自己受容するために習慣化していただきたいたったひとつの事

このブログを書き始めたころからハウトゥ系の記事を中心に書き続けていました。ハウトゥ系の記事って書きやすいのですが、まぁ調べるものがいろいろあったり、同じ内容のことを別の視点から書いたりとなかなかに大変な作業なんですよね。

しかも、ハウトゥ系の記事を書こうとすると、なぜか改まってしまうというか。今書いているようなくだけた書き方が出来ないというか。そうそう。口語調で書けないんですよね。なので、どうしても肩肘張ってしまうというか。。。

なので、去年の後半くらいからはだんだんブログから遠ざかってしまっていました。でも、ハウトゥ系を書くのは嫌いじゃないんですけどね。自分の勉強にもなりますし・・・でも、ちょっと義務的な感じに疲れちゃってたのかも知れませんね。

で、せっかく私自身コーチをやっているわけですし、私の体験談とか、コーチとしてこんな経験しましたよとかもブログに取り入れていけばネタは増えるんじゃないだろうか?と考え今こうして自分自身の言葉として書いてみました。

当然、コーチとしての守秘義務は守りつつ、クライアントさんから許可をいただけた体験や、コーチとして得た統計的な情報は出来る限り実体験として書いていこうかなと思っています。

で、そんな感じで今回のテーマは自己受容のお話をしていければなと思っています。

自己受容とはありのままの自分を評価・判断なく受け入れるということです。コーチングを受ける多くの方はこの自己受容が出来ていないため、自らを必要以上に苦しめてしまっているんですね。かくいう私もコーチングを受ける前まで自己受容がまったく出来ていなかったので、他人事ではないんですけどね^^

そんな感じで今日のテーマは自己受容にしていきたいと思います。
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Ⅰ.そもそも自己受容ってなに?

そもそも自己受容って聞きなれない言葉ですよね。ちなみにカウンセリングやコーチングでの需要という意味は、

相手の言葉・感情などを、自分の価値観で批判したり評価をせず、そのまま、ありのままに受け入れること。

となります。自己受容とは上記の文章の「相手」を「自分」に置き換えてしまうということですね。

ここであなたは「?」とお感じになられたのではないでしょうか?

「自分の言葉や感情などを、自分の価値観で批判したり評価をせず???どっちも自分じゃん」って

確かにおかしな話ですよね。これでは自分の中に少なくとも評価・判断される側の自分と、評価・判断する側の自分の2人が同居していることになりますものね。

でも、思い返してみて下さい。あなたは自らの行動や感情を批判したり、否定したりする声を心の中で聞いたことはあるのではないでしょうか?

「そんなことは危険だからやめておけ」
「割に合わない」
「常識外れだ」
etc

かくいう私自身も何度もこれらの声を聞いていますしね。

これは脳が主に衝動や快楽を司る大脳辺縁系と主に思考を司る大脳皮質に分かれているからだと考えられています。大脳辺緑系が比較的古い脳で脳の奥部分にあるのに対し、大脳皮質は比較的新しい脳で脳の表面部分に位置しています。

堅苦しい話はここまでにしておいて、要は評価・判断される側が大脳辺緑系であって、評価判断する側が大脳皮質ということですね。

で、この関係をよーく見ていくとある関係性に似ていませんか?

そう。親子の関係性にそっくりだなと思いません?衝動や快楽のままに動く子供に対し、子供をきちんと育てなくてはと考える親の関係性に。

で、この心理学ではこの関係性をインナーチャイルドとインナーペアレントと呼ばれているんですね。

あなたの中にもいつまでも子供の頃のような自分と、それを評価・判断する親の自分が同居しているのです。

1.脳の中に同居するふたりの自分

さっきはあなたの中にふたりの自分がいることを先ほどお伝えさせていただきましたよね。自己受容が出来る人はこのふたりの自分の関係性がとてもいいんですね。インナーペアレントがインナーチャイルドを評価・判断なくただただ受け入れてくれる状況にあるんです。

だから、インナーチャイルドの自分がどのような気持ちや感情を持っても、その気持ちや感情を持っている自分を否定せずに、受け入れてくれます。なにがあっても、インナーペアレントはインナーチャイルドの見方なので、心の中で葛藤が起きないんですね。まるで優秀なコーチが心の中にいるような感じです。お得ですね^^

それに比べ、インナーペアレントがインナーチャイルドを評価・判断していたらどうでしょう?「また、いつものように逃げ出すのか?」「毎回行動が伴わない」「こんな気持ちを持つなんて情けない」心の中で日々このような評価・判断をされていては自己受容をすることなんて無理ですよね。

自分を受け入れられない人は、他人をも受け入れられません。だって、心に余裕がないのですから。だから、自己受容出来ない人は無意識的に人を遠ざけてしまいます。仮に人と仲良くなったとしても、頭の中のインナーペアレントが「本当に信用できるのか?」「裏切られるのでは?」「心の中ではよく想われていないのでは?」などと語りかけてくるんですから、心の休まる暇がありませんよね。

2.幼少期の体験がインナーペアレントをモンスターにする

インナーペアレントは幼少期の頃の親の行動や考え方から受け継がれていきます。親が口うるさい家庭に育ったのであれば、口うるさいインナーペアレントに。親が否定的な発言を繰り返す過程に育ったのであれば否定的なインナーペアレントに。親が不安ばかり口にする過程に育ったのであれば不安ばかりを口にするインナーペアレントに。

幼少期の最も身近にいた親からの影響をインナーペアレントは大きく引き継いでいます。だから、たとえ今、ご両親から離れて暮らしていたとしても、あなたの心の中にはいまだに強く親からの影響力が残り続けてしまっているのです。

あなたに住み付くインナーペアレントが、インナーチャイルドに対して批判や否定を繰り返していくのはこのような理由があったんです。大人になった今でもずっとインナーペアレントは評価・判断を繰り返し自らの自主性や可能性を奪ってしまっているのでせうから恐ろしいことですよね。

3.doingとbeing

コーチング用語でdoingとbeingという言葉があります。doingは行為、beingはあり方を表す言葉です。

私達は小さなころより何かをするという行為に対して褒められたり、叱られたりすることはたくさんありましたよね。でも、あなたがあなたらしくあるというあなたのあり方に対して褒められたり、叱られたりすることはまったくといっていいほどなかったのではないでしょうか?

あり方である性格や価値観を認めてもらうことって行為を認めてもらうことよりはるかに少なくなかったはずです。

私達の文化では行為を中心的に考えていて、あり方はそこまで重視されていません。だからこそなのですが、私達は子供のころから何かをする自分には価値があるけれども、なにもしていない自分自身には価値がないという烙印を自ら押してしまうんですよね。

これはあなただけではなく、多くの人に共通することです。

ということは、インナーペアレントも自分がなにか認められる行為をすれば褒めるし、失敗すれば叱ってくるんですね。なので、インナーチャイルドは目の前ににんじんをぶら下げられた馬のように絶えず行為を行う事にのみ意識が集中してしまうんです。

行為に意識が集中してしまうということは、何かをしている自分には価値があるという思い込みに支配されている状況です。そのため、他人と比較して優越感に浸ったり、劣等感にさいなまされたり、失敗すれば自己批判を繰り返したり、過度な思い込みによって自己否定を繰り返したりとストレスを抱えてしまうわけです。

回遊魚のように常に泳ぎ続けていないといけないという考えと、人に負けるわけにはいかないという考えを持ち続けているわけですから心の休まる暇がありませんよね。

4.ありのままの自分を受け入れるために

doingばかりに意識が向かっている状態は自らを疲弊させる原因になってしまうということを先ほどお伝えさせていただきました。でも、本当はdoingも大切な要素なんですね。doingがなければ人は意欲に燃えることも出来なくなってしまうわけで・・・

でも、なんでもそうなんですが、度が過ぎるとストレスになってしまうってことです。生活の全てをdoing中心に暮らしていたら心が休まらず、心身ともに疲れ果ててしまうことは目に見えています。

だからこそのbeingなんです。自己受容とはインナーペアレントがインナーチャイルドのあり方を全て受け入れていくことから始まります。

自分自身のいい部分も、自分自身の褒められるところではない部分も全ての自分を否定せず、ただ受け入れることが大切なんですね。(どうやったらインナーペアレントがインナーチャイルドを受け入れるようになるかは次の章でお伝えしますね。)

「そうだね。そういうこともあるよね。」

なんていうように、インナーペアレントが評価・判断することなくただただインナーチャイルドを受け入れて上げることで大きな変化が訪れます。 

それは「自分は自分でいいのだ」という安心感です。

5.完璧な自分である必要なんかない

doingを意識しすぎてしまうとより他者を比較対象としてしまい、より上を目指そうという気持ちが強くなってしまうんですよね。そうなると、競争社会の一員となってしまい、引くも地獄、進むも地獄のいばらの道に迷い込んでしまいます。

beingに意識を向けていくと視界は180度変わっていきます。どんな自分も自分だし、人と比較する必要もないということが実感出来てくるんですよね。人と競争するために完璧を目指さなくてもいいし、いい部分だけじゃなく、悪い部分も評価・判断なく受け入れることでらく~♪に生きられるようになっていきます。

人は人、自分は自分という境界線がはっきりと分かり、自分が自分らしく居続けることが最も大切であり力のかからない生き方だと気が付いてくるのです。

良い自分も悪い自分も評価・判断せずありのままの自分をただただ受け入れることで、自然と心にスペースが出来てくるのです。パンパンだった心が自己受容を行い続けることで次第に楽になっていくんですよね。

 
上記の記事では人との境界線の引き方に関して具体的にお伝えしております。
併せてお読みいただければと思います。

Ⅱ.自己受容するために習慣化していただきたいたったひとつの事

自己受容を行うためにさまざまな方法があります。その中でも今回紹介する方法はもっとも簡単であり、かつ効果的な方法です。この方法を習慣化していただくことで、インナーペアレントがインナーチャイルドを評価・判断する回数が徐々に減っていくことでしょう。

そのたったひとつの方法とは、「自らの感情に意識を向け受け入れるという事です。」

インナーペアレントが最も活動する時は、自らの感情が衝動となって表れている時です。とくに悲しみや辛さ、みじめさなど沈み込む感情の時に活発に活動します。

このような感情の時に、インナーペアレントに意識を向ける訓練をしてみて下さい。

「なんてだめな人間なんだ」
「いつも失敗ばかりしている」
「どうせいつものように運に見放されるんだ」
etc

などと、自分を卑下するトークを繰り広げていたらそこがチャンスです。

あえて、インナーペアレントの話をさえぎり、あなたが自分自身に

「辛かったんだね」
「さみしかったんだね」
「孤独だったんだね」
etc

などと意図的にbeingを需要する言葉をかけて上げて下さい。
そして、自分がいま抱えている感情を思う存分味わうことがポイントです。

悲しい感情なら悲しさを。怒りなら怒りを。嫉妬なら嫉妬を。
抑え込むのではなく感じてみて下さい。ここが最も大切な所です。

感情は抑え込むことでストレスになってしまいます。感情を十分に味わうことで
ストレスになる前に発散していくことが出来るんですよね。

始めは、感情に気が付かなかったり、中々意識を向けることが難しいかも知れませんが、慣れてくればすぐにでも意識を向けることが出来るようになります。

意図的に自分を受容する言葉を投げかけることを習慣化すると、インナーペアレントに変化が訪れてきます。今まで批判的だったインナーペアレントが受容的なインナーペアレントに切り替わってくるんですね。

そうなると、自然とインナーチャイルドと、インナーペアレントの関係性は良好になり、心の中の葛藤がなくなっていきます。こうなってくると、常に自己受容が出来ている状態になっていきます。

自己受容が無意識出来てくることで、あなたは自らを受け入れ、人をも自然と受け入れていく事が出来るようになります。そして、あなたの人生がとっても楽になっていくことでしょう。

 
上記の記事では別の視点から自己受容の方法をお伝えしております。
併せてご覧いただくことで相乗効果が期待出来ますので、ご一読下さい 。
 

まとめ

今回は自己受容についてお伝えさせていただきました。端的にいうと、自分自身の性格や価値観、考え方を意図的に受け入れる言葉を心の中でかけて上げることを習慣化すると、自然と自己重要が出来るようになっていきますよということです。

何かをした結果の自分だけでなく、ただただ、自分自身の存在を受け入れる言葉を心の中でかけ続けることを習慣化する効果は思いのほか大きいものです。対人関係やパートナーとの関係、家族との関係にまで多岐にわたり効果を発揮します。

自分を受け入れるスペースが出来ることで、他人をも受け入れるスペースが急速に大きくなって行きます。今日を境に自分を受け入れる言葉を意識的に使う習慣を取り入れられてみてはいかがでしょうか?きっとあなたの人生は大きく好転するはずです。

 
上記の記事では自分を高める方法としての自己受容のやり方を
詳しくお伝えしております。
 
併せてご覧いただければ相乗効果が期待出来ると思います。
 

コメント

  1. 石川 直美 より:

    初めまして。アドラーの心理学を調べていて、坪井さんのページに会いました。共感と共にとても興味が持てました。SNSでフォローさせて頂きます。講習会、勉強会などありましたら、教えて頂ければ有り難いです。

    • 石川直美さん
      始めまして。フォローありがとうございます。講習会、勉強会、コーチングの呼びかけは4月より本格的にブログで告知して行こうと思いますのでしばしお待ちいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。