社内で使えるプロの技術!部下を伸ばすコーチング3つの型

コーチングと部下

コーチングの技術を勉強してはいるのだが、なかなか使えないんだよなー。と思っているのはあなただけではありません。多くの人が同様の悩みを抱えています。

その理由のひとつとしてコーチングがもともと上下関係からなるコミュニケーションではないということが関係しています。対等な関係性でなければコーチングにはならないのです。

私たちは上司や部下、先輩や後輩、先生や生徒、親や子という上下関係のコミュニケーションが中心の世界で育ってきました。また、友人でさえも能力や学力、社交性などを加味して無意識的に上か下かを決めてしまう性質を持っているのです。

だからこそ、本当の意味で人と対等にコミュニケーションをするということがどのようなものかを理解出来ずにいるのだと言えます。

今回の記事ではコーチングの横の関係とはどのような関係かを知っていただき、仕事でコーチングをどのように活用していくべきかをお伝えしていきます。また、コーチングにおいて汎用性が高く、頻繁に使う型をお伝えしていきます。

コーチングとはどのようなコミュニケーションかを理解し、コーチングの型を特化して磨き続ければ、コーチングのスキルは飛躍的に伸びていきます。そして、いつでもどこでも使いたいときに本当の意味でコーチングを行うことが出来るようになることでしょう。

関連記事として職場の人間関係を劇的に改善するコーチング的攻めの聴き方6カ条も併せてご覧ください。2つを併せて読むことで会社内での人間関係がとても良好になると思います。

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Ⅰ.コーチングにおけるコミュニケーションの定義

コーチングの定義

コーチングにおけるコミュニケーションの定義とは【対等】の一言につきます。ただし、この対等とは肩書や役職が対等の相手としかコーチングの関係を築けないという意味ではありません。人の存在として対等だという意味です。

おそらく初めてこのブログを読まれた方には何を言っているのかが伝わらないと思いますので、コーチングにおける人の価値観についてまずはお伝えさせていただきます。何度も読まれている方はここは飛ばしてしまって下さい。

1.コーチングにおける3つの価値観

コーチングにおける価値観は主に3つあります。

  • being
  • doing
  • having

この3つがコーチングにおける3つの価値観です。それぞれ具体的に見ていきましょう。

コーチングにおける価値観その1.being(あること)

beingとは一言でいうならば自分らしくあることです。何に感動し、何に心が動き、どういうことに充実感を得るのか?地位や肩書やお金などで武装した自分ではなく、本当の自分そのものです。心から幸せに生きている人はbeingが満たされている人だと言えます。

コーチングにおける価値観その2.doing(すること)

doingとは一言で言うならば行為です。地位や資格、肩書を得るためにすることもdoingですし、自分らしくあるために自己研鑽に励むのもdoingです。自分の夢や目標に向かう行為もdoingですし、小腹がすいたからお菓子を買いに行くということもdoingとなります。

コーチングにおける価値観その3.having(もつこと)

havingとは一言で言うならば所有することです。doingによって得られたすべてのものをhavingと言います。地位や資格、肩書などもそうですし、勉強によって得られた知識などもhavingです。また小腹がすいた時に買ったお菓子などもhavingとなります。

2.対等なコミュニケーションはbeingを認めてこそ出来るもの

コーチングにおける対等なコミュニケーションとは、お互いのbeingを認めて初めてなりたつものです。だからこそ、doingやhavingでお互いが武装しながら向かい合ってはコーチングになりません。おおげさに言うならば50代の大企業の社長も、小学生も人の存在としては対等だという事です。

対等だという意識を相互に持つことがコーチングの鍵

何かが出来る相手、何かを持っている相手として人を見るのではなく、相手の存在価値そのものに焦点をあててコミュニケーションを取ることがコーチングの基本です。まさにお互いが相手のbeingに興味を持ち惹かれあう関係性こそコーチングにおける対等な関係だと言えます。

Ⅱ.聴くという事

聴くという事

コーチングにおいて聴くということは、世間一般で認識されている聞くという概念とは大きく異なります。コーチングにおいて聴くという技術は相手に寄り添うことを指しますが、世間一般での聞き方は相手と対立することを主とします。

①コーチングにおける聴く技術

コーチングにおいての聴く技術とは相手に寄り添うことを指します。具体的には相手の発言したすべてのことについて肯定していくということです。相手の話す内容すべてにおいて肯定をすることで、相手との間には自分をわかってくれているという信頼感が醸成されます。

もしも自分と意見が違っていたら?

相手が自分とは異なる意見を持っていたとしても同様です。相手から見た世界がどのようになっているのかを聴いて相手の立場となり肯定していくことが重要です。ここで大切なことは自分の意見を変えるということではありません。自分の意見は持ちつつも相手の世界観で話の全体像を見ること必要とされてくるのです。

②世間一般で認識されている聞く技術

世間一般で認識されている聞くということは、対立のコミュニケーションと呼ばれています。どういったことかというと、聞き手が相手に対してフィードバックする内容が対立となってしまう要素をはらんでいるからです。下記にいくつか例をあげましょう。

賛成・反対

対立のコミュニケーションとして、反対は誰しもが納得されるかと思いますが、実は賛成も同様だと言えます。相手の言っていることに、賛成か、反対かを言うことは、結果として自分が判断を下しているということになります。これでは、相手を信じていないのと変わりがないのです。

アドバイス

相手の意見に対して、アドバイスは大上段から相手に対して「あなたは無力」「あなたは力が足りない」といっているのと同じことです。自分の力を信じてくれる気ががないのだと相手には映ります。相手の言ったことに対して肯定をしていないので当然対立のコミュニケーションとなります。

解決策の提示

解決策の提示とは相手の課題を奪ってしまっています。アドラー心理学でいうところの課題の分離が出来ていないことを指します。これにより解決策を提示された相手は自分の課題に土足で踏み込まれたという不快感を心の中に生じてしまいます。よかれと思ってしたことが結果的に相手との対立となってしまうのです。

Ⅲ.相手にスポットライトを当てる

スポットライト

コーチングの関係でなによりも大事なことだといっても過言ではないでしょう。相手に対してスポットライトを当てるということは、自分の考えをすべて手放すということです。

一般的な会話では、人は自分自身にしかスポットライトを当てていません。人と話をしていても「次に自分はなにを話そう」「こういったアドバイスをしてやろう」「そういえば今日見たいテレビあったなー」などと受かんでくるのはそのためです。

この章では相手にスポットライトを当てるために意識をし続けていきたい心構えについてお伝えさせていただきます。下記にお伝えする内容はコーチング機関CTIの最も重視するコーチングにおける4つの資質です。

1.今この瞬間からつくる

今この瞬間から創るとはあらかじめ決められた計画やゴールをコーチがつくらずに、会話の中でまるでダンスを踊るかのようにクライアントと協働して活動していくようなものです。今この瞬間のエネルギーを最大限この場に出しきるような感覚と言えるでしょう。

2.その人のすべてに焦点をあてる

コーチはクライアントのすべてに焦点をあてます。目の前のクライアントはひとりひとりが無限の可能性を備えたヒーローであり、ヒロインなのです。だからこそ、相手に対して尽きることのない興味や好奇心を持つことが出来るのだと言えます。そして、目の前のクライアントから話を聞ける喜びに打ち震えるのです。

3.本質的な変化を呼び起こす

コーチとクライアントはただ話をして楽しければいいというものではありません。コーチはクライアントとコーチングを行うことで、クライアントの中に本質的な変化を引き起こす必要があるのです。例えば、コーチングを受ける前までは絶対に無理だとあきらめていたことが出来るようになったとなれば本質的な変化だと言えるでしょう。

4.人はもともと想像力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である。

コーチングを行うにあたりとても重要な考えです。この考えがなければクライアントは頼りがないものとコーチが思ってしまっても不思議ではありません。そうなると、コーチは課題の分離が出来ずにクライアントの課題に土足で踏み入ってしまうことになってしまうのです。そうならないためにも、コーチはクライアントの無限の可能性を信じ続けることがなによりも大切なのです。

Ⅳ.信頼関係こそがコミュニケーションの神髄

信頼関係

ここまで、一般の聞く技術と、コーチングの聴く技術の違いについて、そしてコーチングにおける心構えについてお伝えさせていただきました。

ここでひとつの疑問が生じるかと思います。それは、コーチとクライアントの関係でなければコーチングの能力は使えないのではないかと?

どうしても対等な関係になるのが難しい会社ではどのように使うのかと。この章では出てくる疑問についてお答えしていきます。

①上司と部下のコーチングにおける教育の心構え

多くの人が持っているコーチングに対する誤解のひとつに、自分の考えている方向に部下を誘導するという考えがあります。はっきりいいますと、この考えを持っている時点で部下の方とのコーチング関係は築けません。コーチングの前提である対等なコミュニケーション関係が取れないからです。では、この場合どうしたらいいのか?いくつか例を上げて行きましょう。

自分にコーチを付ける

部下を伸ばしたい。業績を上げたい。新人を教育しなければいけない。これらのことは、自分の課題です。アドラー心理学では自分の課題は自分にしか解決が出来ないものと定義されています。とはいえ、部下の課題は自分には変えられません。このように答えが出ない時はコーチをつけて自分として最善の答えを見出していくことが個人として取れる最高の解決策だと言えます。

部下の課題に立ち入らずに徹底的に対等な立場としてコーチングをする

コーチングのやり方は後述します。ここでは、部下の人の話題に徹底的に肯定するという姿勢で関わることについてお伝えします。もし、「会社を辞めたい」「部署を移動したい」「今のやり方が自分にはあわない」などと期待していた内容とは違った話が出てきてもそれを肯定しコーチングを行うことに徹してみて下さい。あなたの意見は部下の方には必要ありません。

どうして仕事と関係のない話に対してコーチングをするのか?

自分が教育をするというのは自分の課題です。しかし、部下の人の課題はまた違う物かも知れません。コーチングは人に自分の課題を押し付けるものではありません。だからこそ、部下の人を教育するという意味においては期待外れに思われるかもしれません。

しかし、部下の人の立場からしたらどうでしょう?自分の取り留めもない話を真剣に聴いてくれる上司がいたらどう思いますか?そして、自分の本質的な問題まで解決出来てくるのですから、部下の人からしたらとても尊敬できる上司に移るのではないでしょうか?

だとしたら、業績を伸ばすためにあなたが一生懸命仕事に取り組む姿勢を見たら部下の人はどのように行動してくれるでしょうか?きっと、あなたが指示を出すよりもはるかに強力的に動いてくれるのではないでしょうか?あなたの部下の方のことは私には分かりませんがどう変わると思いますか?

②上司と部下の仕事上のコーチングの心構え

先ほどは部下の人に教育の一環としてコーチングをしようとした時の例を挙げさせていただきました。今回は仕事上での部下の人との関係についてです。

失敗をした部下に対してどのように接するか?

このような時にこそコーチングの技術はいかんなく発揮されます。通常であれば、叱るか、改善させるかといったように、こちら側から支持をだすといった感じでしょう。コーチングの技術を理解していれば、相手の課題に立ち入ることはせずに、どのようにしたらこの失敗の経験を活かせるかな?または、この失敗をどう対処したらいいと思うかな?などと聞いていきます。

指示を出さずに部下の人に考えさせることでよりよい結果を導く

最後まで相手の課題を取り上げず、相手を信頼する姿勢こそがコーチングの原点です。このようなコーチングを通して部下の人は自分自身の可能性を最大限に広げられるチャンスに恵まれるのです。ということは、今後の仕事で同様のミスが減るばかりでなく、思いもかけない成果として結果が現れる場合もあるということです。

人の可能性は無限にあるからこそ、人の可能性を低く決めつけてはいけない

部下の人が今時点としてあなたより能力が低いのは当然と言えば当然です。仕事に費やした時間やモチベーションの違いもあったことでしょう。しかし、あなたが優秀なコーチとして接していけば、部下の人の能力は無限大に伸びていける可能性に満ちているということです。社内における通常のコミュニケーションでコーチングの技術を使えばいくらでも可能性が広がってくると言えるでしょう。

Ⅴ.社内で使えるプロの技術!部下を伸ばすコーチング3つの型

コーチング3つの型

この章ではコーチングの技術について紹介させていただきます。コーチングの技術については過去にもいろいろと取り上げていますが、今回のテーマは社内ですぐに使えるコーチング技術の型をお伝えしていきます。

難しい内容を1から10まで覚えていくよりも、簡単で強力な技術に絞ってお伝えすることで、明日からでも使えるようにまとめさせていただきました。とはいえ、コミュニケーション能力の向上と言う観点から見たらとても強力な技術であると言えるでしょう。

1.ラポールを築く

ラポールを築くとは信頼関係を築くということです。ラポールを築くためには相手に対して同調していくことが最も早い近道だと言えます。この章では、ラポールを築くための技術についてお伝えさせていただきます。

①ミラーリング

まるで鏡に映したように相手の表情や動作に合わせていく技術です。ミラーリングを行うことで心理学でいう同調効果が働き、相手から信頼を得ることが可能となっていきます。ただし、相手の一挙手一投足をまねるのでは、不信感を持たれてしまいます。ここぞという重要な時に相手の動作に合わせた動きをすることがミラーリングでは求められます。

②ペーシング

ペーシングは相手のペースや声のトーン、息遣いや呼吸に合わせて話をしていくことです。この技術も同調効果が働き相手との信頼関係を作り上げるのにとても重要です。

③相槌

コーチングでは、通常の会話よりも少しだけ相槌に意識を向けて話をすることがポイントです。相手の感情や表情に合わせて相手に伝わるように少しだけ大げさに相槌を行うのです。そうすることで、相手は聞いてもらっているという安心感を得ることができ、より安心して話をすることに集中できます。

④バックトラッキング

バックトラッキングとはNLPの手法です。詳しくお伝えすると相手の話をおうむ返しして相手に反していく方法です。例えば、相手が「天気がいいよねー」といってきたら、おなじく「天気がいいねー」と返答するようなことです。これもミラーリングと同様やりすぎると不信感を持たれてしまうので、要所要所で使うよう心掛ける必要があります。

2.傾聴の技術

傾聴の技術とはコーチングにおける根幹となる技術だと言えます。コーチングは傾聴に始まり、傾聴に終わると言っても過言ではありません。コーチングで使う傾聴の中でも特に覚えておいていただきたい傾聴を下記にまとめさせていただきました。

①内的傾聴

自分の心の声に意識を向けている状態を指します。セルフコーチングをする時にはとても役に立つ傾聴となりますが、人と話をしている時に内的傾聴になってしまうと、人の話を聞けていない状態だと言えます。話す相手にスポットライトを当てていないと内的傾聴に戻ってしまいます。自分の声が頭のなかで響いている時は内的傾聴です。会話時に内的傾聴化を意識することが重要です。

②集中的傾聴

話し相手にスポットライトを向けている状態です。好奇心をもち相手の話を聞いている時は集中的傾聴になっていると言えます。相手の話に食い入るように聞いている状態だと言えるでしょう。初めのうちは、相手に対して心の中で「前へならえ」をしてみて下さい。集中的傾聴の状態に切り替わりますので。なれるまではこの方法を行ってみて下さい。

3.コーチングの技術

今回はより実用的に説明は極力省き要点だけをお伝えしていきます。また、コーチングを行うのであれば、あらかじめ自分自身でどのようなテーマでコーチングをするかということを決めておいて下さい。コーチングと言っても数分の立ち話から、個別で数十分単位のマンツーマンで行うことなど様々でしょうが、どのコーチングでも心の中ででも構いませんのでテーマは決めておく必要があります。

①拡大質問

「具体的には?」「他には?」「それはいつごろ?」「それで?」「どこで?」

相手のエピソードを深く掘り下げていく質問です。拡大質問は様々な種類がありますが、とりあえずはこの5つの質問さえ覚えておけば、相手の話をより深く聞いていくことが出来るようになります。

②相手の主題を尊重する

あくまでも話のスポットライトを浴びせるのは自分ではなく、相手であるという認識を常に持ち続けることが必要です。

③コーチングのハンドルを握る

スポットライトはクライアントに浴びせていても、コーチングのハンドルを握るのは自分自身です。より深く聞きたいなと思った内容を深堀りしていってください。

④視点変換

「理想的な未来ってどのようになっているの?」と聞いて、相手に話をしてもらった後に、「その未来に進むには今どうしたいとかいう目標とかってあるの?」

「今までで一番充実していた過去ってどんなとき?」と聞いて、相手に話をしてもらった後に、「将来同じような気持ちを味わうなら今どのようにしていきたいとかってあるの?」

未来や、過去の気分が高まることを想像してもらい、そのようになるにはどうしたいのか?という事を聞いていきます。こうすることで、潜在意識から相手の本質的な目標が抽出されます。まずはこの2つだけ覚えて使いこなしてみて下さい。これを使えるだけで立派なコーチングになります。

⑤認知

私は認知の技術こそコーチングにおいて、いや、すべてのコミュニケーションを通して最強の技術だと考えています。認知については、ご紹介!対人コミュニケーション最強のコーチング技術30選!をご覧ください。

簡単に説明しますと、相手のbeingについて自分からどのように映るかを伝える技術です。「とても人が好きなんだなーって心底伝わってくるよ。」などです。

⑥反映

反映は催眠でも良く使われます。相手がより深いトランス状態に入りイメージを膨らませるために重要な技術だと言えます。こちらから映る相手の姿やあり方を口に出して説明することです。「なんだかとても悲しそうな表情になったけどどうしたの?」などです。初めは見やすい顔の表情を反映してみることをお勧めします。

⑦励まし

コーチングにおける励ましたは、「励まし+そう感じる理由」のセットです。例えば、「君なら絶対出来る。なぜなら人一倍努力をしているのを私は見てきたから。」などです。

⑧比喩

比喩のスキルは相手の潜在意識にすんなりと入っていける言葉になります。お笑い芸人の突っ込みなども比喩のスキルを使っていますよね。コーチングとして比喩のスキルを使うなら「なんだか心にある湖が悲しみで満たされているように感じるよ」「胸の奥にエネルギーが充満されたような感じだよね」などです。

⑨要望or挑戦

コーチングを終了する前に必ずやっていただきたいことです。相手に対して要望や挑戦を伝えるということです。相手には、はい、いいえ、逆提案があるということを伝えておきます。例えば、「明日から毎朝10分早く出社するっているのはどう?」などです。

相手のコーチングで出てきた内容に合わせて作り上げることが大切です。無理にこちらのやってほしいことを伝えるのではありません。あくまで相手がやりたいけど出来ないなどといった内容を見極めて要望や挑戦を伝えることです。

⑩確認

コーチングにおいて、重要度を数値で表すならば、コーチングをしている時の重要度は2です。相手が挑戦や要望を行っている時が6です。そして確認が2です。確認とは相手に対して要望や挑戦した内容をどのように知らせてくれるのかを確認する作業です。これにより、相手は要望や挑戦を行うことが必須となるため、全力で取り組む姿勢に向かっていくのです。

まとめ

今回はもっとコーチングの技術を絞ろうと思ったのですが、コーチングの10個の技術は連動しているため、これ以上絞れませんでした。ただし、この10個が出来るようになれば、社内でのコミュニケーション能力は必然的にあがり、且つ、組織全体としてのポテンシャルも上がることは間違いありません。

コーチングの能力は一見難しそうに感じられるかもしれませんが、相手の立場に立って、自分の意見はまじえずに聴くことに徹するという意識があれば必然的に出来てくるものです。あとは、上記の技術をひとつひとつ自分自身のコーチングに取り入れて作り上げていって見てください。

参考文献

  • プロのコーチング・スキル 播摩早苗 PHPビジネス新書
  • ミルトン・エリクソンの催眠療法入門 金剛出版
  • コーチング・バイブル ヘンリー・キムジーハウス キャレン・キムジーハウス フィル・サンダール