回復することで、
相手が問題解決に向かう手助けとなります。

次に一般化・歪曲・省略とはどのようにして起こるのかを見ていきましょう。
そして、質問によってどう変わるかについて考えていきましょう。

一般化

一般化とは辞書では「広くいきわたること。また、全体に通用させること。」
とあらわされています。

NLPのメタモデルでの一般化も同じく、自分に起こった出来事や、
経験を全体に通用させて認識してしまうことをさします。

具体的に例をあげ見ていきましょう。

必要性の叙法助動詞

必要性の叙法助動詞とは「~しなくてはならない」「~をしてはならない」
という思い込みのことをさします。

NLPのメタモデルの例

相手 「もっと努力しなければいけない」

あなた「努力しないとどうなりますか?」


相手 「人を信用してはならない」

あなた「人を信用するとどうなりますか?」

質問例

「~しなくてはならない」には、「そうしないとどうなりますか?」

「~をしてはならない」には、「そうするとどうなりますか?」

このような質問をすることで、相手が思い込んでいること以外の選択肢に視野が広がっていきます。

可能性の叙法助動詞

可能性の叙法助動詞とは「~をできない」という無意識のうちに
限界を決めてしまっている思い込みをさします。

NLPのメタモデルの例

「みんなと打ち解けることができません。」

「みんなと打ち解けるとどうなりますか?」


「みんなと打ち解けることができません。」

「みんなと打ち解けるのを止めているのは何ですか?」

質問例

「そうするとどうなりますか?」

「そうするのを止めているのは何ですか?」

「そうするとどうなりますか?」という質問では、
相手が限界を閉ざしている可能性に気づく効果があります。

「そうするのを止めているのは何ですか?」という質問では、
相手の障害を明らかにしていく効果があります。

普遍的数量詞

普遍的数量詞とは、「毎回」「常に」「誰もが」「絶対に」「何をしても」
などといったまるでそれがすべてであるかのように考えてしまうことをさします。

NLPのメタモデルの例

相手 「何をしてもうまくいきません。」

あなた「何をしてもですか?」

質問例

「毎回ですか?」「いつもですか?」「全員ですか?」
「絶対ですか?」「何をしてもですか?」

この場合、うまくいかないということを普遍的数量詞で一般化しています。

この「何を」の部分に焦点をあて質問することで、一般化された情報を回復していきます。
実際何をしてもすべてがうまくいかない人などいません。

うまくいかない事柄を特定することで、
本人が考えていたよりもうまくいかない原因が少ないという事実に気が付きます。

ものごとを大きく考えすぎていたという自覚が芽生えれば、
悩みのもとは小さくなってくるものです。

歪曲

歪曲とは辞書では、
「事実をわざとゆがめてまとめていること」と表現されています。

メタモデルでの歪曲では、
「事実を本人が気が付かないうちにゆがめてまとめていること
として捉えています。

具体的に例を上げて見ていきましょう。

等価の複合概念

二つの意味が違う文章が同じ言葉に内包されていることをさします。

NLPのメタモデルの例

相手 「彼はいつも私が話したことを覚えていてくれないから、私は嫌われてるんだわ」

あなた「彼があなたの話したことを覚えていないということが、
どのように嫌われていることにつながるのでしょうか?」

質問例

「彼があなたの話したことを覚えていないということが、
どのように嫌われていることにつながるのでしょうか?」

「話したことを覚えていない」「嫌われている」という
二つの言葉を切り離して考えていけるための質問です。

前提

話に何か前提条件があるものをさします。

NLPのメタモデルの例

相手 「なぜ俺はいつも失敗ばかりするんだろう。」

あなた「どのようにしていつも失敗ばかりするということが分かるのですか?」

質問例

「どのようにしてそうわかるのですか?」

今回の話では「いつも失敗ばかりする」事が前提条件となっています。
なにをするにも失敗ばかりするという認識です。

これではそれ以外の選択肢を考えることが出来ません。

どのようにしてその前提条件がわかるのか?ということを聞くことで、
歪曲された前提条件に縛られていることを認識できるようになります。

因果

因果関係とは原因と結果が表現の中に含まれている状況をさします。

NLPのメタモデルの例

相手 「義理の母が私を苦しめます」

あなた「どのようにして義理のお母さんがあなたを苦しめるのですか?」

質問例

「どのようにして○○するのですか?」

この場合、義理の母親が話し手の苦しみの原因となっています。
結果として話し手が苦しんでいるということになります。

この例では義理の母親のすべてが話し手の苦しみの
原因となっていると歪曲されて伝えられています。

どのようにして苦しめるのかということに焦点をあてると、
苦しめている根本の原因に考えがおよび、歪曲されていたことに気づくことになります。

憶測

物事を憶測で判断し事実を歪曲している状況です。

NLPのメタモデルの例

相手 「彼は私のことをもう愛していないんだわ」

あなた「どのようにして、それがわかりますか?」

質問例

「どのようにしてそれがわかりますか?」

相手の心をわかっているという認識があるため、
憶測により事実を歪曲しています。

どんなに親密になっても人の心の中までは読めません。

このような憶測にはどのようにしてその憶測が分かるのか?
という問いかけを投げることで、話し手が事実を歪曲していたことに気づきます。

省略

省略とは辞書では「簡単にするために一部を取り除くこと。」とあります。

NLPのメタモデルでも同じで、
伝える言葉を省略することで受け手には伝わらないことがあります。

質問をすることで、削られた言葉を復元させていきます。

不特定名刺

いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、どのように(How)
などが省略されて表現されています。

NLPのメタモデルの例

相手 「大変です」

あなた「何が大変なのですか?」

質問例

「何を?」「どのように?」

話し手の頭の中でだけ状況が見えている状態です。
話し手は伝わっていると思っていますが、聴き手側には伝えたい内容が見えてきません。

このような時に質問によって省略された言葉を引き出します。

不特定動詞

話の中で具体的な内容が示されていない状態です。

NLPのメタモデル例

相手 「あせっています」
あなた「どのようにあせっているのですか?」

質問例

「具体的にどのように?」

「あせっています」では具体的にどのようにあせっているかという部分が省略され、
話がわかりません。質問をすることで、具体的な部分を伝えてもらいます。

比較

話の中で比較対象が省略されて表現されています。

NLPのメタモデル例

相手 「勉強が苦手なんです」

あなた「だれと比べて勉強が苦手なんですか?」

質問例

「なにと比べて?」「だれと比べて?」

「勉強が苦手なんです」という言葉には比較対象が省略されています。
劣等感に悩まされる時は、無意識で自分よりも優秀な人と判断していることが多いのです。

本人も意識上では比較対象が分かっていないため、
無意識の否定的な評価に苦しんでいる状況です。

質問をすることで比べている人がだれなのかを
意識上に浮かび上がらせることが出来ます。

どのような人と自分は比べていたのかということを客観的に知ることが出来れば、
ものごとを悪い方向に大きく考えることはなくなります。

判断

判断や評価の基準が省略されて表現されています。

NLPのメタモデル例

「今の仕事は私に向いていません」

「それは誰がいったのですか?」

質問例

「誰が言ったのですか?」「誰によると?」

今回の例では誰の判断かについてあらわされていません。

自分は今の仕事に向いていないという思い込みを判断基準を明確にすることで、
それ以外の考え方や可能性について意識が向かいます。

名詞化

本来動きがある動詞を動きがない名詞にしてしまうことで、
ものごとのプロセスから動きが静止された状態で表現されます。

NLPのメタモデル例

相手 「変化がありません」

あなた「何がどのように変化していないのですか?」

質問例

「誰が?」「何を?」「どのように?」

変化がないの変化とは変化するという動詞が名詞化されたものです。
名詞には動きがありませんが、動詞には動きがあります。

質問をすることで、動詞に戻しどのように感じたかについて聞きます。

動詞という動きに変えることで、
名詞化された状態では出てこなかった選択肢が出てくるようになります。

NLPのメタモデルで言葉のすれ違いがなくなる

NLPのメタモデルは話し手にかかっている制約を見つけ、
話し手に選択肢を広げる以外にも使用することが出来ます。

それは言葉のすれ違いをなくし、意志の疎通を測るということです。
多くの言葉は省略されて発信されています。

話し手は受け手と同じイメージを共有していると思っていますが、
省略された言葉では話し手と受け手が共通のイメージを持つことは難しいのです。

NLPのメタモデルを使い、
質問をすることで話し手と受け手のイメージを共通にすることが出来ます。

すれ違いをなくすメタモデルの例

NLPのメタモデルの例

相手 「これは素晴らしい商品です」

あなた「どのように素晴らしいのですか?」


相手 「これは長持ちしますよー」

あなた「どのくらい長持ちするんですか?」


相手 「あの話考えといてくれた?」

あなた「どの話のこと?」

話し相手が頭の中にあるイメージを具体的に言葉に出していない時では、
受け手に事前に情報がない限り話し手とイメージを共有できません。

イメージが共有できていないということは、
話し手と受け手にずれが生じる可能性が高いということです。

あとから、「こんなことは聞いていなかった。」「こんなものだとは思わなかった。」
という話が出るのは話がイメージとして共有されていなかった典型的な例でしょう。

NLPのメタモデルを使うことで、あらかじめ、話し手と受け手のイメージを
同じにしておくとミスコミュニケーションはなくなります。

無用なトラブルを避けるためにもNLPのメタモデルを使うメリットがあります。

NLPのメタモデルに「なぜ?」はない

ここまでNLPのメタモデルの質問例を見てきたあなたの頭の中には
ひとつ疑問があるのではないでしょうか?

「どのようにして」「なにを」という回りくどい表現ではなく、
どうして「なぜ」を使わないのか?と。

あなたの疑問通りでNLPのメタモデルに「なぜ」という質問方法はありません。

それには理由があります。

それは「なぜ」という言葉を使うと
相手が攻められているように感じてしまうからです。

例えば、なぜあせっているんですか?
と言われたら相手には不快な感情が芽生えることでしょう。

これをどのようにあせっているんですか?と言われればどうでしょう?

自分の中でどのようにあせっているかを振り返ることがあっても、
嫌な気持ちはしないことでしょう。

「なぜ」という言葉は攻撃的な質問

なぜという言葉は、相手が攻められているように感じてしまう言葉のため、
使ってしまうと折角構築されたラポールが崩れてしまいます。

折角築き上げたラポールという信頼関係が崩れてしまっては、
相手とのコミュニケーションの前提がなくなってしまいます。

それではNLPのメタモデルを使う意味がありません。

相手を縛り付けている制約を見つけ、
相手の選択肢の幅を広げることで相手の役に立つことが
NLPのメタモデルの目的だからです。

コミュニケーションで相手の役に立つと言うことは、
相手から必要とされる人材であるということです。

あなたがNLPのメタモデルを使うことで、
相手から必要とされる人材でいつづけるためには、
「なぜ」という相手を攻め立てているように感じる言葉は使うべきではありません。

重ねて質問できる

NLPのメタモデルの質問は一回だけでなく何度でも行うことが出来ます。

相手が現状の課題や問題を抱えている時には話をより深く掘り下げていき、
新たな気づきを見つけるのにも役立ちます。

ただし、初めのうちは相手があなたに相談を求めている時や、
仲のいい友人に限定して使っていくことをおすすめします。

理由は、NLPのメタモデルでの質問は考えることに労力を要するためです。
質問がぎこちなかったり、誤った質問をしてしまえばラポールが崩れてしまいかねません。

そのため初めのうちは十分に気を付けて相手を選ぶ必要があるのです。

NLPのメタモデルで自分の潜在意識にリンクする

NLPのメタモデルは他人とのコミュニケーションだけではなく、
自分とのコミュニケーションにも役立ちます。

あなたも落ち込んだ時にあたまの中で否定的な言葉が
ぐるぐるまわった経験はないでしょうか?

その時のあたまの中では一般化、歪曲、省略された言葉として
あなたに語りかけてきています。

例えば「おれはいつもダメなんだ」と頭の中に言葉として浮かんで来たら、
「いつもなの?」とNLPのメタモデルで質問をすることで、状況が整理されます。

今は情報が一般化されていたんだなと気づくことが出来るわけです。
そして、自分の制限を外すことで、選択肢が広がっていくことでしょう。

まとめ

今回の記事ではNLPのメタモデルでの質問方法についてお伝えしていきました。
メタモデルでの言葉は比較的難しく、イメージもしにくいかもしれません。

けれども、NLPのメタモデルの土台もこのブログで散々取り上げている傾聴にあります。
傾聴方法を身に付けていればNLPの技術は自然と身についてくることでしょう。

傾聴については、人間関係を劇的に好転させるコミュニケーション傾聴とは?
人間関係を良好に保つ!傾聴力を高める10の心構えにて詳しく取り上げておりますのでご確認ください。
 

参考文献

  • 一瞬で自分を変える法 アンソニー・ロビンズ 三笠書房
  • コーチングの技術 菅原裕子 講談社現代新書
  • NLPの教科書 前田忠弘 実務教育出版
  • 目標を達成する技術 マイケル・ボルダック フォレスト出版