- Q今回学べる内容はなんですか?
- A
今回はプロのアスリートも使っている潜在意識を活性化するための夢ノートの作り方に焦点を当てた記事となっております。
あなたは子供の頃ドラえもんを見てああいう道具が欲しいなーと思った記憶はありませんか?
おそらく同年代の子供はみんな夢や希望をもっていつか来る未来に夢をはせていたのだと思います。
けれども、大人になるにつれ「ああいうのはアニメの世界だから」とか、「現実はそんなに甘くない」とか徐々に夢や希望からあなた自身が遠のいて行きませんでしたか?
子供の頃のある時点を過ぎてサンタクロースを信じているとバカにされるように、私たちはいつの日か夢や希望を持つ事をまるで後ろ指でも指されるかのような怖さをもってしまったのかも知れません。
でも、夢を叶える魔法の道具は実在するんです。
それがテレッテッテン(ドラえもん風に)夢の~と~!
本田圭佑選手やイチロー選手も子供の頃から書いていた夢ノート。
夢ノートに夢を描き続けるとその夢は現実に向けて歩み寄って来ます。
Ⅰ.夢ノートの正しい書き方
夢はただノートに書けばいいという分けではありません。
夢を書いたノートを夢ノートにするには正しい書き方があるんです。
この章では夢ノートの正しい書き方を順序立てて見てお伝えして行きますね。
実は目標を紙に書き出す行為はアファメーションと呼ばれています。
紙に書き出す事で潜在意識に目標を刻み込んで行く方法です。
夢ノートとはノートにアファメーションを書き続けて行くことで作られていきます。
1.現状の延長線上ではなく未来から目標を考える
私たちって自然と過去の延長線上から未来を考えてしまう癖を持っているんですよね。
今はこういう状況だから未来はこんな感じだろうと自分自身で未来に制限をかけてしまっているんです。
今は課長だから部長を目指そうとか。
現状の延長線上の未来なんて夢ノートに書くような夢ではありません。
行動計画でも書いてて下さいという話です。
夢ノートにとって大事なのは「心の底からワクワクできるか?」「感情が動き出すか?」という部分です。
あなたが本当に心から叶えたい願いを書くことがとっても大切なんです。
子供の頃ってみんな未来から夢を考えていましたよね。
- お医者さん
- 野球選手
- パイロット
どんな事でも叶えられると思っているのは子供の大きな可能性です。でも、大人になって現実を見る度に人は未来から夢を考える事がなくなってしまうんですよね。
心の疼きに従う
折角、夢ノートを作るのならば、あなたの心の疼きに従って書いてみて下さい。
出現する未来という本では未来から作る目標が下記のように書かれていました。
「人はたいてい、はっきりしてからでないと、思い切った行動を取り、全力を傾けることができません。
心の奥底にある目的がはっきりわかれば、焦点がレーザー光のように力強く一点に絞られます。白熱灯のようにぼやけていません。
心から熱望するものがあきらかになれば、ビジョンは明確になり、より大きくなり、大勢の人を巻き込めます。
そして、意志の強さにかわって、『他に何があるというのか』『これをやらずにはいられない』といった感覚が出てくるのです。」
あなたの疼きから目標を考えて行く事が大切なのです。
私の場合
私も夢ノートはわくわくしながら書いていました。
いま振り返ってみると結構書いた事が現実化しているなって感じですね。
もちろん現実化しなかった事も山ほどありますよ。
今はまだ時期が来ていないだけかも知れませんけどね。
でもね。
過去に書いた下記の目標は今の自分を形作っているんですよね。
- やりたい事を仕事にしている(コーチ、ライター、セミナー講師などなど)
- 年収いくら稼いでいる
- ひたすら今を楽しんで生きている
一方、当時は夢ノートの作り方があいまいで、やる事リストも夢ノートに書いていました。
やる事リストは当時の自分には必要だったのでしょうが、当時の未来である今の私から見ると人生になんの影響も与えていませんね。
2.私はから始める
夢ノートに書く目標って【私は】から始める必要があるんです。
アファメーションとは自分自身に対しての宣言文なんですよね。
だから、誰が何をするかを明確に書く必要があるという事ですね。
また、潜在意識は文章に感情表現があった方がより伝わる性質をもっています。
そのため、私はからはじまる感情表現を入れた文章を作ることが大切なんです。感情表現とはワクワクとかドキドキとか躍動的にとか自らの心の動きを表すことですね^^
3.現在形で書く
「私は~したい」という表現では潜在意識に目標達成をインプットすることは残念ながら出来ないんですよ。
なぜなら、潜在意識の特性として現実とイメージを比べてよりリアリティが高いほうをリアルだと捉える性質があるからです。
リアルだと捉えた方を達成するために潜在意識は働き続けるという事ですね。
「私は~したい」という表現では目標を達成したいという想いを持つ現状の自分でいつづけるよう潜在意識は働きます。一方、「私は~している」という表現では、潜在意識はすでに目標を達成している自分自身でいつづけるように働いて行くんです。
ここはとても重要な部分ですよー。
4.期限を明確にする
夢ノートの特徴は期限を明確にすることです。
潜在意識は期限を定めなければ作動しないため、期限を明確に定めます。
「私は2026年8月29日には書籍を出版して日々わくわくしながら仕事をしている」などです。
期限を明確に定めることで、潜在意識がその期限までに目標を達成するために働き始めます。
5.比較は避ける
夢ノートに人との比較は厳禁です。
人との比較を書いてしまうと潜在意識に誤ったメッセージを送ってしまうからです。
比較って相手と自分がいてはじめて成り立つじゃないですか。
例えば比較相手に勝つという内容をあなたが夢ノートに書いたとしましょう。
このように書くと相手に勝てていないあなたがより明確に潜在意識に刻み込まれてしまんですよね。
いくら一生懸命に夢ノートに書き続けても比較をしていては夢が達成するばかりか離れて行く結果になってしまいますからご注意くださいね。
6.感情をこめて書く
夢ノートに目標を書くときは あなたの感情をたっぷりと込めて書くことをおすすめします。
実際に夢が達成した時を想像し、その感情をじっくりと味わい、夢ノートにあなたの感情を込めて書き出して見て下さい。
ただ、業務のように日々淡々と夢ノートに書いていても、潜在意識には届きませんよー。
潜在意識は感情があって初めて動き出すんですから。
潜在意識って独自のルールがあって結構きかんぼうですよね(笑)
ただし、潜在意識の扱い方を覚えてしまえばとっても聞き分けがよくなってくれますよ。
7.秘密厳守
夢ノートは秘密にすることが鉄則です。
なぜなら、あなたの夢を批判してくる人があなたの周囲にはたくさんいるからです。
特に近しい相手であるほうが、夢を批判してくる可能性が高くなるんです。このような人々をドリームキラーと呼びます。
自分の価値観をあなたを想ってという理由で押し付けてくるんです。
- またそんな途方もない事を言って。現実を見てよ。
- 夢だけは大きいよね↷
- いい加減。いい年なんだから。
こんな風に近しい人から言われたら、いくら夢ノートに書いても潜在意識の花は枯れ果ててしまうことでしょう。
夢ノートに書いた内容を語っていい人はコーチのようにあなたの夢を全面的に応援してくれる人に限られます。
応援してくれる人に話をすると夢ノートの効果は倍増しますが、だれかれ話すのはやめましょう。
8.毎日書く
毎日書くことで夢ノートの効果は格段に高まります。
習慣化することで毎日あなたの夢を潜在意識に刻み続ければその分効果が高まるのは必然ですよね。
習慣化して初めてただのノートから夢ノートにバージョンアップできます。
真剣に夢と向き合い書き続ける事で種から芽が出てそれが大きく育ち続けて行くんです。
日々の習慣化こそ夢ノートの秘訣という事ですね。
Ⅱ.夢の実現を加速するためのモチベーションアップ方法
この章では夢の実現を加速していくためのモチベーションアップ方法について書かれた記事を紹介させて頂きます。
やる気を引き出すための方法論についてはこの記事にすべてを置いてきました。
ひとつひとつがとても効果的な方法です。
どれかひとつを身に着けるだけでやる気を容易に味方につける事が出来るようになって行きます。
この記事では即効性の高いモチベーションアップの方法をテーマとして記事を書かせて頂きました。
すぐにモチベーションを上げて行きたいという方におすすめの記事となっております。
Ⅲ.夢を叶えた偉人の名言から学ぶ行動のあり方
この章では偉人がなぜ夢を叶えられたのか?
彼らの名言から成功の秘訣を探って行きたいと思います。
その上で夢ノートを書くことがいかに大切かをお伝えして行きますね。
1.スティーブ・ジョブズの名言
他人の意見で
自分の本当の心の声を消してはならない。
自分の直感を信じる勇気を持ちなさい。
多くの人が子供から大人になるにつれて夢を手放して現実を見るようになってしまうのは、ドリームキラーや他人の声に影響を受けるからです。
ドリームキラーには悪気はないから始末に負えないんですよね。
コーチングでは自分の本当の声を疼きと呼んでいます。
疼きを信じて行動する勇気を持ってもらう事がコーチングの重要な役割のひとつです。
ビジョナリーピープルという永続的な成功をおさめた人たち200名のインタビューをまとめた本に、成功する人たちの唯一の共通点は心の中の小さな声に従い行動する事だと書かれていました。
これってめちゃくちゃ本質をついてるなって。
まさにその通り。
夢ノートを書き続ける理由もここにあります。
あなたの中の本当の心の声はまだ種火です。
この種火を絶やさず大きくしていくためには夢ノートにそそぐエネルギーそこが大切なんです。
2.福沢諭吉の名言
行為する者にとって、
行為せざる者は
最も過酷な批判者である。
この名言もまさにドリームキラーや無責任な批判者に充てられたものだということがよくわかります。
いつの時代にも自分は行動しもしないで行動する人に対して批判を繰り返す人がいたということですよね~。
確かに行動しなければ行動する人たちより当面のリスクという部分では少ないでしょう。
でもね、長いスパンで考えると変化を恐れて行動できない人たちは無限大のリスクにさらされているって事になんで気付かないのかな~!
こんな逸話を聞いたことがあります。
ゆでガエルの話
カエルを鍋の中のお湯に投げ込んだら熱くて一瞬で逃げ出すけれども、鍋に入れた水を徐々に熱して行くとカエルはゆでられている事に気付かずゆであがるまで微動だにしないと。
リスクを恐れて身動きが取れない人たちは自分たちがゆであげられるまで危険の中に足を踏み入れているのだという事に気が付かない人たちなんですよね。
そういう人たちを尻目に強い意志をもって行動し続けるには夢ノートの力がとても役に立つことでしょう。
だって、未来を軸に今を考える事が出来るって事は、客観的に自分たちがゆでられてるのが分かるって事ですからね。
おろかなカエル達でも自分たちがゆでられてるのが頭で理解出来ればそりゃ逃げ出しますよね。
3.岡本太郎の名言
人間にとって成功とはいったいなんだろう。
結局のところ、
自分の夢に向かって
自分がどれだけ挑んだか、
努力したかどうか、
ではないだろうか。
結局のところ、自分自身の人生に責任を持てるのは自分だけ。
自分自身の人生のハンドルを握れるのも自分だけにもかかわらず、他人の顔色を窺い人生を棒に振るってしまう人が多いという事ですね。
夢ノートを書き続けることの最高のメリットは夢が叶うからではありません。
夢を叶えるために挑戦する気持ちが日に日に大きくなって行くという事です。
夢ノートに書いたからといって失敗がないわけではありませんし、成功が確約されているということもありません。
しかし、夢ノートを続けて行くと、自分の人生のハンドルを自分自身で握れるようになって来ます。
この気持ちになることこそが夢ノート最大の特徴です。
そして、そういう気持ちをもって行動し続けている人にこそ勝利の女神は最終的にほほ笑むんでしょうね。
さいごに
私自身、コーチになる前から夢ノートを何冊も作り上げていますし、毎朝書き続けていました。
最近では瞑想に切り替えてしまいましたが・・・
夢ノートに書いたことが全部叶ったかと言えばそうではありません。
むしろ、叶わなかった事のほうが多いくらいです。
しかし、当然叶った事も数多くあります。
でもね、一つ言える事は、夢ノートに書き続けて行動したことで後悔したことはただの一度もないということ。
また、たったひとつの行動が人生を変えるほど大きな行動になったことがかなりあるという事。
おそらく、夢ノートに書かなければ手繰り寄せられなかったでしょうし、まず行動しなかった事なんて山ほどあるでしょう。
しかし、私自身自分の行動に後悔せず、ストレスも溜めず、少なからず現在満足した生活が出来ているのは夢ノートの影響があると考えています。
過去が現在に影響を与えるように、
未来も現在に影響を与える。
ニーチェ
上記はニーチェの言葉ですが、私たちは過去の影響に縛り続けられて生きています。
それは変えようもない事実です。
しかし、過去からの延長線上の現在を選択するのも自分。
未来の夢や目標から現在を選択するのも自分です。
- どうせ自分なんて
- 何をやってもダメだから
- うまくいったためしがない
なんて、過去からの現状に生きるのではなく
- なんだかワクワクするからやってみよう
- 根拠はないけれども自信があるから行動してみよう
- 失敗するかもしれないけど好奇心が抑えられない
すくなくともはたから見たら危なっかしいように見えるこういった生き方の方が人生を後悔せずに最高に輝きながら生きれると信じています。
そのためのツールとして夢ノートは必ずあなたの人生の貴重な財産となるはずです。
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